雨の夜須 津波避難場所をチェックしました
2014年11月1日は天気予報どうりの雨でした。母のディサ―ビスの送迎が遅れたたので、夜須へ到着したら11時を過ぎていました。雨は小やみでしたがハーバーには誰もいません。
国の内閣府の南海トラフ巨大地震の津波高予想と到達時間予想が、2012年の12月に公表になりました。私がヨットで帆走している夜須海岸・岸本海岸・赤岡海岸・などには地震発生後30分程度で津波が到達します。最大津波高は10Mから15Mです。標高20M以上の山へ駆け上がらないと命はありません。
このエリアであれば、ハーバーにおれば、大峰山に駆け上がる。岸本沖なら、月見山へ駆け上がらないと命はありません。現状では赤岡・吉川海岸付近位は高台がありません。それで香南市が今津波避難タワーを建設しています。海で遊ぶのにも「危機意識」が必要です。
それでウォーキングをしました。目的はヨットでセーリング中に大津波警報が出たとすれば、海岸へ着艇し、すばやく避難行動が出来るかどうかを陸上から歩いて確かめました。
まずヤッシーパーク。こちらのボード・ウオーク(木の道)や芝生広場は海抜8・5M程度。マリンベルの置いてある丘が11M程度ですね。近い将来20Mの高さの津波避難タワーが景観に配慮された形で出来るそうです。そうなればハーバーへ戻れないときは、ヤッシー・パークへ駈け込んで、ヤッシー内の津波避難タワーに昇ったほうが安全ですね。
現在ヤッシーパークに表示している津波避難場所は、ヤッシーの建物屋上部と、ごめん・なはり線夜須駅ホーム、観音山と坪井の山ですね。山へは遠いので「時間切れ」になる可能性がありますね。夜須にも津波避難タワーが建設されるやに聞いています。
ヤッシーパークと岸本海岸・赤岡海岸の防潮堤は同じ高さになっています。ということは海抜8・5M程度です。
500M位の感覚で、海岸の砂浜から堤防に昇降できる階段があります。手摺もありなんとか駆け上がれるでしょう。
問題はその先です。8・5Mの高さの堤防から一度地上へ降りないといけないです。その階段も500M間隔でしかなく、しかも急こう配で手摺はありません。
香我美町の一寿司会館付近位は海岸から堤防へ昇降できる斜路があります。これが楽ですが、堤防から陸側道路へ降りる斜路は1か所しかありません。
この近くなら月見山が避難場所に最適ですが、案外遠い。500Mは離れています。神社と集落がありますが、「絶壁」しか見えなくて、津波避難路の表示は見当たりません。裏へ回るとなると国道55号線から更に300M以上行かないと月見山へ登る道路はありませんね。
海へ出ていて大津波警報が発令されたら岸へ帰る時間がない場合は、お終いですね。いろんな場合のシュミレーションを想定して海からの津波避難訓練をしないといけないですね。
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