沖縄の民意は基地負担の軽減化です
16日投票の沖縄県知事選挙。予想どうり翁長さんが圧勝しました。投票比率は翁長51%、仲井真37%、下地9%でした。わたしの個人の希望では、7対3.もしくは6対4で翁長さんの圧勝と観測していましたが、意外に仲井真さんが差を詰めていました。
基地移転に曖昧な下地さんの10%の得票が、本来翁長さんところへいくべきでした。だが辛勝ではなく圧勝には間違いないので、辺野古への基地建設のハードルが高くはなりました。
そもそも安倍晋三首相の「清和会」系統の政治家は、沖縄問題には冷淡で、アメリカ従属姿勢が濃厚で、高圧的でした。仲井真知事に当時の自民党石波幹事長は圧力をかけ、基地移設反対の公約を撤回させ、辺野古移設に賛同させました。
沖縄選出の自民党国会議員も党本部へ呼びつけ、叱責し、辺野古移設への翻意を促しました。こうした安倍自民党の強引なやり口が、沖縄自民党の県代表であった翁長さんの自民党からの離反を誘発し、今回の知事選挙に繋がりました。
「0・6%の県土に74%の米軍基地が今でもある。沖縄県内に新たな基地建設などとんでもない。」という翁長さんの発言が沖縄県民の民意であると思います。
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