五台山を2次避難所にしよう
南海トラフ巨大地震が起きれば高知市の県庁より東の市街地は地盤が沈下し、低地がより沈降し、長期浸水状態になると言われています。現在の県と市の情報では、「いつドライエリアになるのか?」「いつ津波避難ビルからドライエリアに救助されるのか」「どこの避難所へ行くのか」「応急仮設住宅や災害復興住宅へいつ入居できるのか」が全く不明です。
(1000年前の高知市の状況。現在の市街地の大半は海の底でした。南海トラフ巨大地震が発生すれば、同じような状況になります。
高齢者が多く、古い木造低層住宅の多い下知地域では、復興・復旧は容易なことではありません。その状況を踏まえて若松町自主防災会より、「二次避難に五台山を活用しよう」という提案がされました。その理由を表記します。
1)五台山は高須・五台山地区・下知地区に隣接し小高い山となっています。なにより樹木が多いため豊富な湧き水に恵まれ飲料水の心配はありません。
2)季節によっては山菜やタケノコなども自生し、食用になる。
3)五台山は山でありながら、更地も多くあり、町内ごとの避難生活も可能。地域コミュニティの維持が可能です。
4)高須・五台山地区・下知地区からは徒歩で通えるので、自宅や事業所の様子を頻繁に確認できる。
5)五台山は高知南道路(高速道予定)や幹線道路も山下を貫通している。また高知医療センターにも近く、高知新港からの物流の移動も可能である。
6)仮に長期の避難生活になっても四季折々の変化が樹木にあり、癒しとなりストレス発散が出来、長期の避難生活にも耐えられる可能性があります。
また以下の施設を付加すれば災害支援・復興の前進基地にもなります
1)ヘリポートを設置する。(鹿の段駐車場は鉄骨アングルで広げる。山頂駐車場は電線の移動が必要。牧野植物園駐車場は可能)
災害復旧・支援物資を長期浸水地域住民に供給できる。
2)高知土木事務所管理の土地に、防災倉庫や備蓄倉庫を設置すれば、近隣の長期浸水地区住民は、身1つで2次避難が可能になります。
3五台山山頂付近は高知市市街地を鳥瞰できる。また浦戸湾の孕地区も鳥瞰できるので、観測カメラを設置すれば、津波の様子がリアルタイムで把握でき、低地の市街地の高知市民に津波警報などが瞬時に発令できます。
4)青柳橋の落橋防止対策が必要である。
五台山2次避難訓練の目的について
参加者各位が、協力し助け合い住民同士の融和を目的とする。
町内やご近所で助け合いながら、自分の一次避難袋を持ち寄り、展望台付近に徒歩で集合。(ルートはどのルートを通っても可能)参加者各位が非常食を持ち寄り炊飯(食事)をしながら、意見交換をします。火気を使用した防災炊き出し訓練は可能かどうか、管理者である現在高知県土木事務所へ問い合わせをしています。
2次避難訓練の意義目的は、市民各位が長期浸水する市街地再建のための意見交換をする場所をこしらえることであります。五台山以外に、高知市北部であれば、秦地区の高台や、南部の潮江地区であれば、筆山や高見山が該当します。
話し合いの議題について
1)
自分の一次避難袋の中の食品を自分で炊き出し訓練をし、食事をする。非常時に自主防災メンバーなどがいない場合もあり、電気、ガスが使用できない状態での湯沸かし炊飯訓練の実施。
2)この場所(五台山)が本当に2次避難所として適当か?参加者で意見交換します。
青柳橋は地震と津波で壊れ渡れないのか?(落橋防止の実施を橋の管理者に申し込む)
もし2次避難所として五台山の使用が付加であるならば、何処に下知地域住民は2次避難するのか?時期と場所が明示されなければいけません。
全参加町内の話し合いの場所は何処にするのか?
この2次避難場所と行政機関との通信連絡は、どうすれば可能なのか?
町内会単位なのか?合同なのか?
水や食料品や医薬品は何処でどのようにするのか?
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