特定秘密法案強行採決は、政府のテロです。
先日ある新聞社の記者が取材に来られました。取り組んでいる地域防災関係の取材かと思いきやさにあらず。特定機密法案についてのコメントを求められました。
11月と言う月は、300M四方の高知市二葉町から出られない私にとって、とってもせわしく多忙な月でした。県外出張があり、地域防災関係の行事が7つもありました。ただ参加すれば良いものではなく、事前の準備と事後の総括も含めると20日以上関わっていました。
月曜と金曜は超高齢の両親のケアがあり、リタイヤしていませんので仕事もしています。個人的な事情(公共的な地域防災活動も含め)で忙殺されている私には「特定秘密法案」は、他人事で、なんか国会審議しているなと思いきや、あれよと言う間に強行採決されてしましました。
こんな生煮えの国会審議があるのでしょうか?騙し打ちではないかと思いました。7月の参議院選挙で安倍首相は地元候補者の応援で高知市へ来ました、わたしも身に行きましたが、特定秘密法案のことは一言も言いませんでした。
→個人ブログ記事「安部晋三首相が高知市へ来ました。」
昨年の総選挙でも自民党は一言も「特定機密法案」についてはコメントしていません。衆議院選挙と参議院選挙の時の自民党の政策ビラにも書かれていませんでした。つまり全く国民に信を問うことは何もしていない唐突な法案審議でした。
記者の方に一言で言うと特定秘密法案はなんですか?と問われました。いくつか文言を考えていましたが(画像参照)私は「政府によるテロ」と回答しました。
国会審議や民主主義的な手続きを無視したテロ行為であり、国民不在のクーデターであると私は思います。国論を分裂させ、日本国がより弱体化する悪法です。
現状の法体系で」何が問題なのか?国家機密がダダ漏れなのか?それすらわかりません。
たとえば次世代の水素カーをトヨタが開発しています。1私企業の技術ですが、世界をリードする大変な技術です。冷戦崩壊後米国のCIAは公然と産業スパイ行為をしています。そうした日本の国益に反する行為を取り締まるために特定機密法案があるというんもであれば、まだわかる。全然正体がわからないのです。
とにかく日本国民の安心・安全を「政府に白紙委任」することなど出来ません。安倍内閣は悪法を直ちに撤回すべきです。そうしないと日本国は滅亡します。
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