« 父(94歳)も母(88歳)も元気に通所リハビリへ行きました。 | トップページ | 野良犬メディアは面白い。 »

2014.01.21

読売新聞のコラム「地方選を悪用するな」は笑止千万だ

Yomiurinews120_r


 沖縄県名護市の市長選挙で、辺野古沖合への米軍基地反対を表明した現市長が、基地建設推進の賛成派候補者を大差で破りました。そのことに関して、2014年1月20日の読売新聞に、政治部次長松永宏朗氏は「地方選を悪用するな」と奇妙な文章を書いていました。

「日本の平和と安全に欠かせない在日米軍基地の確保も、あらゆる経済活動の基盤となるエネルギー源の確保も「国家としての存立」に関わり「全国的な視点に立って」行われるべきものだ。」

「地方の首長選を国政の是非を問う機会ーいわゆる「住民投票」のように発想するのも間違いだ。」と基地推進派候補が大敗したのが悔しいのか、やや冷静さを欠く文章ですね。

 読売新聞は東京都知事選挙でも危機感を感じたらしく、松永氏はこう述べられています。

「残念なのは、行政府の長を経験した元首相2人にこの認識がきわめて乏しいことだ。」

「原発ゼロでも日本は発展できるというグループと原発なくして日本は発展できないんだというグループ争いだ。」(小泉元首相)

「原発の問題は、知事として非常にやりがいのある仕事だ。」(細川元首相)」

 よほど悔しいのか松永氏はこう言い放っています。

「原発政策を左右したいのなら、新党を作って、国政選挙で国民に問えばよい。

 地方の首長選を悪用してはならない。」とのことでした。

 今まで地方の首長選挙を悪用してきたのは、歴代の自民党政権でした。原発立地をするために、原発推進の知事や市町村長を延々と支援していたのは政府・自民党でした。選挙の結果「民意を得た」とどんどん原子力発電所を建設してきたのです。

 東日本大震災でその構図は崩れ、福島県民は福島第1原発の事故で未だに20万人以上の県民が自宅へ戻れません。福島県も市町村もほとんど「原発廃止」を訴えています。

 これほど日本だけではなく、世界に「迷惑をかけている」原子力発電所からつくられた電気を1番消費しているのは巨大都市東京です。東京都知事が「生活のありかたを考えよう」「環境と共生を考えたら原発は不要である。」と考え民意を問うことは「きわめて健全な民主主義のあり方」ではないかと思います。

 

|

« 父(94歳)も母(88歳)も元気に通所リハビリへ行きました。 | トップページ | 野良犬メディアは面白い。 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/11475/58980234

この記事へのトラックバック一覧です: 読売新聞のコラム「地方選を悪用するな」は笑止千万だ:

« 父(94歳)も母(88歳)も元気に通所リハビリへ行きました。 | トップページ | 野良犬メディアは面白い。 »