認知症重度化予防実践塾を受講しています。
わたしが書いていることは、今ベネッセなどが「個人情報の漏えい」で大騒ぎをしていますが、そんなものの物の数ではない究極の個人情報です。でもわたしは「認知症」で悩み、苦しんでいる全国各地の多くの介護されているご家族のために、敢えて書きます。私の場合はごく軽度な認知症の事例に過ぎません。
でも認知症は「人ぞれぞれ」であり、個性があります。一律に普遍化できない大変さがある難病であると思います。1例として参考になればと思い敢えて投稿しました。
母 西村春子(88歳)の動向について
2014年7月11日(金曜)から7月17日(木曜)の間の、水分補給量、便通を記録しました。便通は本人申告によるものですが、今一つ信頼度はありませんが、家内とも確認しています。便秘も下痢状態もありません。
7月15日(火曜)に、主治医の横田哲夫医師(横田胃腸科内科)の月1度の診察も受けました。血圧は130-60。不正脈やむくみもなく、内臓的な疾患はなく健康体です。
昨年7月の暑い時期に、夏バテ傾向になり、運動不足でべたべた昼寝をするようになり、運動機能障害(ロコモ)になっていました。尿失禁が酷くなり、パンツ式のおむつにその頃からしました。食欲も運動能力も夏は落ちます。
母(87歳)はロコモティブシンドロームかもしれません(2013年7月30日の記事)
http://dokodemo.cocolog-nifty.com/blog/2013/07/post-8bce.html
対策として昨年から、通所リハビリ施設を週1回から2回に増やし、水曜日に、1日ディ・サービスへ通所させることにしました。ケアマネージャーの下村恵子さんの助言があり、手続きをしました。
水分補給も通所リハビリやディ・サービスではきちんと出来ていますが、自宅にいるときはなかなか水分補給が難しいのが現実です。
また母は脊椎間狭窄症とすべり症(整形外科診断・MRIによる)を起こしていて、慢性的な腰痛があります。診察した整形外科医は母が高齢者であることから手術を進めませんでした。
それで母の運動機能を低下させないように、通所リハビリ(週2回)と1日ディサービス(週1回)と、近所の美容室へ散歩がてらシャンプー・ブローに連れて行っていますhref="http://dokodemo.cocolog-nifty.com/blog/2014/07/post-2159.html">金曜日には、私がはりまや橋商店街での活き活き100歳体操(介護予防体操)へ連れて行っています。日曜日は、。
元気は元気で、母は未だにすべての歯があり、常食で身の回りのことは自分で出来ます。なんとかオムツを外したいとは思いますが、腰痛で足の筋力が低下しているので、尿意を感じたら、即失禁していることが多いようです。(昼間はなんとか失禁はしませんが)
食事内容も1日の3食を書く宿題もありました。家内も一緒にフルタイムで店で働いています。母の場合は、朝はパン食。昼間は主に私が冷凍食品をレンジでチンして温めるだけの食事。夕方は家内が奮闘して料理をしていただきます。
母はなんとか毎日適度に歩いて足腰の筋力がつけば、すべての問題が解決します。自宅と会社が同一の比較的恵まれた環境にありますが、私も家内も小さな会社の経営者であり、仕事も多忙です。また95歳の父も6年前に脳血管障害で倒れ、身体麻痺はないものの、後遺症から慢性腎不全と失語症になっています。
到底24時間介護など出来る筈はなく、生活の糧である仕事をしフルタイムでながら、両親の健康寿命を延ばす方策を、「いかに手抜きで、楽に出来るのかテーマです。
主治医の横田先生は以前「医療の各種データの最高齢は85歳です。私らが医大生時代は75歳でした。」と言われました。確かに医療機関のデータも85歳が上限です。
という事は、今年で父は95歳、母は88歳(11月で89歳)となりますから、医療データの上限年齢85歳を既に2人とも超えています。まさに前人未到の世界です。体は健康でも認知症にはなるでしょうよ。
今回の宿題提出を元に、来月の8月11日に「認知症重度化予防実践塾」の講師である金田弘子先生の指導があることでしょう。何を指摘されるのか、介護医療分野の「しろうと」の私には荷が重い。果たして厳しい指摘に耐えられるのか。
仕事もせわしく、地域の活動も地域防災も、地域連携協議会準備会も多忙。それプラス「認知症重度化予防実践塾」のお勉強。とっくの昔に「能力の限界」を超えております。
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