下知地区人権啓発推進委員会主催・防災講演会
下知地区人権啓発推進委員会(前田長司会長)主催の防災講演会が、2015年3月13日に下知コミュニティ・センターにて開催されました。「南海トラフ地震に備えて 女性の視点から」です。講師は「高知市女性の視点を防災対策にいかすいためにフォローアップ委員かい委員:である北村真由美さん(保健婦)と、安藤しおりさん(市街地整備課
技師)でした。
女性の視点というより、「生活者の視点」で災害時の備えや、避難生活に備えましょうという事が講演の趣旨でした。それはどういう事かと言いますと、地域の町内会の役員や防災会の役員も大半が年配の男性になることが多いようです。女性や若い人たちはなかなか発言しにくいようです。
地域に生活しているいろんな年齢、いろんな層から自主防災組織の役員を選び、意見を吸い上げ、事前に可能な限り対策していくことではないかと思います。
女性は家事や育児、介護などを担うことが男性より多い。より「生活者の視点」があります。その観点を「避難所開設」「避難所運営」「事前の備え」「地域の備え」に取り入れていこうということでした。
南海トラフ地震に備えて 女性の視点からという講演ですが、昨年下知減災連絡会でも実施しています。9月17日に「女性の視点を災害対策に活かす」といテーマで講演会をしていただきました。その講演内容のいくつかは、昨年11月に下知コミュニティ・センターで実施しました「避難所開設訓練」で行いました。
その後下知コミュニティ・センターに手洗い薬剤を買い増したり、地域の連携を深めるために「下知地域内連携協議会」も昨年10月に発足いたしました。
あらためて聴講しますと参考になる箇所がいくつもありました。
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