こどもの日はうちでは「爺さん婆さんの日」です
今日は「こどもの日」うちは子供たちが独立して出て行っているし、子供たちには未だに伴侶がおらず、孫たちもいないので無縁な出来事になっています。
それで父(94歳)の体育活動、リハビリとして朝はゴルフ練習場に来ています。雨のせいか多くの人たちが来ています。調子よく父は球を打っていました。
晴耕雨読で父が球を打つ間は読書タイム。前回に引き続いて立花隆氏の「読書脳」(文芸春秋社・刊)を読んでいます。書評で立花氏はこう書いています。
「インターネットをうまく利用すれば、たしかに質が高い情報に出会うことができる。しかし実際には、みんな自分がわかりそうな低品位の情報だけを選び、自分と同類の人だけ交信し合う結果、「バカはバカとだけ交信し、もっとバカになるという低レベルの情報平準化現象が起きている。
結局「インターネットは世界を白痴化させるシステム」になっているのだ。
「ヘッドライン(だけでわかったつもり)症候群」「チェック(しなきゃ)症候群」「コメンテーター症候群」「根拠なき権威症候群」などたいていの人が思い当る症候群だろう。」(P58)
言いえて妙というのはこのことでしょうね。「スマホに夢中で赤ちゃんずれの母親に席を譲らない人でなし」や、「歩きスマホ」とか、「ヘイトスピーチしている人たち」なんぞもこの類でjはないでしょうかね。
結局「異論を根気よく聞いて対話する努力」をしなければ、同調ばかりで楽な方向に行くと、情報機器で「余計にバカになる」と言うことですね。わたしなんぞも「思い当たる」ことばかりです。
父(94歳)は早い昼食をとった後、午後からは母(88歳)と一緒に介護予防通所リハビリへ行く予定です。午前中はゴルフ・リハビリをしたので、今日は1日体育の日ですね。
「今日は何ぞね」
「ジョイリハの日よね」
「お爺さんも一緒かね。」
「お爺さんも一緒よね」
「このバックはなんぞね重たいか?」
「お爺さんとお婆さんの着替えがはいっておるがよ」
「えらい重たい。いらんがやないかね。」
12時10分過ぎに介護予防通所リハビリの送迎車が来ました。小雨ですが両親は元気に行きました。何よりです。午後4時半過ぎに戻ってきます。今日は雑用の整理日です。
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