なんだかおもしろくない年末に
沖縄県の普天間基地撤去問題が、結局名護市辺野古地域に代替え基地をこしらえることでとりあえずは決着した。
そのショックもある中で、安倍首相は現職首相で7年ぶりに靖国神社に参拝しました。これも「どうだかな」のニュース。悦に入るのは1部の回顧主義者の日本人だけ。近隣国は非難ごうごうではないか。善隣友好が外交の基本でしょうに。当面中国・韓国との外交面での関係改善はより難しくしくなりました。
これより1月半前に、米国のケリー国務長官とヘーゲル国防長官が来日し、日本政府の外務大臣と防衛大臣との「2+2」の会談を行いました。その折は、千鳥か淵の戦没者慰霊所へ花束をたむけました。明確な米国政府の意向(靖国神社を認めない)が2人の米国政府閣僚にはありました。
今回は「同盟国」のアメリカまで不快であるとの異例のコメントが出される始末。なんともめんどうな問題を安倍首相はこの年末にまた1つ起こしましたね。この靖国参拝は「国益」にとってはどうなのでしょうか?マイナス面が大きいとわたしは思いますね。
中国や韓国は露骨に嫌がってますから。米国まで不快感をすぐに表明しました。こちらがよかれとしたことが、相手は嫌だということを強引に強行することが国益になるのかどうか?冷静な議論が必要でしょうね。考えるだけで面白くないテーマです。
12月6日には、国民の知る権利を制約することに将来なるであろう「特定秘密法案」が国会で強行採決されました。まさに「政府によるテロ」が始まりました。のんびりしていた人よしの日本国民は、まさに「騙し打ち」に遭いました。クーデターが起きたようなものです。
日本国が安倍晋三首相のお蔭で、どんどん「面白くない国 日本」になるつつありますね。これはなんとか阻止したい。日本は「多彩で」「面白い国」でなければならないのです。
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