第3回地域内連係協議会・準備研究会が開催されました。
第3回地域内連係協議会・準備研究会は、2014年4月9日(水曜日)午後6時半より下知コミュニティ・センターにて開催されました。
まず呼びかけ人の西村健一と・国見俊介よりのプレゼンテーションが翁割れました。
何故に「下知地域内連係協議会・準備研究会」を着想し、呼び掛けたのか。会合のねらいと、設計思想と方向性の説明。具体的な行事の説明(事例)の提示。今後の展望とねらい。今後の予定などについて。説明をしました。
「東日本大震災で甚大な被害を受けた罹災地も、そのままの地域でかさ上げして地域を再建するのか、高台へ移転するのかなかなか合意形成が住民同士でできず、行政も手をこまねいていて、地域の再建は簡単にはできません。
下知地域も南海地震が起きれば、地域の再建は容易ではありません。「地震に備える」ためにも「事前復興」「事前防災都市計画」の議論を地域で盛り上げたいと思います。」(西村)
「防災という観点で地域で取り組んできましたが、いつも集まるメンバーは同じで活動をやればやるほど少なくなるもどかしさを感じて来ました。もっとも活動していただきたい年代の人達を振り向かせるにはどうすればいいのか。それを常に考えて来ました。
地域の情報を共有化すること。お得な情報もお互いが受発信すること。それが大事です。」(国見)
続いて出席者各位の自己紹介・活動の紹介を1人 2分以内でおこなっていただきました。それぞれの団体、グループの活動履歴が良くわかります。初参加の方もおられました。
「地球33番地の近くに有る場所でデザインやクラフトをしています。これまではどうしても参加できませんでしたが、今後は参加していきたいです。
「町内会長をしています。皆の意識を高めていくことには毎度苦労しています。いろんな町内会の取り組みを聞いて参考にさせていただきます。」
「マンション自主防災会をしています。前回の会合の時に地域での情報供給をしていくと言われていました。賛同します。」
「小学校のPTAとマンション自治会の役員をしています。マンションの周りの地域とのつながりを今後持ちたいと思い参加しました。」
「昨年結成したばかりの自主防災会活動をしています。下知地域で連携していく会合は必要であると思い参加しました。」
「会社が下知地域にあります。仕事を通じて地域貢献せよとの社風です。地域の防災会の人達と連携して取り組んできました。」
「地域には活発でない町内会もあり、自主防災会がない町内もあります。そのテコ入れは必要であると思います。」
「市地域防災推進課ですが、浸水予想地域での津波避難ビル指定の活動に全力を挙げています。課内は人事異動がありましたが、下知担当には引き継いでいくようにします。」
「地域コミュニティ推進課では、近い将来地域活動応援隊を市職員をこしらえ、地域の皆様のコミュニティづくりをサポートします。」
「下知地域の民生委員をしています。地域には欠員が出ているところもあります。」
「社会福祉協議会ですが、今NHKドラマで「サイレント・プア」をやっています。視聴すれば社会福祉協議会の役割がよくわかると思います。また高知市内を4つのブロックに分け「地域福祉コーディネーターを複数配置し相談事に対応しています。」
「警察組織のなかにも災害対策課ができました。防災・防犯はことが起きてからの対処も大事ですが、予防も大事です。地域とのつながりが大事です。」
「1人暮らしの高齢者が増えています。ヘルパーや訪問看護だけでは見落とすことも多いです。地域との連携が求められます。」
「地域に貢献する立場の企業の一員で参加しました。」
「社会福祉協議会は60年の歴史。民生委員は96年の歴史があります。地域社会は少子高齢化が進展しています。みなで助け合う社会を再構築しなければなりません。」
そして討議事項として「準備研究会から準備会にすることの可否について」が世話人から発議されました。
この点に関して「準備研究会」になった場合についての説明 地域コミュニティ推進課より詳細な説明がありました。規約をこしらえたり、事業計画を立てたり、役員人事などが必要になるということです。布師田、土佐山、浦戸などの先行している地域連携協議会の規約や活動内容も説明がありました。
また活動エリアを「昭和小学校校区」とするのか「行政区の下知(しもじ)地域」とする場合の地図も示された。
意見交換の結果、異論はなく、参加者全員一致で、次回から「地域連携協議会準備会」に転換することへの賛同が得られました。
次回「下知地域内連係協議会・準備会」の予定
5月14日(水曜日)午後6時半より 下知コミュニティセンター3階C会議室
→今後は、毎月第2水曜日の夕方に開催するようにします。
→準備会になった場合は、規約づくり、会の名称、事業計画、役員人事なども議題に なる予定です。
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