第3回認知症重度化予防実践講座を受講しました。
3回目の認知症重度化予防実践講座(8月は台風で中止)を受講しました。家族の参加は私も含め3人で、後は介護福祉の専門家(ケアマネ。介護士、社協など)です。
今回は、参加者の事例発表があり、講師の金田弘子氏(島根森本外科)が、講評をされていました。
各参加者(介護施設・ケアマネージャー)の事例発表を聞いていますと、「認知症の症状は各人様々。とても個性的である。」ということがとてもよくわかりました。
持病があり、脳梗塞から認知になった人。癌と共存している人。家族関係が上手くいっていない人。様々でした。一律に「こうだ」ということはなかなか言えないし。掴めません。
ただ金田さんがまとめられたことで印象に残った文言が幾つかありました。
「生活全体のアセスメントが必要である。認知の高齢者の人生があり、全盛時代を知ることで、対話の糸口がわかり、認知症状改善の手掛かりになる場合がある。」
「家でも施設でもよく転倒される人の多くは、脱水症状(血液どろどろ)になっている。」
「身体機能の活動低下が、認知機能の低下に繋がっています。」
「認知症の人の全盛期を知ることで、コミュニケーションが取れるように繋がりました。」
「特養と小規模多機能施設は相互の連携が必要です。チームケアですね。また通所ケア施設は家族との連携を築く必要があります。」
とにかく事例発表を聞いていまして、水分補給がいかに大事であるかが、あらためてよく理解できました。通所施設側にも協力いただいて、母の水分補給にも配慮いただく必要があると思いました。
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