ちより街テラスの施設見学会へ参加しました。
施設であるちより街テラス。「ちより街テラス落成記念 施設見学会&防災セミナー((株)サニー不動産・主催)」が、2015年4月15日午前10時より開催されました。
椅子形式ですと274人が入る94坪のちよテラホールには、取引関係者や、下知地域の近隣町内会関係者など150人が参加しました。
最初にサニー不動産代表取締役社長の山崎広起氏から挨拶がありました。
「40年前の1974年に竣工したサニービルでしたが、さすがに老朽化していました。新耐震基準(1981年以降)を満たしていません。耐震補強するか、建て替えするのかの議論を社内でしておりました。
4年前の東日本大震災を契機に、建て替えることにしました。長年お世話になってきた下知地域のお役にたつビルになれないか。南海地震が来れば、災害に弱い下知地域にお役にたてないかという想いもあり、ちより街テラスを建設しました。
日常的には陽だまりのような居心地の良い、人が集まる施設に。災害時には地域の皆さんに役立つ施設として活用いただくように配慮をいたしました。」
施設の説明は(株)サニー不動産サニーグループ事務局マネージャーの小松志郎氏よりされました。
「ちより街テラスは、自動車販売・コンビニ(5月8日開店)、レストラン。銀行、美容院、家電販売・100円ショップなどが入居した複合商業施設です。4階は会社関係の事務所が入居し、5階から7階部はサニーグループ関連会社が入居しています。
3階部に大ホール(275人収容)や貸室5部屋などがございます。」
「災害時には津波避難ビルの機能もあります。4階部以上に1900人収容できます。」
パワー・ポイントでの説明後、さっそく施設見学を2つの班に分かれて説明を受けました。
1階部に居りまして、自動車用のスロープを登りました。4階部へ行きました。その駐車場も含め津波浸水時の避難スペースです。
北側の外部非常階段は幅が広く、段差があまりないので、高齢者の人も苦痛なく昇降できる階段です。
まず防災倉庫予定部屋を見せていただきました。かなり広いです。
自家発電用の重油タンク(1万L)もありました。3階以上のオフィス部の電源確保ようですが、自家発電機があり10日分の電気消費をまかなうことが出来ます。
施設見学で午前中の部は、終了しました。午後からは高知市地域防災推進課や木村玲於欧氏(兵庫県立大学教授)の講演会がある予定でしたが、午後からは所要のため、中座させていただきました。
広い幅の非常用の階段(段差も小さい)も立派です。また自家発電装置も10日間のオフィスの電力消費を賄う施設も凄いと思いました。内装も綺麗ですし、トイレも広くで明るいです。
また何より地域と共存しようと言う企業姿勢が何よりも素晴らしいと思いました。これほど立派な津波避難ビルは他に見たことはありません。
講演会は残念ながら出席できませんでした。
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