何故復興・復旧が遅いのか?
2015年6月20日から23日の間、高知からの有志8人と、現地集合した名古屋大学環境学研究社会学講座准教授の室井研二さんの合計9人で、「東北被災地交流ツアー」をしました。石巻市、東松島市、女川町、名取市の地域づくり組織の人達や、被災者の皆さん、被災者を支援されているNPO団体などと意見交換しました。
現地で予約したバスで4日間廻りました。ある時室井先生がこう言われました。
「2004年に被災したインドネシアのアチェへ昨年行きました。市街地は家屋やビルで埋まっていました。復興していました。
スマトラ島沖地震から10年、めざましい復興が分かる比較写真
http://www.huffingtonpost.jp/2014/12/11/boxing-day-tsunami-pictures_n_6306600.html
それに引き替え日本は震災から4年3か月経過しているのに、未だに工事中。あと年は工事にかかるところもあるとか。なぜ日本はこれほど復興に時間がかかるのか?」
「インドネシアも政府は津波危険地区を指定していたそうですが、住民は無視して家を建てました。その是非はどうなのか考えてみる必要はありますね。」と言われました。考えさせられました。
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