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2014.10.17

わたしはプロのライターです

 実はわたしは毎日日にち文章を書く仕事をしています。専門分野の「錆対策」についての文章です。


会社のサイト(http://www.nc-21.co.jp/)を見られた人から質問が来ます。そして質問に回答分を書きます。「読者」はただの1人。でも真剣に文章を書きます。例えばやりとり文章はこんな調子です。


(質問その1) ↓


数あるホームページのある中で、弊社サイトを閲覧いただきありがとうございました。お買い上げありがとうございました。 また質問もいただきました。担当の西村健一と申します。


■お問合せ内容:


先日貴社から製品を購入した者です。日曜日の早朝、早速車に塗布しました。なかなか乾かないのでしばらく放置し、先程見てみると、ベタベタでまだ乾いていません。


よくある質問(http://www.nc-21.co.jp/faq/index.html)を拝見したところ、配分ミスでしょうか。大きく狂ってはいないと思ったのですが。。


ちなみに48時間経っても乾かない場合でも、乾けば防錆効果があるのでしょうか。また、万が一乾かなくて塗膜を一度撤去する場合はどうするのが効果的でしょうか。ご指導よろしくお願いいたします。


(回答)


塗装されて48時間経過しても塗膜が乾燥していない場合ですが、考えられる要因はいくつかあります。


1)A液・B液を正確に混合しなかった場合。


→A液のみ、B液のみを塗装した場合は、二液混合型塗料ですので、未来永劫乾燥しません。これはありえないでしょう。


→極端に混合比率が偏っている場合も乾燥しずらいとは思います。


この塗料の場合は、基剤・硬化剤という表記ではなく、A液・B液という表記です。体積比率で、1対1で混合されておれば、塗料は反応硬化し乾燥するはずです。


2)厚塗りをしてしまった場合


→この塗料は、薄く引き伸ばして塗装するタイプの塗料です。 それはこの防錆塗料がが錆層深く浸透し、錆を固めます。使用量は㎡あたり90gであり、膜厚も25μと薄めです。この塗料は、刷毛塗されますと2液混合型のエポキシ塗料でありながら刷毛さばきが軽く、サクサク塗装できます。


→錆び対策をご心配されて、一度にぶ厚く塗装される方もおられます。


蛍光塗料が含有されているとはいえ、素地が塗装後も見えます。無意識的に厚塗りする場合があります。錆が透けて見えてしまいます。それが不安になりつい厚塗りをしてしまうのではないでしょうか?厚塗りは必要ありません。「塗漏れ」がなければこの防錆塗料は、錆層深く浸透し、錆を抑え込み、ちゃんと「防錆」の効果を発揮します。


以前私も錆びていた金属の棚をこの防錆塗料で塗装したことがありました。


http://www.nc-21.co.jp/faq/cat30/000387.html



↑ の塗装面を見てもおわかりのように、錆びた箇所がそのまま塗装後も現れます。 普通の顔料入りの錆止めであれば、赤錆色の塗料で塗装するので、錆びた箇所は隠ぺいされます。


ついうっかり厚塗りしてしまいますと、乾燥硬化に思わぬ時間がかかります。


上記の金属の錆びた棚もわざと厚塗りをして、たれるぐらいの厚く塗装した部位もありました。厚塗りしますと時間がかかりますが、時間をかければ乾燥硬化はすると思います。


→万が1乾燥しなくて塗膜を撤去する場合ですが、乾燥していなければ、ラッカーシンナーなどで拭き取りますと除去できます。


→厚塗りをされて「半渇き」状態のようでしたら、場合によっては1週間程度お待ちになられたほうが無難です。 乾燥すると思います。乾燥に時間がかかりましても乾燥硬化し、塗膜を形成しておれば錆止め効果はあります。


(質問その2)


海沿いにある自動車整備工場ですが、建物の屋根部分に使用しているボルトに防錆処理を施そうと考えているのですが、良い方法やアドバイス等いただきたく、ご連絡差し上げました。 お忙しいところ恐縮ですが、よろしくお願いいたします。


(回答)


お写真も添付いただきありがとうございました。 様子がわかりました。 セッパン屋根は錆びてはいないようですが、留め金金具のボルトが錆びているようですね。金具がステンレスではなく亜鉛メッキなのでしょうか?  

亜鉛メッキであるとすれば、海辺では10年持たないでしょう。    

取りあえずの応急処置です。    
錆落とし作業をワイヤブラシなどで頑張ってします。   
錆止めは弊社の防錆塗料を刷毛で入念に塗装します。   
上塗りは、手持ちのウレタン系塗料(車用の塗料で可)を塗装されてください。    
この防錆塗装で5年程度は持つとは思います。  

根本的には屋根の留め金金具をステンレスに交換すべきではないかと思います。樋なども留め金金具(リング)も亜鉛メッキ製であれば、ステンレスにすべきでしょう。  

防錆塗装で10年程度維持したい場合は、錆落とし作業をされて、
浸透性エポキシアルミ厚膜塗料を3回程度塗装されてください。   

防錆塗料の情報です   

浸透性防錆シーラー   http://www.nc-21.co.jp/products/pd_02_01.html 
    
浸透性厚膜エポキシアルミ塗料  http://www.nc-21.co.jp/products/pd_01.html


てな具合です。毎日日にち上のような文章を書いています。相手も異なれば、地域も対象物も異なります。難しいですが、とてもやりがいがあります。すべてに回答できるものではなく、私の守備範囲外の質問もありますから。率直に「わかりません」と回答しています。


私の回答に満足され、納得いただきましたお客様からは防錆塗料のご注文をいただきます。同様に最近はお電話での問い合わせが増え、そのまま注文いただくこともございます。


私は35年前にある塗料メーカーに入社しました。メーカー時代は主に建築現場に使用される塗料販売を担当していました。事情があり実家へ戻ってからは、防錆塗料に特化した営業活動を展開してきました。錆対策にはかなりの場数を踏んでいます。


その「ノウハウ」が私の「売り物」であります。「防錆屋」というホームページを開設して以来全国各地の人から「錆対策」についてのご質問がありました。北海道から沖縄までです。


北海道の漁業の方からトラックの荷台の錆についてのご相談があり、次に沖縄のダイビングのサービスされておられる人からは、お客様とボンベを運ぶ車の錆対策のご相談があります。


北陸の方からは、雪道走行時の道路に撒かれる凍結防止剤(塩)で車が錆びるのでその対策はないかとか。信越のきのこ栽培の方からは栽培用ハウスの鉄骨の錆対策でのご相談がありました。


屋根の錆対策、家屋の錆対策や車やバイクの錆対策のご相談は毎日日にちあります。それについてたった1人の読者を対象に真剣に回答分を書く毎日です。


個別の問題をそのまま表記することはできません。問題を一般化して書き直したのが、「よくある質問」(http://www.nc-21.co.jp/faq/index.html)です。


最近の問い合わせをされる皆様は、「よくある質問」を熟読され、その上の疑問を問い合わせて来ます。ですのでレベルがこちらも上がりました。


理想を言えば電話相談でも、1回1コイン(500円)くらい徴集できないもんでしょうか?弁護士のように30分のご相談で1万円くらいの相談料はいただきたいとは思いますね。そうなれば少しは浮かばれますが・・。


防錆塗装のプロですから、専門知識が正当に社会に評価されたいと思います。

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