丸池町の皆さんと連携します
2015年6月10日は梅雨の晴れ間の天気でした。午後から自転車で集金業務に。その途中で高知市丸池町界隈を通過しました。
こちらの町内も海抜0メートルの下知地域。ただ状況は二葉町や若松町よりもシビアであるようです。町内で海抜が1番高い場所が江ノ口川の護岸。それから町内は堤防の下に形成されています。
市営住宅は2階建てで堤防の下。広域公園の丸池公園もあります。丸池公民館もある丸池町は低層住宅がたくさんあります。江ノ口川護岸をきちんと耐震護岸にしないといけないと思いました。
条件的に厳しいと言いますのは、津波避難ビルと呼ばれる鉄筋4階建て以上の建物が丸池町にはありません。公共施設もありません。まさに津波避難困難地区と言えます。
吉本豊道さんや樋口公男さんたちが中心になって丸池町防災会の再建を推進されています。防災マップの作製も必要事項です。高齢者の歩行速度で安全に自宅から30分以内に避難が出来る場所の確保が何より大事ですね。
私案ですが丸池公園全体を、高密度発泡浮力構造物を埋め込み、浸水時に浮上するようにすれば、問題は解決するでしょう。
高密度発泡体を活用した浮体構造物での浸水対策
南海地震発生と同時に液状化が始まり、地盤が沈下し、浸水が始まります。津波一時避難(退避)場所や、津波避難ビルは階段で垂直避難しなければならない。歩けない人たちは介助が必要。高齢化している地域ではとても難しい課題です。
元橋梁技術者である小谷鐡穂さんに「高密度発泡体を活用した浮体構造物」を考案していただきました。「高密度発泡体を活用した浮体構造物」は船ではありません。筏のようなものです。低地の被害者は水平移動で「高密度発泡体を活用した浮体構造物」が埋め込まれている公園や空き地へ急ぎます。安全に退避できます。浸水が始まれば浮き上がります。定員の制限はありません。
http://futaba-bousai.cocolog-nifty.com/blog/2013/12/post-ce44.html
(高強度発泡樹脂を用いた浮体構造物による南海地震対策)
丸池公園を「高密度発泡体を活用した浮体構造物」を埋め込んだサッカー公園にします。普段は子供たちや社会人のサッカーチームの練習場にします。サッカーくじの支援は可能ではないでしょうか?」
観客席を津波避難します。現在低層の市営住宅は高層化し、地域の津波避難施設を前提とした住宅として建て替えする必要はあると思います。
下知減災連絡会や下知地域内連携協議会は、丸池町町内会や防災会と連携して、問題解決に動きましょう。また地域代表の市議の高木妙さんや、県議の坂本茂雄さんも一緒になって問題解決に動きましょう。
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