泉谷しげると夏木マリは面白い
昨年なんの間違いか紅白歌合戦に出場して、相変わらずの悪態をついていた歌手の泉谷しげる。今は歌手と言うより個性派女優となった夏木マリの対談。NHK Eテレの4月17日(木曜)「ミュージック・ポートレート」は面白い番組でしたね。
http://www.nhk.or.jp/portrait/index.html(番組HP)
青森出身の泉谷は、父親が職人で1旗上げるために上京。目黒区に住んでいた。時代の影響でエレキギターを購入し、熱中していたが自宅が全焼。入学した高校へにもなじめず中退し、バイトしながら音楽活動へ。しかしなかなかデビューできず悶々としていた。やがて「音楽プロジューサー」と名乗り才能あるアーティストに接近。便乗デビューを果たす。
若い頃から忌野清志郎と連携していたようです。そのなかで生まれた曲が「春夏秋冬」。この人はこの1曲で十分であると思いますね。
一方の夏木マリ。父親はお堅い勤労者だったらしいが、東京から大宮へ転居。環境になじめずいじめっ子になっていたときに救ってくれたのが音楽。父親もクラッシックが好きで家でピアノを弾いていたらしい。
GSの追っかけなどをしているうちに、自分の歌手になれば知り合えると思いデビュー。歌謡曲の歌手になるが売れなかった。魂を揺さぶられたアーティストは、ジャニス・プリンであるとか。このも意外でした。
やがてセクシー歌手でデビューし、そこそこ売れましたがほどなく売れなくなりキャバレー周りの歌手を8年もしていたそうです。それ後女優に転身。個性ある縁起で注目された存在に。
2人とも「時代の子」であり素直に影響を受けていたことがわかりました。なかなかの秀作番組でしたね。
4月24日に続編があるようです。こちらも見逃せないですね。
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コメント
意外にも 夏木マリ は 苦労人
絹の苦労人 絹の靴下を はく 生活では なかった
投稿: 野良の三毛猫 | 2015.08.15 00:44