朝日新聞の原発特報記事には驚きだ
2014年5月20日から始まった朝日新聞の福島第1原子力発電所の故吉田昌郎所長(2013年死去)が、政府調査・検証委員会の聴取に答えた「吉田調書」の内容を披露した記事には驚くばかりですね。
20日では「放射性料の低い福島第1原発敷地内に一時退避。様子を見て収拾作業を開始する。」と吉田所長が指示。
ところが原子力発電所に勤務していた東京電力の社員650人が、吉田所長の指示を無視して、バスで福島第2原発へ退避していた。驚愕の事実です。
韓国のフェリー沈没事故で、船長以下乗り組員の大半が乗客の救助をせず1番さきに退避しました。同じことを福島原子力発電所でも起きていたんです。深刻なのは周辺住民にその事実が知らされず、今の今になるまで公表されてこなかったことです。
朝日新聞の5月20日の記事、21日の記事とコラムの天声人語も淡々と書かれていて、それゆえに驚愕の原発事故の実態が明らかになりました。わたしも朝日新聞は定期購読していませんが、昨日今日とコンビニで購入し読みました。
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