映画「燦燦」の観賞会を実施しました。
昨年10月に結成されました下知地域内連携協議会(国見俊介会長)の平成26年度の最後の事業である映画「燦燦」(外山文治監督作品・吉行和子主演)の上映会が、下知コミュニティ・センターで行われました。
映画「燦燦」公式サイト
http://sansan-eiga.com/%E4%BD%9C%E5%93%81%E6%83%85%E5%A0%B1/
雨で10人ぐらいしか来ないかもしれないので、うちの超高齢の両親(父95歳・母89歳)にも動員をかけ、家内に付添をお願いしました。雨で出足が心配でしたが、下知地域の住民60人が参加いただきました。盛況でした。
映画は、77歳の「婚活」が時に喜劇的に、時に「苛酷」に描かれています。笑いあり、真剣さあり、介護や医療や死別の問題もきちんと描かれていました。主役の吉行和子(80歳)、宝田明(81歳)、山本学(78歳)と往年のスターの皆さんの演技はさすがでした。
また脇を固めていた「さいたまゴールド・シアター」という平均年齢75歳の高齢者演劇集団の演技(お見合い相手や入院患者、燦燦会のメンバー役)も良かったです。
決して気張った映画ではなく、時に笑いもあり、高齢者の皆さん方の自己主張や気持ちを丁寧にきちんと代弁されていた良い映画でした。初めての観賞でしたが、よかったです。来場いただいた人たちも全員がご満足されたことと思います。
映画を提供いただきましたシネマ四国の代表である田辺高英さんには感謝です。高知では初めての映写ということでした。
上映会終了後手早く会場を片づけをして、3階会議室Aにて、「サロン」をしました。映画の感想や各地域や団体の紹介や意見交換をいたしました。20人が参加いただきました。ちょうど午後3時のお茶会をしながらお話をしました。
自己紹介タイムではそれぞれの立場、境遇を話していただきました。地域活動が若い人たちが参加しない。とか、公園の草引きをすると犬を連れてくる人が増えて困るとか。ラジオ体操で人集めをして世代間交流を図るとか。
また高知市高齢者支援センターや、高知市社会福祉協議会などからは、様々な情報を満載されたチラシなどもサロンでは提供されました。1時間半ぐらい懇談しました。こちらもなかなか充実していました。
ようやく平成26年度10月に成立した下知地域内連携協議会の年度内事業はすべて終了できました。多くの人に映画会とサロンに参加いただき何よりでした。
個人的には、金曜日は父の付添のプロギア・レディス観戦。土曜日は夜須で1日セーリング。今日は映画会とサロンの開催。結構「多忙な」週末でした。やれやれです。
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