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2014.05.16

第1回地域連携協議会準備会が開催されました

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 2014年5月13日午後6時半より、下知コミュニティ・センター3階会議室Cにて「下知地域内連係協議会第1回準備会」が開催されました。5月は総会シーズン。そんなこともあり、出席者は20人でした。
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 3回の地域内連係協議会準備・研究会の世話人であった西村と国見より、3回の会合の総括と準備会設立に至る経緯の説明がありました。

「下知地域内で活動している団体・グループ・個人・企業などの情報を共有化するために、下知版「あかるいまち」のような広報誌を出したらいいと思う。9400世帯の下知地域に全戸配布し、各団体・グループの行事日程を掲載し、地域全体の情報にする作業も必要です。」(西村)

「昭和小防災プロジェクトやのれん33番地(現在参加129軒)などの活動をやってきました。防災でがちに真面目にやり過ぎると気がついたらいつものメンバーになりかねません。むしろ今日の会合に参加していない人たちの中に下知の地域資源の人がいると思います。気軽に参加できる仕組み作りが必要でしょう。(国見)

 今回の参加者は、自主防災会、小学校PTA役員、町内会役員、民生委員、社会福祉協議会、地元密着型企業、社会是正活動、文化活動をされている人たちでした。市役所は、地域防災推進課の下知担当と、地域コミュニティ推進課の再構築担当の皆様が出席しました。地元市議の高木妙さんと地元県議の坂本茂雄さんも出席されました。

「子供たちの見守りと自宅のあるマンションの自主防災会もやっています。自主防災会のほうは発足したばかりで参加者が少ないです。職場と自宅の往復。地域の情報は学校を通じてだけでしたが、地域のいろんな方面の情報がこの会に参加して入るようになったので良かったと思います。」(小学校PTA役員)

「町内にある作業用品販売店に、ステンレス製の靴の中敷きを見つけました。瓦礫の中を移動するとき、くぎなどを踏んでも大丈夫です。こうした企業の参加も必要でしょう。」(自主防災会役員)

「担当地域に10日ぐらい連絡が取れない人がいる。との連絡を受け調査しました。幸い無事でした。隣近所の声掛け、見守りはこれからますます大事です。」(下知担当民生委員)

「地域のつながりと連携が社会福祉や介護予防の観点でもますます重要になります。」(社会福祉協議会)

「3・11以後業界で取り組んでいることが再評価されました。今後も地域密着型企業として地域の皆様と連携していきます。」(地元企業)

「高齢者が多い世帯なので回覧板や文書を回しても判子だけ押印して中味を見ていない人たちが多い。町内会の担い手不足は今後ますます深刻です。」(町内会役員)

「地域の保護司と言いましても知らない人が大半です。社会的にも大事な業務であることを地域の人達に知っていただくには地域内連係協議会は大事であると思います」(社会貢献活動をされている人)

「下知地域にある美術館として、地元を意識した活動をしたいと思っています。美術館へ通勤していますが、お昼のランチタイムへどちらのお店へ行っていいのかわからない。喫茶店でもモーニングサービスにお味噌汁が付くのも地元では当たり前でも、県外の人からするととても珍しいことですね。いろんな視点で下知を見直しましょう。(美術館・学芸員)

「昨年防災士の資格を取りました。昨日下知コミュニティ・センター運営委員会総会がありました。地域部会・図書館部会・防災部会とも活発な活動をされています。今後も住民の皆様と市政とのパイプ役として活動してまいります。(高木妙・市議)

「地域の交通安全指導員、下知減災連絡会事務局、下知コミュニティ・センター運営委員会副会長として地域内で活動してきました。地域の横断的な組織である地域内連係協議会は必要です。」(坂本茂雄・県議)

「孕より北の津波浸水区域内29の小学校区域の避難ビル指定の業務をしています。下知地域は4人の担当者でやっています。」(高知市地域防災推進課)

「市街地域での地域内連係協議会の取り組みは、初めての事例でもあり、難しいところもあります。しっかりと手順を踏んで再構築の取り組みも含めしていきたいと思います。」(高知市地域コミュニティ推進課)
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 参加者がひととうり「地域連携協議会に対する私見」を述べていただいた後に、地域コミュニティ推進課より、今後の準備会のスケジュール案や下知地域の「行政との関係を持ちながら様々な活動をしている団体」、「認定要綱」の説明が行われました。
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 下知地域のエリアについて、行政区の下知地域と小学校校区と多少のずれがあることも説明がありました。
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 その後意見交換会をしました。

「夕涼み会を昭和小学校で開催し、同時に野外映画会をしたらどうか。地域の連携を深める機会になります。」

「子ども向け、大人向けの上映会のコストを地元にあるシネマ四国で調べました。おおむね20万円前後はかかります。」
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「フェスティバル江陽では城東中学校の吹奏学部の演奏会をやりました。そしたらその父兄が来ます。またヒップ・ホップダンスもやりました。盛り上がりました。」

「試写会は無料と言う事例もあります。絵本の読み聞かせとセットで出来るのではないでしょうか。」

「こうした場所での議論は大事でしょうが、下知地域をより知るために現地へ出掛け、話を聞くウォーキングもすればいいのではないでしょうか」

「とりあえずはいいんでしょうが、10年後。20年後のことも想定した取り組みも必要であると思います。」

「親交期(地域内の活動主体が相互に知る、理解する。地域の課題を把握し、共有する)の活動がとても大事であると思います。」
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「炊き出し訓練用に乾燥食材の開発の動きも具体化しています。その食材を食べながら交流をするのもいいんではないでしょうか。」

 5月14日は、今後の良い方向を感じさせる前向きな、ユニークな意見が出ました。

 会合は午後8時半過ぎに終了しました。次回会合は、6月11日(水曜)午後18時半からの予定です。

 

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