下知地域内連携協議会の規約について
「おたがいさま」の地域をこしらえようと思い、2014年10月8日に高知市で下知地域内連携協議会を発足させました。
まず高知市下知地域(9400世帯・人口2万人)は、海抜0メートル地帯。高台はなく海や川に囲まれた低地の市街地。土質にも注目していただきたい。埋立地であり軟弱地盤です。
そのことを念頭に下知地域内連携協議会の「規約」づくりもしました。とにかく立場も考え方も、構成メンバーの年齢も異なる下知地域内の団体。グループ、企業、個人に参加していただきたいからです。
それゆえ規約作りについては執拗に以下の文章を挿入しました。
「第5条(運営)
「協議会の運営に当たっては、互いの立場や意見の違いを考慮し、異論を排さず、真摯な姿勢で活動区域の住民相互の連携と友好親善を尊重することとする。」
「第17条(会議の原則)
「協議会のすべての会議は、異論を排さず少数意見をも尊重し、立場の異なる会員の意見を傾聴することに努め、常に原則公開し、徹底した議論で合意形成を図ることに努めることを原則とする。」
地域の団体やグループや企業や個人が一堂に会して、意見交換し、事業を協力し合いながら、新たな地域のつながりをこしらえていく。
市民自治の基本となることを、足元の自分が住んでいる地域から再構築していく意義は決して小さくはないと思います。
日本の社会でも世界の潮流でも自分たちと価値観の異なる人を敵視し、排除し攻撃することが露わになっています。それは何も生まず、憎悪だけが再生産されます。
狭い身近な地域の再生を行うことに、今日からスタートします。「青い鳥は身近なところにあった」と思いますので。
面白いこと、楽しいことを地域で皆の力で実現すればよろしいかと思います。
今晩は、下知地域内連係協議会の、第1回役員会が開催されます。
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