両親の介護予防・支援担当者会議
正式名称は、なんというのかわかりませんが、両親の介護判定も出たことですし、関わりのあるケア・マネージャーさんと、ディ・サービス施設、介護予防通所リハビリ施設、福祉用品レンタル事業所の関係者が集まり、両親を交えた会合が、2015年月29日に事務所で開催されました。
まず母(89歳)ですが、認知症の進行の判定で介護度1から2という判定に。尿失禁や便失禁という排泄の失敗の頻度が多くなったということでしょう。対策として本人は脊椎間狭窄症でありますが、下半身系の運動療法、立ち上がり運動、散歩の増加を施設側にお願いしました。
認知症という事が判明して今年で7年目。症状は「横ばい」状態を維持しているとはいえ、いつどうなるか正直わかりません。オムツが外れ、尿失禁。便失禁がなくなることが家族の理想です。
父(95歳)は、昨年同様に要支援2の判定。施設でも意欲的に運動に励んでいるとのことです。父も母同様に立ち上がり系の運動(椅子から立ち上がることなど)をより多くするようにお願いしました。後回転系の運動療法もお願いしました。
超高齢者でも筋力トレーニングは有効です。「体力測定では同年齢の人から言えば間違いなく最上位になります。」とのご評価。「バリヤ・アリー(バリヤだらけの自宅・階段生活)とゴルフの練習をしたいという父の執念の成果でしょうか。
デイのほうから母について「お元気であるのですが、時折他の利用者さんにアドバイスがすぎて、励ましの意味で強い言葉ととられる発言をされたり、肩を叩いたりすることがあります・」との指摘が。元気であるので、他の利用者がまどろこしく見えるようです。
父の方も施設側から「メニューをフルにこなされていますが、前の人が遅いとイライラすることを表明されたりします。」との指摘もありました。高齢者になると「我儘」になり「感情のセーブ」も効きにくいという事なんでしょうか。
そこは介護施設の職員さんたちは、介護のプロ。上手にお互いの施設利用者のプライドを損なうことなく誘導されているようです。いいことですね。
母は「介護サービス計画書」があり、父は「介護予防サービス・支援計画票」というものがありますね。家族とすれば、現状の身体機能、認知機能、2本足直立歩行が出来る状態がベストです。そうでなければ「バリヤ・アリー」の狭い住宅では両親は生活できませんから。
打ち合わせ終了後は、昼食を慌ただしくとり、午後からは両親は介護予防通所リハビリ施設へ行きました。
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コメント
けん様
突然のご連絡にて失礼いたします。
このたびはけん様のブログを拝見し、ご連絡させていただきました。
私は、「第8回介護作文・フォトコンテスト事務局」を運営しております、
角川アスキー総合研究所と申します。
すでにこのコンテストをご存知でしたら申し訳ありません。
今回、けん様がブログに書かれておりますエピソードや、
経験、思いをこのコンテストに反映して頂きたく思い、ご連絡させていただきました。
このコンテストは、「介護」に対する社会のイメージや理解を深めたい、
そういった気持ちから開催しております。
●第8回介護作文・フォトコンテスト
http://www.kaigo-contest.jp/
けん様のご投稿を心よりお待ちしております。
既に、本コンテストにご応募いただいておりましたら、重複のご案内となりましたことを
お詫び申し上げます。
お問い合わせは下記事務局までお願いいたします。
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第8回介護作文・フォトコンテスト事務局
TEL:03-5840-7937(平日・土・日・祝 10:00~17:00)
Email:kaigo@lab-kadokawa.com
URL:http://www.kaigo-contest.jp/
投稿: 角川アスキー総合研究所 | 2015.08.11 11:10