陸閘(りっこう)を廃止して道路が堤防に
(この写真は香南市夜須の陸閘(りっこうではありません。大波が来る場合には、人の手で締め切る堤防のことです。)
高知県香南市夜須町にあるNPO法人YASU海の駅クラブ前の臨港道路(県道)では、陸閘(りっこう)を廃止して道路が堤防になりました。昨年末から3月まで道路のかさ上げ工事をやっていました。このたび完成し、舗装も仕上がっていました。
理由は住民が高齢化して、地震津波時に、陸閘(りっこう)を締め切る人出がいない。高齢者ばかりで無理だというものです。
東日本大震災時でも、多くの消防団員の皆様が、海岸沿いの水門を閉め切ろうと作業されている時に津波にのまれ多数亡くなりました。高知県の沿岸部でも南海トラフ巨大地震がいつ起きるのかわかりませんから、他人事ではありません。
次期工事では、NPO法人YASU海の駅クラブ前の陸閘(りっこう)部も嵩上げするようです。
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