細川知事誕生で原発0に
いよいよ東京都知事選挙が始まりました。四国の田舎者の300M四方のづ束町から出られない私には投票権がないのでもどかしい。今回の選挙は猪瀬前知事が在任1年足らずで政治資金疑惑で辞任し降ってわいたもの。
いろいろ些末な揚げ足取りが行われていますが、わたしは細川氏を断固支持します。東京から「原発0の環境モデル都市」になっていただきたいと思うからです。
毎日新聞記事にあるように1月14日に出馬の意思を明らかにし、23日の選挙スタートですから、出遅れ、準備不足は否めない。後だしじゃんけんをするような余裕などなかったはずですね。
従来原発問題は、地方の田舎の原子力発電や核施設の立地したまちでの問題にすぎませんでした。国の命運を決める大事な問題を、地方の自治体の首長選挙や議会選挙で決めてきました。今頃になって読売新聞政治部が「地方選挙を悪用するな」などと戯言を言っておりますが、地方選挙を悪用して来たのは政府・自民党だったことを忘れているらしい。
今回電気の大消費地である東京都知事選挙で、原発の是非を問うことが争点になることは喜ばしい。1地方に押し込められていた原発問題が東京都民の選択で決定するんですから。ようやく東京も「当事者」になりました。
沖縄県名護市の市長選挙で辺野古基地建設反対を表明していた稲嶺氏が大差で当選したので、読売新聞(安倍政権の御意見番・番犬ではないかと思う節がある)政治部はわざわざ政治コラムを書きました。
個人ブログ記事「読売新聞のコラム「地方選を悪用するな」は笑止千万だ」
http://dokodemo.cocolog-nifty.com/blog/2014/01/post-073b.html
細川―小泉の「2トップ」にたいし、あれこれ誹謗中傷は尽きないと思います。対米従属路線の権化であった小泉純一郎氏は信用できない。細川氏は9か月で総理を放り投げた人と言う誹謗はつきまといます。
だが細川氏は鎌仲ひとみ監督作品である「六ヶ所村ラブソティ」を見られたと言いますし、小泉氏は「10万年後の安全」を見て、実際にフィンランドの施設見学までされておられます。
「原発0に」ということをかつては日本国の総理大臣をされた2人が揃って訴えることはとても大きな出来事であると思います。あれこれ言わず細川さんを支援いたしましょう。
宇都宮さんは真摯な人です。どうか宇都宮さんを応援されている人たちは、細川さんを誹謗するような言動は慎んでいただきたい。批判の矛先は安倍晋三ファシスト政権に向け、「独自の戦い」に専念されるようんびお願い申し上げます。
話題の細川―小泉の「2トップ」ではありますが、現状は升添候補の圧勝が現実です。それは公明党が名護市と違い本気で支援していますし、東京五輪特需で自民党のゼネコン・ネットワークも機能するでしょうし、連合東京も升添氏を支援しているからです。
サッカーで言えば後半43分、後2分で試合終了まで追い込まれています。細川さんの「出遅れ感」は否めず、支援体制も十分とは言えません。
なにより反原発陣営が1本にならなかったことが痛いですね。宇都宮氏の支援者たりは相変わらず細川氏の誹謗中傷を辞めませんし。ファシスト政権の思うつぼにはまっていることすら気が付いていません。
でも2トップの「攻撃力」を信じましょう。どんなに守備が固めようとも遠目からの弾丸シュートやドリブルの切れ込みと、2トップのワンツープレーで「流れを変える」ことは可能です。高校サッカーの決勝戦のようになれば最高ですね。
http://dokodemo.cocolog-nifty.com/blog/2014/01/post-0f75.html
枡添さんの都知事より、細川さんの都知事が断然面白い。
田舎者は細川都知事の誕生を願っています。
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