今年の活動目標の設定のために市防災部署と懇談しました
今年は二葉町自主防災会結成7年目。一昨年に下知地域13の自主防災会が連合し、下知減災連絡会を結成して2年目。地域の念願の下知コミュニティ・センター(津波避難ビル・収容所施設を兼ねる)が開所して1年となります。
今後の活動目標を設定する参考意見を聞くために、2月20日に高知市防災政策課を訪問し、意見交換をしました。こちらの意見と参考意見を列記しました。→は参考意見です。
1)下知コミュニティ・センターで。「泊り込み・避難所開設訓練」を行いたいと思います。「女性の視点からの避難所開設」など。相談窓口をご指示ください。
。→5月以降に対応。人事異動が落ち着くのは5月連休明けなので。再協議です。
2)「住民発意の浮体式構造物」の実証実験をするにはどうすればいいのか。
東京大学目黒教授にも協力をお願いしたい。連絡先等を教えていただきたい。
→可能であれば浮体工法考案者の小谷鐡穂氏と共同開発いただきたい。
→東京大学目黒研究室の大学院生を紹介いただきました。関連資料を渡しました。
3)二葉町と仁淀川町との交流も今年で4年目。「具体的な」成果を上げたい。借用した空き家や休校施設などを「みなし仮設住宅」として整備資金を供与していただきたい。
疎開保険も考案中。
→検討課題ではあるが、県の動きとも連動すべきであり、なかなか踏み出せないところはあります。二葉町の「想い」は理解しているので時間をいただきたい。
4)下知地域などは。かさ上げ土地整備、立体換地をすすめるめに具体的な防災都市整備を公表すべきではないか。その場合に地域住民の合意形成が必要。
「地域内連係協議会準備研究会は」2月12日開催。次回は3月12日開催予定。
→当然防災部署も出席すべきである。ただ3月12日は市議会も開催中なので、管理職の出席は難しいと思う。
5)高知市消防分団員は、火災現場においては「準公務員扱い」。障害保険も入っている。
火災現場で死んだ場合3000万円が支払されると聞きました。一方自主防災会は何の保証もない。無保険状態。なんとかならないものか。
→保険は市民皆入っているとは思う。当然防災訓練時は掛けている。実際の災害時の共助活動となるとまた別なのか、同じでいいのか即答は出来ない。調査してみます。
6)低地の市街地に住む市民に希望を与える地域再生プラン。事前復興計画を公表すべき。
→当然そう個人的には思いますが、そうなると市長見解で出さねばならず簡単ではないでしょう。下知地域の人達の想いは当然で、最終目標を示すことは個人的には必要であるとは思います。
7)受援力(支援を受ける方法手段)を開発すべきである。
→当然必要であると思います。行政も自主防災会も受援力を意識した活動をすべきであると思います。
今すぐ劇的に状況が変わることはないでしょうが、二葉町自主防災会や、下知減災連絡会、下知コミュニティ・センターの活動目標の方向性は確認できました。
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