下知減災連絡会2014年度総会が開催されました。
2014年7月6日に下知コミュニティ・センターで、下知減災連絡会の2014年度総会がありました。
総会の前に高知市役所地域防災推進課の下知地域担当者より「昭和小学校校区津波避難計画について」の説明が半時間程度ありました。
「現在高知市では29小学校校区が津波浸水地域になっています。それぞれの地域で津波避難計画を策定しています。下知地域は自然地形の高台の皆無で低地であるため、住民は津波避難ビルに手早く避難することが大事です。」
「南海トラフ巨大地震は最大の想定の場合は、M9・1で最大震度は7です。また津波は30分程度で下知地域に到達します。揺れの直後の10分間では何もできません。避難行動は残された20分間でいかに津波避難ビルに駆け上がるかが勝負です。時間はありません。」
「津波避難計画もつくれば終わりではなく、二次避難や、災害復興への道筋など議論を重ねて行く必要があります。そのための1歩であります」との説明がありました。
下知減災連絡会第3回総会が、13の自主防災会が3人の代議員を出していますので、定数が39人。出席が委任状を含め28人で過半数を満たしていますので、総会は成立しました。議案は坂本事務所長と国見会計担当が読み上げ審議されました。以下の事項が全会一致で採択されました。
第1号議案 2013年度事業について
第2号議案 2013年度決算及び監査報告について
第3号議案 2014年度事業計画について
第4号議案 2014年度予算について
第5号議案 2014年度役員選任についてです。
そのほか近くに自主防災会が結成されます南宝永町やアルファステイツ東雲などもオブザーバー出席をされておいました。
各単位防災会の訓練日、研修日などを下知減災連絡会傘下自主防災会各位で情報を共有化する試みとして、「下知地区防災カレンダー」も随時作成することも確認されました。
また8月31日の高知県下一斉防災訓練については、下知減災でも「情報伝達訓練をやろう」という方向になりました。
| 固定リンク
コメント