下知コミュニティ・センターに避難所が開設されました。
2015年7月16日の16時に、下知コミュニティ・センターが、避難所として開設されました。それまでは有光センター長と施設管理者である高知市地域コミュニティ推進課とのやりとりで、「自主避難者」を対象に対応をされていました。
昨年の大雨での反省点があってか、今年は高知市役所の対応が格段にいいですね。下知地区は、下知コミュニティ・センター1か所のみの対応です。近隣市民から問い合わせがあり、4人の市民が避難しています。
なかに電動車椅子で避難された方がおられました。有光センター長によれば「こちらの施設は清潔であり、しかも車椅子で利用できるトイレもあります。昨年は近くの小学校へ避難しましたが、暑いし、トイレもなく苦労しました。」とのことでした。70歳代のご夫婦で避難されています。
二葉町から来られた80歳代の女性2人も、菓子パンと飲料水を持参して避難されておられました。
センター長との雑談で、「傷害のある方や高齢者は下知コミュニティ・センターが避難所になったら、最優先しましょう。」と話し合っていました。1番ストレスのかからない部屋を利用してもらうことになったようです。
障害者のご主人と奥様のご夫婦は、3階会議室B室に。高齢のご婦人2人は和室部屋に、有光センター長がご案内したようです。「災害時には、災害弱者を最優先しよう。」という考え方を早速実践していただきました。
下知減災連絡会の構想では、避難所運営の基本やルールに「災害弱者最優先の原則」を規約化したり、皆で確認し合意形成する必要性を感じました。
16時になりますと高知市役所職員が4人来られ、正式に避難所として開設されました。入口付近に「避難所開設」という張り紙を貼り付けていました。
また16時半ごろにフジTVの撮影クルー3人が到着。聞けば朝の番組「めざまし・テレビ」のスタッフとか。避難所の様子を撮りに、高知市役所の許可を得てきたそうです。市職員と一緒に避難者の人達に取材をされたようです。
朝5時半の「めざまし・テレビ」で明日(7月17日に放映されるのかもしれません。
また一方で避難所開設しているのに一方で市民図書館が開館しているのはおかしいと思いました。それで防災政策課と、秘書広報課宛に以下のような内容の文章を送信しました。
高知市長様
いつもお世話になっております。
下知コミュニティ・センター運営委員会防災部長の西村健一です。
午後3時半現在下知コミュニティ・センターには4人の自主避難されている
人達が休養されています。有光館長の適切な対応で、避難された人たちは
喜んでいました。
それはいいのですが、「大雨(浸水害),洪水,高潮警報 [継続]暴風,波浪警報 雷注意報 」が
高知市全域に発令されているのに、高知市民図書館が閉館されていません。
一方で下知コミュニティ・センターは。自主避難者を受け入れている。
一方で下知市民図書館は、来館者がいる。おかしいではありませんか。
この先暴風雨が強くなる可能性もあります。市民図書館の本館も分室も
「大雨(浸水害),洪水,高潮警報 [継続]暴風,波浪警報 雷注意報 」が発令された場合は
閉館にするようにしてください。危険です。とくに明日は今日より危険です。
図書館の職員の安全と、来館者の安全にご配慮下さい。
閉館にしていただいたら、マスコミなどで広報もしてください。
15時53分に送信しましたが、市役所からの返信はまだありません。高知市内も風雨が強くなりつつありますが、依然として市民図書館は閉館になっていません。おかしいと思います。
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