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2013.12.19

「イギリスで認知症“国家戦略”を考える」を視聴して

Nhktv


 2013年12月9日は、NHK教育放送で「イギリスで認知症“国家戦略”を考える」を家内と一緒に見ていました。

シリーズ認知症“わたし”から始まる
町永俊雄リポート イギリスで認知症“国家戦略”を考える

http://www.nhk.or.jp/heart-net/tv/calendar/2013-12/09.html

 軽い認知症と母(88歳)が診断されてはや5年。12月20日の介護調査や介護認定でどう判定されるのかわかりませんが、家族としては「認知症はかろうじて進展していない。」と思います。

 日本では今や「認知症800万人時代」と言われ、大変な社会問題になっています。しかしまだまだ認知症に対する偏見や、社会全体での支援の仕組みが確立されているかと言えばそうではありません。

 イギリスでも深刻な問題のようです。番組ではキャメロン首相が登場し「かつてはがんが大きな社会問題。次にHIV問題。今や認知症問題です。国家予算で3兆円も費やしながら成果があまりあげられていません。財政難で国としても経済支援は難しいが、国民の声も聞いて有効な手立てはすべて行いたい。」とのことでした。

 番組を視聴して感じたのは、日本とイギリスの認知症に対する取り組みからの違いでした。

 「日本ではデータとして語られている。認知症の人が800万人になった大変だ。というベースにあるのはデータのことばかり。

 イギリスでは、認知症当事者の声や、ケアしている家族の声をベースに認知症対策が立てられています。「当事者視点のアウトカム評価」「早期に診断されたか」「将来を考える機会を得られたか」など、直接、本人を調査するものです。
それを国家戦略までにしよう」というところです。

 アドミナル・ナースと言う人たちが活躍されていました。認知症の家族を抱える家族を支援する看護資格を持たれている相談員ですね。多くは民間のNPOなどで運営されています。

 あるプロサッカー選手が認知症になり、その介護を通じて得られた経験で組織ができ、認知症の人達と、それを支える家族のサロンができ、それぞれを支援する仕組みづくりです。
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 人間としての尊厳を保ち、とじこもらずできるだけ外出して刺激を与えること。原則は日本もイギリスも同じですね。うちの母(88歳)も介護予防通所リハビリに週に2回、デイサービスに1回、はりまや橋商店街での買い物と活き活き100歳体操(介護予防体操)に1回連れ出しています。そのやりかたは間違ってはいなかったんですね。

 トイレが自分で出来ることも人間の尊厳であると思います。母は、8月の尿失禁以来なかなかオムツ式パンツを外せません。来年こそ外せるように叱咤激励をしていく予定です。

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