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2014.01.25

記録映画「標的の村」を鑑賞しました。

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 昨年20年ぶりに家内(那覇市出身)と参加した沖縄県人会の忘年会。記録映画「標的の村」のご案内もあったこともあり、1月23日午後8時上映分を県立美術館ホールへ鑑賞に行きました。
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 高知県民100人ぐらいが参加していました。4回の上映会で400人程度は鑑賞に来たようです。
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 ロビーでは米軍機墜落による被害の記事や写真が展示されていました。その昔には米軍機が小学校へ墜落炎上し、多数の児童と教員が亡くなった痛ましい事故もありました。
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 また10年前の2004年には普天間基地に隣接する沖縄国際大学へ米軍海兵隊ヘリが墜落炎上した事故もありました。日本国内での事故にも関わらず、米軍は現場を閉鎖。地元警察や消防署の現場検証すらさせず、墜落したヘリの残骸もすべて持ち帰り操作にも非協力的でした。主権もなにも全くこれではありませんね。

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 記録映画「標的の島」は、沖縄県北部の東村・高江の集落や人々の日常生活が克明に描かれます。ある住民は路地で野菜を栽培し、奥さんが自然食レストランをやっている。子供も6人いて豊かな自然なかで遊んでいる平和な生活。

 それが突然に防衛施設局と工事業者が現れ、集落のすぐ近くに、ヘリパット施設を数か所建設すると言う。当然地域住民は反対の意志を明確にし、集落の決議をし、当局と掛け合いましたがらちがあかない。

 「米軍のことですので、どのような訓練内容なのか把握していません。」という防衛施設局の幹部たち。日本は主権があるのでしょうか?

 画面はいきなり工事が始まったことに抗議し、集落の住民たちが座り込み活動をしていました。しかし工事業者は押し寄せ、押し問答を繰り返す。

 突然座り込みしていたひとたちに裁判所からの呼び出しがありました。なんと工事を強行する国側が住民を排除するために訴訟を起こしました。それは「SLAPP裁判」といい、「国策に反対する住民を国が訴えること。力のある団体が個人を訴える弾圧・恫喝目的の裁判の事です。アメリカの多くの州では禁止されています。」

 座り込み運動している住民が訴えられ、突然被告に。それは大変な精神的な苦痛を伴うものでした。でも地域は分断も諦めることもせず座り込みを続けました。

 それは東村・高江の集落にはおぞましい歴史がありました。返還前の1960年代には、米軍の訓練用に「ベトナム村」がこしらえられ、高江の住民はベトナム人役で軍事訓練に参加させられました。

 ジャングルでのゲリラ対策訓練と、反米勢力が潜む村を攻撃する訓練を米軍はしていたのです。多くの日本国民が全く知らないことでした。
 
 しかも樹勢豊かなやんばるの樹木にに、ベトナムで使用した枯葉剤を使用し訓練もしていました。当時訓練に参加されていた元海兵隊兵士の証言があり間違いありません。

 東村・高江地区のヘリパットは、オスプレー用に集落を取り囲むように設置される予定とか。昼夜を問わず離着陸訓練をし、かつての「ベトナム村」のように、村民の家屋を「標的」に降下訓練が行われる妥当と、住民は話します。

 絶望的な状況ですが、徐々に支援の輪が人がり、座り込む人たちも増加してきました。

 オスプレイが沖縄へ配備されるという2012年9月29日にはついに沖縄県民の怒りが爆発。米軍普天間飛行場のゲート4か所をすべて閉鎖し、車をバリケード代わりにして座り込みをしました。

 座り込みは22時間も続きましたが、大量に動員された警察により排除されました。そして頭上にオスプレイが舞い降りて来ました。

 普天間飛行場を見下ろすビルの上から悔しさを露わにする東村・高江の住民たち。しかし子供たちが言いました・「お父さんやお母さんたちが座り込みが出来なくなったら、私たちがやる。ヘリが自宅や学校の上を飛んだら勉強なんかできないから。」と力強く言いました。

 沖縄県名護市の市長選挙で辺野古基地反対派の候補者が圧勝しました。根強いしなやかな反対運動を続ける市民各位がたくさんおられるのです。
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 映画は楽しく歌い踊る人たちを写していました。いつまでもいつまでも反対運動は米軍基地がある限り続けられます。決してお金で買収されるような人たちではありません。
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