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2015年8月

2015.08.31

今日で8月もお終いです。せわしい週ですね。


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 8月も今日で終わりました。昨日の全国各地の「戦争法案反対集会」には大勢の市民大衆が街頭に繰り出しました。どこも天気の悪い中戦争法案反対集会は大盛況でした。

 天気図では秋雨前線が一昨日あたりから形成され、まるで梅雨時の気圧配置です。しばらく雨は続きます。憂鬱です。そうこうしてういるうちに台風が発生し、日本に脅威を与えることでしょう。

 今日の巡回ラジオ体操は、愛媛県西予市野村町です。今日も雨なので外でラジオ体操が出来ないので、事務所でしています。首周りの運動がラジオ体操が多いので真面目にやってますよ。

 今週は研修やら、地区防災改革第1回検討会やらでせわしい。仁淀川町との交流事業の事業報告と清算もしないといけない。

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話題にはなりますが事態は一向に改善されていません

 2011年の東日本大震災以降、新聞やテレビ、ラジオなどのメディアに高知市二葉町や下知地区が取り上げられる頻度が増加しました。大きな被害を受けた訳ではないのに何故なのか?

 それはもし今の時点南海トラフ巨大地震が起きた場合、高知市の下知地域や二葉町は甚大な被害が予想されるからでしょう。その中で「疎開を前提とした仁淀川町との交流」や、「役所だけに依存せず、地域住民と一体となった活動をやり続けている。」ことが社会的な評価されたからでしょう。

 報道関係(カテゴリー)

http://futaba-bousai.cocolog-nifty.com/blog/cat50762156/index.html

 メディアから取材をされると言うことは、時間も取られ大変は大変。しかし情報もいただけます。それは大きいことです。行政だけを通じた情報は所詮は「2次情報」であります。被災地の情報などは、報道された内容だけでは知りえない情報もたくさんありました。

 報道されようが、されまいが、多様な取り組みをメディア側には提供してきました。そのいくつかを「市民目線の減災対策」としてまとめました。

 市民目線の減災対策(カテゴリー)

http://futaba-bousai.cocolog-nifty.com/blog/cat61947344/index.html

 冷静に考えなければならないことは、「いくら注目され報道されても」、「海抜0メートルの二葉町の地盤が、5メートル隆起したわけではない。」のです。つまり事態は何も変化していないので。その事実を冷徹にかみしめるべきでしょう。

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2015.08.30

戦争法案反対集会に行きました。


 朝から雨気味の高知市。午前11時から高知市丸の内緑地で戦争法案反対集会が、あり参加することにしました。朝1番は父(96歳)を連れてゴルフリハビリに。打席のボール供給器が2度もトラブルに。余計に時間がかかりました。
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 その間に手際よく家内が両親の昼食をこしらえてくれました。それで10時半過ぎに自宅を出て路面電車で丸の内緑地へ行きました。開始前に到着しましたが、前回よりたくさんの人たちが雨模様にも関わらず参集しています。
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 11時に集会は始まりました。最初のスピーチは呼びかけ人の1人の松尾美絵さん。特定秘密法案廃止を訴える市民の会の代表。「安倍さんや中谷防衛大臣は、国民がいくら反対しても、意味不明な国会答弁を繰り返し、戦争法案を採択しようとしています。国民は全国一斉100万人行動で阻止しましょう。」と言われました。
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 続いて戦争法案に反対するママの会・高知の代表の中村美代さんが登壇されました。「わたしは看護師で3人の子供を持つ母親です。今日はやむにやまれる気持ちで、仲間と子供たちと一緒に来ました。ママの会は3か月前に1人のママさんがネットで呼びかけました。今は高知も含め30の都道府県で出来ています。
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 誰の子供も殺させない!! を合言葉に行動しましょう。と言われました。

 続いて学生や若者たちのグループであるピース・パイオニアの代表が「戦争法案をこしらえている安倍さんや中谷さんは戦地へいくはずはない。行くのは私たち国民です。本気で戦争法案に反対しましょう。」と訴えました。
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 今回の集会は主催者側の発表では1500人と言います。前回より大幅に増えました。集会の後はデモ行進になりました。県庁前から自民党高知県連前を通過し、県庁前から電車通りの車道をデモ行進し、中央公園まで行きました。
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 元自民党県議の川田雅敏さんと参議院議員広田一さん(民主党)が真剣に話していました。
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 武内則男さん(元参議院議員)ともデモ行進ですれ違いました。坂本茂雄さんの選挙事務所の事務局長さんにも会いました。
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 長靴履いて家内と2人で駆けつけましたが、集会やデモの時は雨が降らず良かったです。今日は全国各地で戦争法案反対集会が開催されていることでしょう。
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 ランチをファーストへ食べに行きました。途中とてもレトロなバイクを見かけました。
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 いつものファシスト安倍晋三さんと、安倍政治を許さないのカードを持参しました。
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父は雨の中ゴルフ・リハビリに行きました。

父(96歳)は、雨の中ゴルフリハビリへ。ラビータの温度計は23度。涼しくなりました。快調に球を打っています。
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しかし2回も機械が故障しました。めげずにうちました。

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自民党はファシスト政党になったのでは?


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 最近自民党若手国会議員の極端な発言が目立っています。大西英男議員は、自民党の勉強会で「マスコミを懲らしめるには広告料収入がなくなることが一番」と発言しました。

 また 安保関連法案反対のデモを行う学生集団を「だって戦争に行きたくないじゃん」という自分中心、極端な利己的考えに基づく」と批判したことで知られる武藤貴也議員。発言も妄言ともいえる暴言ですが、“議員枠未公開株”で4100万円集金していた事実が報道されると、自民党議員も「劣化が酷い」と思いますね。
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 安倍晋三首相は8月15日の「70年談話」のなかで、「日本では、戦後生まれの世代が、今や、人口の八割を超えています。あの戦争には何ら関わりのない、私たちの子や孫、そしてその先の世代の子どもたちに、謝罪を続ける宿命を背負わせてはなりません。」と言い切りました。

 前後の文言にそれなりに「村山談話」などの継承を標榜していますが、この文言こそが安倍首相及び取り巻きの日本会議と称するファシスト集団の本音ではないかと思います。

 日本が日露戦争辛勝後、東アジアの中国とロシアの帝国の衰退につけ込んで、朝鮮半島から中国大陸への侵略を執拗に行い、結果的にアメリカやイギリスの利害と衝突し、太平洋戦争を引き起こし、アジア諸国に多大な被害を引き起こし、無残な敗北して今年は70年目です。

 その節目の年に、国民政党であった自民党がファシスト政党に変身してしまいました。自民党は「かつての自民党」ではありません。国民各位はきちんと自分の眼と耳で確かめて、今後は地方でも国政でも自民党に投票しないようにしましょう。

 「戦争法案」を推し進め、何故アメリカ軍へ従属して派兵をしなければならないのか?明仁天皇の「平和への想い」をなぜ反故にする発言や行動を安倍政権はするのか?
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 地震大国・火山大国日本でなぜ原発の再稼働を急ぐのか?11万人を超える福島原発の被災者は自宅へ戻れません。4年5カ月が過ぎています。
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2015.08.29

映画「ジェームズ・ブラウン」を観賞しました


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 今朝はどん曇りで昼から雨の予報。海へ行きたいところでしたが、早々に諦め。、家内を誘いあたご劇場へ映画「ジェームズ・ブラウン」を見に行きました。

http://jamesbrown-movie.jp/

 路面電車で堀詰まで行き、歩きました。12時からの上映でしたので、ランチは近所の森食料品店で購入。映画館で食べました。冷房が壊れていると言うので500円で観賞出来ました。幸運でした。
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 貧しい家庭の出身。両親が離婚し、父親に育てられる。田舎の教会でも黒人のゴスペル音楽に影響される。子供の時から音楽センスがあったようです。父親に親戚のうちに預けられるも17歳の時に窃盗の罪で逮捕され投獄。刑務所に慰問に来ていたゴスペル・バンドにスカウトされ、身元引受人になってもらい保釈。音楽人生が始まった。

 バンドもゴスペルからR&Bやソウル色を強め頭角を現す。黒人に圧倒的な人気を得ていました。映画のなかでマーチン・ルーサーキング牧師が暗殺され、黒人暴動が懸念されていた。ジェームズ・ブラウンのコンサートも当局の指示で中止命令が。。

 そこでステージから「黒人としての誇りを汚すことはするな。ステージに上がって踊りたい奴は上がってこい。と言い、上がらせる、一段落したところで、「俺のステージをやらせてくれ。」と観客を説得。治めてしまう。迫力のある場面でした。

 ローリング・ストーズやマイケル・ジャクソンにも影響を与えたアーティストでした。2時間20分の映画でしたが、コンサートや演奏場面もふんだんにあり、長くは感じませんでした。

 ミック・ジャガーも制作に協力しているとか。9月4日まで高知市の愛宕劇場で上映中です。頑張れあたご劇場です。

 あたご劇場 http://neconote.jp/atago/

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母の1週間は結構忙しい

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母(89歳)の1週間は忙しい。月曜・水曜・土曜は1日ディ・サービス。火曜と木曜は父(96歳)と一緒に介護予防通所リハビリに。金曜日は私と一緒にはりまや橋商店街にて、活き活き100歳体操です。

 ディの送迎車が来る間に、ゴーヤの水遣りを頼みました。ゴーヤさんは井上正雄さんの有機肥料のせいか、ここへきて元気になったようです。
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 夜須の方もどん曇り。海は諦めましたが未練は残ります。先週来からの地域事業の整理などをしてみます。
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国は原発避難計画実施に責任を持て


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 朝日新聞2015年8月14日の記事には驚きました。
「避難解除 戻らぬ暮らし」「長期避難 乏しい想定」の2つの記事です。「再稼働を問う 教訓どこへ」の連載記事のようです。

 「長期避難 乏しい想定」は、2011年3月11日の東日本大震災にて大きな被害を受けた福島第1原子力発電所近くから避難生活をされてきた住民の皆さん。除染作業が進行した地域では1部の住民が帰還しています。

 しかし記事の中で「地域を築くのはなん10年もかかるが、失うのは一瞬だ。」との言葉は重い。戻って来ても、多くの住民が戻って来ないので、地域の商売はなかなかなか苦戦しているとか。

 今なお福島では11万人が避難を続けています。(ピーク時は2012年お16・4万人)。4年5か月過ぎましても、戻らない人たちが多い現実。
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 「長期避難 乏しい想定」の記事では、福島のような原発事故がまた起きた場合、長期避難を想定しなけばなりませんが、現実には自治体同士の協議は難航。具体化していない。

 浜岡原発を抱える静岡県と協議している群馬県は「数万人がいつまでいるのかわからないのに。避難先を決められない」と。

 私たち二葉町が仁淀川町の住民との協議をしているのに、高知市側が「まったく動かない。」ことと同じではないか。

 だいたい原発再稼働は国策ではないのか。国策で原発を稼働させようとしています。しかし現状は避難計画は自治体任せ。国は積極的な関与をしていません。

「11日に再稼働した川内原発のある鹿児島県は、国が30キロ圏の病院などに避難計画を求めているのは現実的ではないとして、対象を10キロ圏に絞った。長期避難位ついては「必要な情報や支援・サービスを提供する」などとしか定めていない。

 実に「無責任極まりない。」きちんとした住民の避難計画も作成していないにに再稼働するとは呆れる。また11万人が避難生活を送っている福島の教訓は、全く教訓化されていません。

 事前対策がされていないに等しい。これでは福島以上の災害は起きる可能性もあるし、地域の再生はほぼ不可能ではないかと思います。実に厳しい現実です。あまりに政府は無責任であると思います。
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2015.08.28

8月最後のはりまや橋サロン


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 実質今日が8月の最終日。昼食後母(89歳)を連れて、はりまや橋商店街へ行きました。いつもの歩行補助車を出し、商店街を散策しました。
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 今晩は東北被災地ツアー(6月実施)の同窓会があるので、コロッケは買いませんでした。それで谷ひろ子さんのお店で焼き菓子を買いました。活き活き100歳体操まで少し時間がありましたので、山岡さんのお店で冷やしぜんざいを購入。母と一緒に食べました。
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 活き活き100歳体操の準備作業をしました。折りたたみ椅子をテントの下に並べます。グローブや重りをセットします。まだまだ暑いので商店街の大型扇風機を借用しセットしました。
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 今日の活き活き100歳体操は15人の高齢者の皆さんが繰り出していました。Ikiiki100sai1_r

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帰り際に母は魚の棚の果物屋さんで桃を買いました。

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「オールドテロリスト」を読んで


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 村上龍という作家の作品は今まで読んだこともありませんでした。私と同世代で。作家として成功し、たまに「カンブリヤ宮殿」とかいう番組を視聴する程度。

 今回月に1度の老師(89歳)の整体を受ける前に、移転直前の金高堂書店で新刊で「オールドテロリスト」(村上龍・文藝春秋社・2015年5月刊)で購入しました。

 タイトルに魅かれたからですね。とにかく父(96歳)の世代が、多くは戦争で亡くなり、敗戦後懸命に働き今日の経済大国日本をつくりました。しかし近年平和国家の理念を破り捨て、戦争体験のない非常識で浅薄な自民党安倍内閣は「戦争法案」で再び日本を戦争への道へ引きづりこもうとしている。

 父(96歳)も戦中派。旧制工業高校を卒業後朝鮮総督府で鉄道技師として勤務していました。徴兵されましたが、結核になり除隊。何とか回復し、再び徴兵されましたが、敗戦で外地へ派兵されることなく生きのびました。

 敗戦後は懸命に働き、中高年になり小さな会社をこしらえ89歳まで働きました。しかしなけなしの年金から政府は介護保険の負担を1割から2割負担とし、搾取されています。

 父は「戦争はいかん。誰もいいことはない。」といいます。

 「オールドテロリスト」は、父の世代の超高齢者の老人たちをリーダーに、社会的にも成功した70代、80代の老人たちが義憤にかられ、「日本を焼のが原にしてやり直す」ことを目的に次々とテロを引き起こす展開。

 主人公はカツラギという50代の元出版社勤務のフリーライター。外資系金融機関勤務のキャリアな経歴の妻からは離縁され、ホームレス寸前の暮らしをする精神的に不安定な冴えない中年男。

 偶然元いた雑誌社から契約社員として仕事があり、取材先のNHKのロビーで爆弾テロに遭遇。その後、街頭でのテロや、映画館での毒ガステロにも遭遇する。ウェッブマガジンに最初と2回目のテロに遭遇した記者としての目撃記事を掲載する。

 さすがに大規模な映画館テロ以降は書くことができなくなる。偶然(?)取材先で知り合ったカツラギという20代のスレンダーな女性との同行道中もめまぐるしい。

 やがてテログループに引き寄せられ、執筆依頼を受ける。巨大な88ミリ対戦車砲(2次大戦時のドイツの武器)が登場し、原発を破壊し日本を焼きつくすことを冷静に淡々と実行しようというオールドテロリストの爺さんたち。
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「70代から90代の老人たちが、テロも辞さず、日本を変えようと立ち上がると言う物語のアイデアが浮かんだのは、随分まえのことだ。

 その年代の人々は何らかの形で戦争を体験し、食糧難の時代を生きている。だいたい、殺されもせず、病死も自殺もせず、寝たきりにもならず生き延びるということ自体、すごいと思う。

 彼らの中で、さらに経済的に成功し、社会的にもリスペクトされ、極限状況も体験している連中が、義憤を憶え、ネットワークを作り、持てる力をフルに使って立ち上がればどうなるのだろうか。どうやって戦いを挑み、展開するのだろうか。そういった想像は、わたしの好奇心をかきたてた。」(あとがき P364)

 筆者はそういう問題意識を持って、多数の人達に取材し、聞き取りをして構想を練ったようです。「戦争を体験し、食糧難の時代を生きている。だいたい、殺されもせず、病死も自殺もせず、寝たきりにもならず生き延びるということ自体、すごいと思う。」ことは、うちの両親(父96歳・母89歳)がそうした存在です。

 同世代であるので、読んでいて「違和感」を感じるのは、それほどの義憤を継続できることが可能であるのかというぎもんですね。父の場合はここ7年ぐらいは脳血管障害と慢性腎不全の危機は乗り越えています。義憤などはなく、健康志向でゴルフを異したい一心で生きのびているとしか思えません。
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2015.08.27

ゴーヤさんに有機肥料をいただきました

シーズン終盤のゴーヤさん

 今年の夏は異例ずくめでした。昨年は15匹の蝉がうちの半畳ほどの猫の額の庭から羽化しましたが、今年は1匹のみ。ゴーヤさんは6月20日から8月7日までプランターを雨漏り修繕工事の関係で「疎開」させていた関係か、地べたを這うだけで育ちません。
 
  豊作のお便りを見聞しますと「出遅れ感」があります。
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 昨夜週に1度「おまかせ有機野菜」を戴いている南国市の有機農家の井上正雄さんに有機栽培用の肥料を戴きました。「ゴーヤはまだまだいけるやろう。根を張っているので肥料をやれば元気になるから」と言われました。さてどうなりますか。
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父(96歳)の体力は向上していました。

 父が週に3回通所している介護予防通所リハビリ施設です。父の介護度は「要支援2」です。

 7月9日に施設で体力テストをしたようです。前回4月23日にも同様のテストをしていますが、握力や歩行スピードが向上していたようです。指導されている理学療法士の方が驚いていました。超高齢者(96歳)でも、頑張れば体力は向上するものですね。
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 施設で実施している父の、トレーニング・メニューです。すべてのマシンを使用しスロートレーニングを実施しています。施設でのトレーニング以外に、体操(100歳体操をVTRを見て毎日実施)をしたり、施設リハビリのいない午後の日は、40分程度散歩しています。
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 週に一度はゴルフ・リハビリへ連れて行っています。(練習風景です)
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2015.08.26

JICA留学生の皆様との意見交換会


 高知大学准教授の大槻知史さんのご紹介で、JICA留学生の皆さんとの意見交換会が2015年8月25日午後1時から、下知コミュニティ・センターで開催されることになりました。

 JICA留学生と言いましても学生ではなく、それぞれの国へ戻れば国家の防災担当官なのです。ソロモン諸島、チリ、スリランカ、ジャマイカ、エクアドル、フィジー、ペルー、パプアニューギニアから来られるそうです。15人ぐらいだそうです。

さて意見交換会当日ですが、留学生の皆さん方は時間前に来られて着席されている。世話役の大槻先生が到着が遅れたようで、大学側の挨拶もなしに、いきなりプレゼンをややってくれとのお話でした。なんだか想定が違っています。
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 「市民目線での防災対策」というテーマで、行政に全面的に依存しない、住民同士のの助け合いと、デジタル機器に過度の依存をしない避難方法や地域コミュニティづくりの提案をし、留学生の皆さん方との意見交換を行いました。

 しかしこちらが日本語でお話しするのを、プロの通訳の女性が英語に訳して話します。総じて日本語より英語が長い。どこで話を切っていいのかよくわからないまま話しました。

 果たして留学生の皆さんにこちらの活動内容が理解されたのか?と思いきや早速質問が来ました。

「50メートルに1つ津波避難ビルを設置する意味は理解した。地域の危険な個所のチェックなどのハザード・マップは作成しないのですか。」と。

「今後はこしらえて行く予定です。地域の子供たちも含めて防災まち歩きをして作成して行く予定です。」

「地域内での情報伝達方法は、国際信号旗以外はありますか?」との質問。

 早速若松町自主防災会の横田政道さんにお借りした鐘を鳴らしました。

「鐘や国際信号機、携帯トランシーバーなど、情報インフラに依存しない情報伝達方法を地域で研究しています。」と回答しました。

 提案した内容の日本語版は、アップしていますので、ご参考ください。(下段に掲載しています。)

 2番手は坂本茂雄さん。下知減災連絡会の全般的な活動内容の説明をされました。また取り組んで2年目となるマンション防災計画の取り組みなども紹介されました。
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 私と坂本茂雄さんのプレゼンと質疑応答が終わり、休憩時間になりました。横田政道さんが、ベランダに国際信号旗を掲揚しました。「救助要請」と「訓練中」の意味です。JICAの留学生の皆さん方も興味深そうに見ていました。
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 後半は「さすけなぶる」という避難所運営の意思決定ゲームを大槻知史さんの説明でやりました。東日本大震災で一時は2500人が避難生活をした福島県の大型避難施設ビックパレット福島。そこでの体験を元に開発されたゲームです。
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 6人程度の班に分かれて、大槻先生が課題を出され、班内で個人の意見を出し合い、班としてまとめ発表する。そういう形式のゲームです。例題が出ました。
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「2015年8月25日に南海トラフ地震が発生。浸水と津波を逃れ、避難しています。避難者の大半は高齢者であり、乳幼児もいます。1週間の孤立の後、自衛隊の救援物資が来ました。200人いる避難者ですが、150人分のおにぎりしか来ません。さてどうしますか?」と言う問いかけにめいめいが回答するという形式です。

 この狙いは「避難所の運営は公平ではなく公正である」ということです。ゲームを通じてついやってしまいがちな「排除」「隔離」「無視」「我慢の強制」をしないことを会得するために開発されたゲームです。
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 結論は「想像力を養うこと」です。「コンセプトをしっかりもち、現場が臨機応変に対応し、上層部が支援する体制づくりが必要」であるということです。
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 午後1時から5時までの4時間、上空を英語が飛び交い、得難い体験でした。頭が疲れました。

 提案したプレゼン資料です。 ↓

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2015.08.25

鳥形山作業所を特別に見学させていただきました。


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 2015年8月22日は仁淀川町泉川地区の皆様との意見交換会を終了し、昼食をとり、泉川集会所近くの小川を散策したりしました。水が綺麗で冷たい事。湧水であると言う事です。大植地区の空き家を参加者で見学した後に、日鉄鉱業(株)鳥形山鉱業所を特別に見学させていただきました。


 それは泉川地区で交流の窓口になっていただきました野々村益輝さん、野々村明昇さん、野々村正輝さんの3人が日鉄鉱業鳥形山鉱業所に勤務されていた経歴がありました。今回は特別に鉱業所の中を見学させていただくことになりました。

 遮断機のある門を通過し、会社社屋の事務所へ。会議室で鳥形山作業所のDVDを見せていただきました。
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 説明では鳥形山作業所の採掘現場は東西が3キロメートル、東西が800メートルあるとの事。130ヘクタールあり、東京ドーム28個分はあるそうです。上から下へ発破・爆破して掘り進み石灰を採掘していますが、後100年分はあるそうです。

 説明では180トン済みダンプカーや、35トンを運搬するシャベルカーも動いているとのことでした。鳥形山採石場から、須崎港まではベルトコンベアーで搬送され、積み出されていいます。

 セメント用に30%鉄鋼用に45%、土木建築用に25%が活用されているとのことです。説明は総務課の山本さんがされました。

 説明用の会場には、俳優の故菅原文太氏のサインもありました。高知を舞台にした映画「鉄拳」のロケ場所にこの鳥形山作業所がなっていたようです。
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 映画「鉄拳」https://youtu.be/jvrICyJ43Uk

 1990年の映画でした。

 http://movie.walkerplus.com/mv26466/

 事務所棟の前の駐車場も広く、ヘリポートになっていたようです。ここからですと高知医療センターまでドクターヘリで12分とか。
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 そして見学者全員ヘルメットを被り、バスごと採石所の現場を見学に行きました。
 途中長いトンネルがありました。高さが3・3Mまでろいうことで、バスのサイズを中型バスから小型に変更した理由が理解できました。作業用のトンネルは長くなかなか出口になりません。

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とにかく広い。東西南北のスケールは、2500メートル滑走路の高知空港がすっぽり入る大きさです。高知県の山の中腹にこれほど大きな平らな場所があるとは驚きでした。
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 採石場全体を見渡せる「展望台」へ行きました。大きなパワーシャベルが、巨大なダンプカーに採石を積み込んでいます。ダンプは走行しています。対面に葉山の山頂に建てられている風力発電所の風車が見えます。右側には天狗高原が見えます。
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 高知市街地や室戸岬まで一望できるようです。発破を岩に仕掛ける太、目の穴もありました。世界観が一変する世界です。
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 そして「ありえない」経験もさせていただきました。180トン積みの大型ダンプと、35トン運搬できる巨大なパワーシャベルが並立して駐車してくれていました。そして私たちの乗ったバスとの並列に。そのスケールの大きさがわかります。
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 参加者全員の記念撮影まで撮っていただきました。
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 今回の見学会をお世話いただきました野々宮明昇さんや、野々宮正輝さんは、鳥形山作業所が出来た当時から勤務されておられたとの事。現役の後輩の皆様が特別な配慮をしていただきました。
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 本当に得難い体験です。地域の交流から絶対に普通は体験出来ないことができました。野々宮明昇さん、野々宮正輝さん、野々宮益輝さんありがとうございました。また山本さんを始め日鉄鉱業鳥形山作業所の皆様本当にありがとうございました。感謝申し上げます。

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2015.08.24

今年は元気がなかったゴーヤさん


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 今年はうちのゴーヤは大不作。結局雨漏り修繕工事が6月20日から8月7日まで52日間もかかってしまったので、緑ののカーテンは出来ず、未だに値を這いつくばる段階です。台風15号のでもプランターは撤去しません。自然体でいきます。 
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父(96歳)もどうやら猛暑を乗り切りました。


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 残暑厳しいこの頃です。今日の高知市は早朝こそ涼しかったですが、昼前になると気温が事務所で32度、湿度は85%になっています。沖縄付近の台風15号の影響でしょうか?

 週明けは父(96歳)の植田医院での定期検診と点滴日です。
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「猛暑を乗り越えられ、クレアチリン値も2.36(前回8/14は2・42でしたので安定して来られましたね。尿素窒素も前回は31・5から26・6に、カリウムも4.6から4・5に低下しています。慢性腎不全は脱水症状が1番怖いので、水分補給だけは、しっかりとやってください」と植田一穂先生。

 しっかりした足取りで歩き、車も1人で乗降できますので、家族としては助かっています。
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植田医院へ行くときに必ず前を通過する近森リハビリテーション病院。2年がかりの工事でしたが、完成したようですね。凄い規模のリハビリ病院ですね。
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今週で実質8月も終わりですね


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 来週の31日が月曜で月末ですが、火曜日からは9月のスタート。実質8月は今週でお終いです。西日本を大型台風15号が伺っています。沖縄―九州のルートで北上中。火曜日の午後からJICAの留学生の皆さんとの意見交換会が下知コミュニティ・センターでありますが、影響があるそうですね。

 わたしも地元住民の立場で「市民目線の減災対策」というテーマで意見を述べることになっています。自然体でお話します。台風が来ればより臨場感があってえいと思いますね。」

 さて今朝の巡回夏季ラジオ体操は 奈良県広陵町 です。1人ラジオ体操続いています。とくに第2体操がいいですね。今日も1日頑張りましょう。今朝の事務所の温度は28度。湿度は90%です。

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仁淀川町泉川地区と二葉町との交流会を実施しました

充実していました泉川地区との交流会
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 2015年8月22日(土曜日)には、二葉町関係者19人は、」バスで仁淀川町泉川地区との交流会へ出掛けました。バスの中では防災講演会が行われました。講師は、二葉町自主防災会設立以来顧問をしていただいている西田政雄さん(防災寺小屋塾頭)です。
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 22日に交流する仁淀川町。西田さんによれば、「山間部の国道33号線沿いや、長者周辺の地域は深層崩壊が起きる可能性がある地域です。また半世紀前高知県の山山は杉とヒノキの植林がなされました。間伐もされておない人工林が殆どで下草も生えていない状態では、地震の強い揺れで、山が崩落する可能性が高いです。」
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「特に国道33号線が仁淀川と並行している越知町や仁淀川町の地域は、山が急峻で、人工林が大半なので、崖が崩れ道路が通行止めになる可能性も考慮しないといけない。
 仮に国道が崩落で通行止めになっても半年ぐらいすれば通れるようになるでしょう。」
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下知地域は仮に最短50日ぐらいで排水できても、浸水した家屋にすぐ住める保証はありません。また地盤が沈下すると少しの雨で浸水するでしょう。元の生活を過ごすには長時間がかります。それだけに事前に、地域同士の繋がりを持つことは大事です。」と言われました。

 また西田政雄さんは、高知市の長期浸水エリアにおける問題点をいくつか指摘されました。

「津波避難ビルの数が全く足りない。」

「地域住民が用意した津波避難ビルを高知市が配布した地図(2015年3月に高知市広報紙明るい町と一緒に配布)には、全く掲載しませんでした。民・民協定の津波避難ビルは、みなし津波避難ビルとして周知すべき。」

  そのあたりは二葉町自主防災会も指摘しています。
  
  「高知市役所の切れ捨てられた地域の防災情報」
 

「長期浸水エリアの約12万人の住民のうち、30~35%の4万人の住民が取り残される。籠城避難による孤立する可能性が高い。救出・救助手段や救助にかかる日数すら判明していない。」
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「孤立避難者の飲料水・食料の運搬手段が決まっていない。」

「仮設住宅の建設候補地が未定だし、足りない。みなし仮設の協定はどこまで進んでいるのかわからない。」とご指摘されました。

 「高知市はそのつもりはなくても、結果として地域コミュニティの分断、破壊につながることしかやっていない。」とも言われました。それだけに今回の仁淀川町泉川地区との交流事業は大事なのです。

 バスは午前10時過ぎに仁淀川町泉川集会所へ到着しました。元泉川小学校と中学校の跡地に、公民館として建築されています。区長の野々宮明昇さんと、仁淀川町消防団の副団長をされている野々宮正輝さんが迎えていただきました。
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 野々宮明昇さんはこう言われました。
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「こちらの泉川公民館は、広域な事業をするときにしか地域では使用しません。各集落には集会者がありまして、そちらでは宿泊も炊き出しもできる台所があります。」
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「和室では雑魚寝では20人。体育館では80人程度の雑魚寝は可能です。台所もあります。高知市下知地域の皆さんは、大災害後こちらへ避難されることは可能です。滞在しながら、地域には空き家がありますので、空き家へ住む交渉をしていくことは可能です。」というとてもありがたい提案がありました。
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 西田政雄さんの講習会での指摘のように、現在の高知市の避難計画では、「浸水エリアから何日で脱出できるのか?どこの避難所へ行くのか?応急仮設住宅への入居の見込みすら公表されていない有様です。

 仁淀川町泉川地区の皆様のご提案は大変ありがたいことです。泉川公民館への避難するための費用を高知市は支援いただけないのだろうか。またこの地域を空き家として借りたのなら「みなし仮設住宅」として家賃の支援をしていただけないのでしょうか。

 意見交換会の後で昼食をみんなで食べました。昼食は長者の農家レストランだんだんの里からの出前です。

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 大峰地区の空き家も見せていただきました。国道439号線からほど近いところの高台にあります。外側での確認でしたが、手入れが行き届いた空き家です。

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 泉地区にも空き家があるように、野々宮正輝さんは言われていました。
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 どんどん過疎高齢化が進展しています。空き家がありましても,住んでいないと家屋はすぐに劣化します。早く手を打たないといけないと思います。方法手段を急いで考えないといけないと思いました。

 

 

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2015.08.23

盛況の丸池町納涼祭


 8月22日は仁淀川町泉川地区との交流会の後、交流会に参加した有志で、丸池町納涼祭の様子を見に行きました。吉本豊道さんたちが中心で頑張っておられました。
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 凄いなと思ったのは、丸池公民館には地域限定の有線放送施設があり、「今から納涼祭を始めます。」と放送したことが地域全体に伝達される装置があることです。仁淀川町大植の集会場にも同様の放送施設があり感心したことでした。
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 地域の子供たちと若い親たちがたくさん参加されていました。地域内企業の四国ガスからもいくばくかの寄付が丸池町町内会にあり、子供主体の納涼祭を開催しているとか。感心しました。吉本さんお疲れ様でした。
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猛暑にもめげず父はゴルフ・リハビリしました。

いつもと1パターンで父(96歳)のリハビリゴルフの報告です。今日は朝から天気予報で「高知には高温注意報が出ています」との報道がしつこくされています。

 それで今朝通過するとき朝8時40分頃の大橋通りのラビータの温度表示板は28度でした。ゴルフ打ち放し場へ着いてもシニア・レディスの打席の人が少なめでした。早朝に来ていて帰ったのでしょう。
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 父はいつものように自己流の入念な体操をして。水分補給(OS-1)をがぶ飲みして球を1発1発打ちました。私はその間は読書タイム。今日は内田樹氏の「疲れすぎて眠れぬ夜のたまに」という随筆を読んでいます。
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 暑いので休み休みして打ちました。125発無事に打ちました。来るときは窓を全開にしてエアコンはかけません。終了後は窓を閉め、エアコンを全開にして、クールダウンします。父はへばることなく無事に運動を終えました。やれやれです。
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下知地区防災計画事前打ち合わせ


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 9月3日に開催予定の「下知地区防災計画第1回検討会」。地元「事務局」レベルで事前打ち合わせ・意見交換・情報の共有化作業を。2015年8月12日に下知コミュニティ・センターで行いました。
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 その前に、午前中に高知市地域防災推進課を訪問。その折にも山中晶一さんとは協議をしておりました。夕方からは坂本茂雄さんと山本美咲さんを加えて議論をしていました。
 8月12日時点の結論はだいたいこうなりました。

 下知地区防災計画は、
「希望ある未来に向けた」事前復興計画。生活と街を再建するための「住民」を失わないことが最優先されるべき。そのための個別計画策定と実践をする」

 議論の中で坂本茂雄さんがまとめていただきました。

 内閣府の「地区防災計画」は、前例があまりありません。地区住民と市役所とで作り上げる防災計画であることは間違いありません。それだけに議論をまとめることは難しい。
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 情報量が半端でなく、小さな容量の頭脳では、フリーズする寸前でした

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2015.08.22

下知地域内連携協高知市長との意見交換会


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 7月17日に予定されていました下知地域内連携協議会(国見俊介会長)と高知市長との意見懇談会が、台風で順延になり、8月21日に高知プリンスホテルにて開催されました。
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 意見交換会は国見俊介下知地域内連携協議会長が挨拶し、岡崎高知市長の挨拶と高知市政全般の説明と事前に下知連携協議会からの質問に市長及び担当部署が回答していただきました。
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 その後会場からの質問もありました。そして市長や市の担当部署も交えた懇親会も開催しました。最初でこじんまりとした会合でしたが、参加者からはまんべんなく意見や要望が出され、市役所側の真摯な回答も得られました。
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 下知地域内連携協議会としては、まずは合格点の)自己査定ですが)、意見交換会であったと思います。その速報です。

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2015.08.21

せわしい週末の金曜日です

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 今朝の巡回ラジオ体操は埼玉県 鴻巣市です。1人ラジオ体操は続いています。運動不足なんでラジオ体操だけは続けようと思っています。天気図を見ても不気味ですね。2つの大型台風が日本を狙っています。

 8月21日(金曜)はせわしい1日となりそうです。まず朝1番は父(96歳)の植田医院への通院の付添です。診察と点滴と貧血予防の注射もあります。薬もいただかかないといけないです。

 昼食後は、今度は母(89歳)を連れてはりまや橋商店街へ行きます。買い物と活き活き100歳体操(介護予防体操)への参加です。午後3時過ぎには戻ります。戻ってPCを点検し何もなければシャワーを浴び着替え、午後5時からの下知地域内連携協議会主催の高知市長との懇談会へ出掛けます。せわしい。


8月21日のはりまや橋サロン
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 今日の高知市は南海上の2つの台風と本州上にかかっている秋雨前線の影響なのか蒸し暑いし、どん曇りで今にも雨が降りそうなお天気です。母(89歳)を連れて、はりまや橋商店街へ来ました。

ひところから言えば少しは涼しくなりました。歩行補助車を持参し、母について商店街を散策してもらいました。
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 谷ひろ子さんのお店で焼き菓子を買いました。またフルーツ入りのゼリーを購入し、母と2人で食べました。
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 今日の活き活き100歳体操(介護予防体操)は、2週間ぶりでした。暑い中14人の高齢者の方が参加されていました。暑い中皆さん頑張っておられます。
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災害大国日本には原発は不要です

 地震が頻発し、噴火も続出している日本列島。しかし政府はあろうことか、」鹿児島県の川内原発を再稼働させようとしています。狂気の沙汰です。

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 これほどの地震大国で、火山大国日本。福島原発の避難されている人が10万人おられるのに、、また原発を再稼働するとは、為政者も原発近くの一部の住民もおかしいと思います。「生活よりも命」であると思います。
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2015.08.20

両親も通所して4周年とか


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 8月20日(木曜日)は、父(96歳)、母(89歳)が揃って介護予防通所リハビリ施設へ行く日です。戻ってくると4周年おめでとうの表彰状と、スタッフの皆さんとの記念撮影した写真をいただきました。

 介護保険の申請をケアマネージャーになっていただいた下村恵子さんに申請していただいたのが、4年前でした。そしてトレーニング型の通所施設が運動機能低下防止にはいいだろうということで勧めていただき、週に1度の通所から始めました。
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 父が週に3回、母は週に2回通所しています。2人とも超高齢者ですが、お蔭様で運動機能の低下は防いでいるようです。96歳の父などは体力テストで数値が向上しています。

 こうしたトレーニング施設は必要であると思います。本来は私などの還暦世代からトレーニングをして予防をしないといけないですね。

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両親は元気に介護予防通所リハへ行きました。


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 父(96歳)と母(89歳)は揃って、火曜日と木曜日は介護予防通所リハビリ施設へ行きます。お昼を手早く済ませます。12時15分ごろに送迎車が来てくれます。戻りは4時半ごろです。
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 運動機能の改善、介護予防(転倒防止策など)に特化した介護通所施設です。ディ・サービスの1つの形態でしょうが、入浴や食事のサービスはありません。
 現在父は要支援2、母は要介護度2です。介護保険の認定を2011年から受けました。最初は介護予防通所リハビリ施設へ週に1回揃っていくことが始まりでした。今では父が週3回、母が週2回利用させていただいています。
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 超高齢者でも運動機能低下防止、体力作りに役立っています。

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8月も下旬ですね


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 猛暑が続いた8月です。天気図では南海海上の津の大型台風と、秋雨前線が気がかり。その影響か蒸し暑いです。夏季巡回ラジオ体操は今日は群馬県板倉町です。ラジオ体操も事務所でしました。
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 今日は20日で木曜日。集金日と支払日です。ビックコミック・オリジナルとモーニングの発売日。近くのコンビニへ早朝買い出しに行きました。

 両誌ともアニメ化されたり、話題になったりする作品が多いので、だいたい購入しています。そのなかで異色な作品であるのは、ビックコミック・オリジナルに連載されている「今、そこにある戦争」という漫画作品(原作・テーラー平良、作画・稲井雄人・脚色あまやゆうき)が、荒唐無稽だがなんか現実味があり過ぎる。

 日本はアメリカの傀儡国家に過ぎないのですが、財政赤字をチャラにするため中国とアメリカをけしかけ戦争状態にしてハイパーインフレを引き起こし国の借金をちゃらにするとか。すというもの。

 朝鮮半島で中国と北朝鮮VS韓国とアメリカの軍事衝突をするように仕向け、日本は米軍の「後方支援」を名目に第2次朝鮮戦争に参戦する。荒唐無稽と思えないのは、安倍首相の資質と取り巻きの偏狭なファシストが政権中央に居座っているんで、現実味があるのです。

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地域減災の活動のヘビーさ

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 8月21日は、下知地域内連携協議会の主催での高知市長との懇談会。22日は仁淀川町泉川地区との防災交流会。25日はJICA留学生との意見交換会。9月3日は内閣府地区防災計画の第1回検討会。9月7日は高知県看護協会との意見交換会です。

 8月半ば過ぎから、週に2回のペーズで重要な行事が立て込んでいます。自分としては「300M四方の町内」から出ていない地域活動に過ぎないことが、何故大きなことになるのかわかりません。

 いろんな分野の皆様に注目され、お声掛けいただくことは悪い事ではありません。でも二葉町の土地の標高が5M隆起し、耐震地盤になったわけではありません。依然として危険な状態が続いていることは間違いありません。

 悩みは問題が「何も解決していない」ことです。諦めずに訴え続けるしかありません。

 事態は「300M四方でしか動けない小市民」のレベルを逸脱して進展しています。それだけ高知市下知地域は、南海トラフ巨大地震で現状では甚大な被害が予想される地域なんです。
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2015.08.19

下知地域2015年防災活動スケジュール

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 下知減災連絡会所属の各自主防災会の2015年内の事業スケジュール表です。下知減災連絡会主催や共済の行事も記載しています。

 8月から12月までの事業が記載されています。若松町自主防災会は4回も事業をされるので、すごいと思います。

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2015.08.18

JICA留学生の皆さんとの意見交換会


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 2015年8月25日に高知市下知コミュニティ・センターにて行われるJICA(日本の政府開発援助(ODA)を一元的に行う実施機関として、開発途上国への国際協力を行っています。)の留学生の皆さんとの意見交換会の概要が決まりました。


「津波想定諸国の政府防災担当者であるJICA研修生に対して、高知市下知地区・周辺地区で実施されている行政に頼らない、低予算、共助ベースで実施可能なコミュニティ防災のノウハウを提供する。」とあります。

 8か国から15人が来られるとの事。わたしの事前に大槻知史先生に出していた資料「市民目線での減災対策(高知市下知地域)」が、英訳され、事前資料となったようです。当日15分程度説明することになりました。
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 「市民目線での減災対策(高知市下知地域)は、まず居住地域の実態を正確に把握するために、防災会役員で手分けして二葉町内住民全員を対象とした「防災世帯調査」を実施しました。その結果地域の高齢化と「災害弱者」の人達が多い現実を知りました。

 その結果、浸水被害や津波から素早く逃れるためには、二葉町内に可能な限り津波一時避難(退避)ビルを、所有者のご理解を得て町内に14か所こしらえました。」
 
 それと津波被害のない地域(仁淀川町)等との普段からの交流事業を大切にしてきました。下知地域とすればほかに愛媛県今治市や、徳島県三好市、美波町などとの交流もしています。
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 情報伝達訓練では「ハンディ型携帯式トランシーバー」で昨年実施しました。4500M程度が限度です。それを補うために「国際信号旗」での情報伝達を目指すことにしています。
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 自宅(分譲)マンションを避難施設・防災拠点化する試みが、マンション自主防災会(サーパス知寄町1自主防災会]で試みられています。

 地域住民同士の繋がりを下知地域で復活させるために、地域交流イベント「昭和秋の感謝祭]なども開催しました。その他企業防災施設と地域住民との交流(ちより街テラス)等も、紹介しています。
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 7月17日はちより街テラス駐車場に地域交流イベントである「スマイル・フェス・しもじ」が初開催され、大盛況でした。

 必要に迫られてやってきたことが、海外の皆様に理解されるのだろうか?

 内閣府の「地区防災計画モデル事業」と言い、下知地域とすれば、なかなかヘビーな事業が今年も続きます。

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2015.08.17

父は回復基調です

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 今朝は盆休み明けの植田医院。大変な混雑で、待合室に座れないほど患者が詰めかけていました。それでもなんとかバイタル・チェックをして植田一穂先生に診察していただきました。

 「やはり暑さの影響でしょう。クレアチリンは2.42で、尿素窒素が31・5とやや悪化しています。脱水の影響ですね。水分補給を怠らないように。」との診察です。父は先生の言いつけを守り、水分補給はまめにしていますが、それでも足りないのですね。

 植田医院のすぐ近くの旧ボールジャンボ跡には近森リハビリテーション病医院が姿を現しました。2年がかりの大工事。凄い施設のようですね。
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善意の灯りが高知市へも

 高知【HOTARUプロジェクト】
浜田省吾さんが起点となるファンドによる東北震災支援。津波避難場所へのLEDソーラーライトの寄付。

 JSファンデーションホームページ

http://www.js-foundation.com/index.html

 ホームページのトップは名取市閖上(ゆりあげ)地区のランドマークである日和山に3基設置されていました。2012年に設置されたとホームページにありました。
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 2015年6月23日に現地を訪ね、閖上地区の皆様と交流をしました。
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http://futaba-bousai.cocolog-nifty.com/blog/2015/07/44-b965.html

 高知市も地域有志の尽力で、(株)デューク様、(株)四国舞台テレビ照明様の寄付も合わせて、合計70基を津波避難ビルに寄付いただいた。

 そして高知市地域防災推進課山中晶一さんや防災ガールズの皆さんの後9尽力で、ようやく「善意の灯」がともっています。
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2015.08.16

父(96歳)はゴルフ・リハビリをしました

 今朝は高知市は曇り空。そのせいで朝は涼しい。途中大橋通りのラビータの温度表示板では8時過ぎの気温は26度です。
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 いつものようにまず経口補水液(OS-1)で水分補給。自己流の体操をして球を打っています。その間は私は読書です。「オールド・テロリスト」(村上龍・著)を読んでいます。
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 快調に125発打ちました。階段昇降も苦痛なく昇降しています。
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今年は水難の年ですね。」

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雨漏りで事務所と自宅は「大工事中」です。

今度は15年目の車のトランクが水浸しに。どうもトランクのゴムパッキンがアウトとになっているようです。
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 7月の長雨でトランク内に漏水し、水抜きをしないので溜まったようでした。今日は全部抜いて乾かしました。
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 スぺヤタイヤを外し、水を全部抜き乾燥させました。車屋さんに聞いても「治せる見込みはない」との回答。2階のトイレも給水タンクのパッキンが劣化して水漏れ。こちらは水道屋さんに修繕していただきました。

 今年は「水難」であるようです。やれやれです。

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2015.08.15

わらこう夏祭りに参加しました


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 8月15日は朝から夜須の海へ浮かんでいました。しかも風も良かったので「朝から晩まで」海に浮かんでいました。自宅へ戻ってきたら5時半になっていました。海の記録をブログなどに掲載する作業で、クールダウンしました。体の火照りを冷やしてからでないといけないですから。
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 結局藁工ミュージアムへ着いたのは、演劇の怪談「番町皿屋敷」の直前の午後7時前でした。ソフトドリンクを購入し、劇場へ入りました。50人を超える人たちがいました。
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 奉公先の貴重な皿を失った容疑で主人に殺されたお菊が、たたり神となり復讐すると言う怪談。藁工で活動している(?)ある演劇集団が演じていました。品目は古典ですが音楽は今風。良かったです。

 出てくるとお腹が空いたので、カレーを食べました。会場では横田さんや、岡崎さん、高木さんや坂本さんに会いました。主催者の松本さんにもお会いしました。
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 さまざまなイベントも企画されていました。線香花火も販売されていました。家主の池田文七さんによれば「線香花火の芯は、藁の茎です。それでこの花火は長持ちします。」と解説いただきました。
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 お祭りでもアート系の皆様が主催されているので、どのコーナーもお洒落でした。盆踊りもご披露されていました。
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 ユニークで面白いお祭りでした。とても良かったです。主催者の皆様ご苦労様でした。ありがとうございました。

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手結盆踊りと花火大会でヤッシーは様変わり

 ヨットを片づけをして、様子見にヤッシー・パークへ歩いて行きました。普段と様変わりです。海水浴は午後4時までということですが、結構皆泳いでいました。
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 芝生広場には手結盆踊りの、踊り台が設置されています。周りは地元の人達の出店が出ています。
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 ヤッシーパークの道路と夜須駅前広場は閉鎖され、露店商の人達がお店の準備をしていました。炎天下での準備は大変です。手結盆踊りが始まる午後7時頃には身動きが出来ないほど人が集まります。
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 午後4時過ぎに夜須を撤収しました。午後7時頃には、地元高知市下知の藁工ミュージアムの「わらこう夏祭り」の様子見に行きます。

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最高のセーリング日和でした


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 朝は9時前に夜須のハーバーに到着ぎ装をしました。しかし高知大学ヨット部と、海辺の学校ヨット教室のハンザ(アクセス・ディンギー)が早くもぎ装されていました。
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 高知大学が先に海へ出ました。その後1人で出艇しました。今日は波がなく風が程よくありましたので、簡単に海へ出ることが出来ました。
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 午前中は波がなく快調に帆走しました。ヤッシー・パークの離岸堤の沖を通過し、月見山と岸本沖を通過し、赤岡を目指しました。赤岡港まで行きました。快調です。
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 赤岡からはアビームで手結を目指しました。高知大学ヨット部の470や、ヨット教室のハンザも出艇していました。午前中は9時過ぎから11時半まで帆走しました。
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 お昼は訪でいつものおむすびとたまご焼きを購入し食べました。30分休憩して出艇しました。朝より風が強い。
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 ハイクアウトの連続でした。風が強いので午後からの船上での写真は撮影出来ませんでした。結構忙しい。シニア・ヨットクラブのKさんも出て来ました。
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 午後は2時過ぎに上がりました。海の上は海風で涼しいですが、ハーバーへ上がりますと暑い。水を被りながら片付けしました。堪能しました。

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重たい「戦後70周年増刊号」


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 ビックコミック・オリジナル「戦後70周年増刊号」を購入しました。水木しげるや滝田ゆう、松本零士、山上たつひこなど漫画家が16人の作品が掲載されています。

 また「私の戦後70年談話」として、いとうせいこう、無着成恭、横尾忠則などが特別寄稿を寄せています。実に重たい内容ではないか。横尾忠則も小学3年生で終戦を迎えたとか。

 編集後記でも,今年は戦後70年だから単純に話題になるぞという想いから企画したそうです。憲法9条に関連した作品はほしい。沖縄を描いた作品もほしいとのことでした。

「結果、収録した作品はすべて、戦争のグロテスクで愚かでヒロイックな姿をそれぞれのアプロ―チで表現したものとなりました。こうして眺めてみると漫画家はやはり自由の民です。
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 本能的にお上の胡散臭さを嗅ぎ分けていますし、自分の生死は自分の戦場で決めたいと考えています。だからこの増刊号は時代のカナリアかもしれません。漫画家の想像力はもう何年も前から、日本の行く末に警鐘を鳴らしていたのです。

 漫画は別にお国のためにはなりません。そしてその作品で仕事をしている我々、編集者もしかりです。だからこそ、この時代の「嫌な感じ」に声をあげましょう。そんな増刊号です。」(P369 編集長 堀靖樹)
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 巻頭グラビアの画家藤田嗣治の「アッツ島玉砕」という戦争画のおどろおどろらしさに仰天します。藤田はこの1枚の絵により敗戦後[戦犯」とされ、二度と日本へ帰ることはありませんでした。
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 水木茂の「人間玉」という作品は、水木自身の戦争体験に基づき描かれています。輸送船の船底に詰め込まれた兵士たちが南方戦線に送り込まれる様子が克明に描かれています。
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 沖縄出身の漫画家比嘉すすむは、「砂の剣」という作品で、戦争の愚かさ、軍隊が決して住民を守るものではないという現実を鋭く描いています。渡嘉敷島本島から前島に渡ってきた40人の日本兵。島民に軍事教練を強いるが、主人公の分校長は粘り強く撤退を申し入れます。
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「小さな島です。住民は逃げることも隠れることも出来ない・・。軍がいないほうが、ここでは生き残る可能性が強い。住民を守るということであれば、どうか、兵の駐屯はおやめください。お願いします。」と説得します。

 結果小隊は撤退し、島は戦闘に巻き込まれずに島民全員が無事でありました。辺野古をめぐる沖縄の人達の気持ちを代弁した作品のようにも思います。
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 巻末には12月5日公開予定の映画「杉原千畝 スギハラチウネ」の宣伝文が掲載されていました。杉原は卓越した外交官であったようですね。公開が楽しみです。
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 漫画とは言え、漫画ゆえに重たい内容でした。プロの漫画家に並べるのはおこがましいですが、うちの子供の作品も一緒に掲載させていただきます。
 今やファシストに成り果てた安倍首相と、オスプレーの漫画です。
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2015.08.14

充電器を購入しました

 

 8月14日の「自爆現象」の小規模ボヤ騒ぎですが(原因は蚊取り線香に着火した後のマッチの火の不始末)ですが、被害としては、デジタルカメラの充電器と椅子として使用してきたバランスボールでした。

 充電器はないと困るので、延長ケーブルはないかと電気屋を探しましたが、なく、結局キタムラで「マルチ・バッテリー充電器」を購入しました。痛い出費でした。
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自戒をこめて 火の用心しましょう

 危ない所でした。恥を忍んで公開します。蚊取り線香の火が床に燃え移り事務所がボヤになっていました。早く気が付いて事なきを得ました。失態です。

 後気が付くのが5分遅れたらベニヤの壁に燃え移り消防署を呼ばないと消火できない事態になっていました。暑さで頭がぼけていたかもしれません。自戒です。

 防災会の役員が災いをもたらせてはいけないということです。教訓とします。

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命を守る医師と歯科医師は戦争法案に反対

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 ある医院のパンフレット掲示コーナーに「いのちを守る 医師・歯科医師は戦争反対!!NO WAR」とあります。
 「戦争をしないから大丈夫と言える日本に」「後世にわたり被害を生む戦争」「未来の子供たちに、平和な国づくりへ行動を」と医師と歯科医師のコメントが掲載されています。
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 普段からお仕事で人の命を守ることをされている医師と歯科医師の人達が力を合わせて「戦争法案」に反対していることが良くわかりました。

 パンフの中には「安保関連法案を速やかに廃案とすることを求めます」という請願書もありました。
 多くの分野の人達が、戦争法案反対の活動をされておられると心強く思いました。
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2015.08.13

3度目の五台山探訪ウォーキング

 今朝は午前6時に若松町田内千鶴子の「愛の故郷」石像前に集合。青柳橋を渡り、五台山探訪へ。横田政道さんの友人で神戸市から来られたご夫妻も参加されました。
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 今日は吸江寺付近から急こう配の階段昇りの連続で大汗を掻きました。途中毎日「五台山登山」をされている80数歳のご婦人に遭いました。
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 スーパーなお婆さん。南海地震の体験すあで足腰を鍛えているとか。個人としては3回目ですが、週に5回も五台山を探索されいる横田政道さんのガイドは適切でした。
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 2時間ぐらい探索し降りてきました。若松町の耐震護岸工事も佳境を迎えておりました。朝からいい運動でした。

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2015.08.12

あわただしく娘が帰りました

 高知市の1部ではよさこい祭りで盛り上がっていたようですね。うちでは全く関係がありません。日曜日の朝6時に友人の車に便乗して帰省した娘ですが、火曜日の夜行バスで戻ります。着いたらそのまま職場へ出勤とか。逞しいと言うかタフです。体が心配。

 娘とは一緒に月曜にヤッシー・パークへ海水浴に行きました。いろいろ話を聞きますと、業界的には大変らしい。前いた会社は業界では大手だったそうですが、実質会社は倒産。全員従業員は解雇されたとか。2年前、先に飛び出した娘はかえって荒波に揉まれよかったのかもしれません。

 今度いつ会えるのかわかりませんね。娘の同級生たちは伴侶を得て子供も授かっているのに。親として少し寂しい。仕事は頑張ってほしいが、よき家庭も築いてほしいと切に想う。平凡な人生でもいいではないか。夢に挑戦する以上は、我々も支援しないといけない。成功してほしいからです。

 名残を惜しむ間もなくあっという間にバスが来て、そのまま乗り込み去って行きました。
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高知新聞が若松町の耐震護岸工事を記事に

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 2015年7月30日の高知新聞夕刊社会面の記事は、「倒れぬ堤防で街守る」「土台に巨大鋼管くい」「浦戸湾周辺耐震化で先行」とあります。高知県土木事務所が、3年がかりで若松町から二葉町の堀川水門までの堀川沿いに耐震護岸工事を行っています。
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 土盛り堤防だった時代の昭和21年(1946年)の昭和南海地震では、強い揺れと液状化で護岸堤防が崩壊し、海水が下知地域へ流入し、長期浸水状態になりました。

 今回の耐震護岸堤防では、液状化に強いとされていますので、堤防が崩壊しなければ、地域の復旧が早いかもしれないですね。

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(1946年の昭和南海地震では、地震の揺れと液状化で土盛り土堤防が崩壊、海水が下知地域に流れ込み長期にわたり水没しました。

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2015.08.11

猛暑の中ですが父も母も元気です


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 高知市はよさこい祭り。知人のFBも関連投稿で溢れていますね。超高齢者には無縁な世界。父(96歳)は診察と点滴で植田医院へ行きました。血液検査の結果もいただきました。やはり暑さのために脱水症状気味になっているのか、数値は良くありません。
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 クレアチリン値は2・83と悪化しています。「やはり注意していても脱水症状になっています。水分補給に注意されてください。」と植田一穂先生のアドバイスです。
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 午後からは両親は、介護予防通所リハビリ施設へ元気に行きました。
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今日はだ3試合で沖縄興南高校の試合です。沖縄出身の家内と沖縄の大学へ行った娘は仲良くテレビを見ています。

 父の姉の叔母(99歳)が元気がなくなっているという情報を、もう人の叔母(85歳)から聞きました。従兄弟に電話しましたら「一時期やばいかなと思ったが、今は元気になっているよ。意識もはっきりしているから大丈夫。」とか。

 午後3時の事務所の温度は34度で湿度は80%。運度は高いが湿度が下がったのでしのぎよくなりました。

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低地の高知市街地どう守る?


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 以前高知におられたヨット仲間であった渡辺巌さんからいただきました。「25000分の1デジタル標高地形図」です。その地図を叔母の店(水谷龍文堂)でキャンパスに張り付けてもらいました。

 その1部私たちの住んでいる高知市下知地域は、写真の右側。海抜がすべて2M以下、ブルー色です。それを裏付けるように国道事務所が設置した「5M表示」が高いこと。見上げる高さです。
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 宝永町も「5M表示」は髙い。3階建て以上に避難しないと浸水被害から逃げられません。
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 国道33号線を西へ進み県庁・市役所前を超えますと5M表示がだんだんと低くなり、枡形付近では膝の高さになります。上町2丁目を過ぎますと地面の高さに、旭になりますと標高が上がるので、緑色になります。
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 どう考えても高知市下知地域の市街地で「生きのびる」ことは難しい、出るのはため息ばかりです。

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2015.08.10

娘と一緒に海水浴へ行きました

 8月10日は休暇を取って、午前中にヤッシーパークへ行きました。10時前に海水浴をスタートし、12時半まで泳いでいました。
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 今日のヤッシー・パークは、やはりうねりがありました。2人ともヨット用のライフジャケットを着用し、泳ぎました。仰向けになって浮くので楽でした。
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 早い時間帯は人が少なく涼しくて良かったです。昼前になりますと、結構人が来ていました。言葉からすると県外の人達が多かったようでした。ビーチでは1200円でビーチパラソルも借用しました。あれがないと影がないと凌げませんから。

 ライフジャケットを着用しますと遠くまで安心して泳げます。

 途中漁船がヤッシー・パーク・ビーチ沖に乗り込んできました。クラゲ防止ネットを張りました。一度ビーチへおもりを取りに着艇っしたので、砂浜に乗り上げないように漁船を抑えました。そんなこんなで、海に3時間もいますと結構疲れます。
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 シャワーを浴び、昼食はインド。カレーの店マサラへ。海水浴で発汗した体にはカレーが合いますね。お客さんで満杯でした。少し待ってお店へ入りました。
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 食事後道の駅やすのギャラリーで「原画とマスコット展」を観賞しました。
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娘はお土産を道の駅やすで購入していました。海水へ浸かりっぱなしで、干乾しになるというのは、疲れますね。海水浴はヨットとはまた違う運動ですね。2日連続で夜須の海を堪能しました。

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介護サービス利用者の2割負担は過酷な負担


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参議院では「戦争法案」の審議が行われています。審議を聞いていて、本当にこの法案は「生煮え」であり、答弁する首相や閣僚が法律の内容に的確に回答できないていたらく。
 そういう戦争法案より「介護サービス利用者の2割負担」の方が国民生活に深刻な影響を与えるでしょう。酷い横暴なやりかたです。大した年金支給額の高齢者を狙い撃ちにしているからです。

 対象となる65歳以上の人達、父の場合は96歳の高齢者の人達は、働いて収入を得ることはほぼ不可能です。収入が年金に限られる人たちに関して徴収額を上がることは釈然としません。逃げようがないし、収入を増やすすべがありません。

 高齢者はますます消費をしなくなるでしょう。戦争法案やこうした介護サービスの国民負担増で、また不況になりそうなことが怖いです。軍事産業(人殺し産業)で儲ける人たちはごく1部。特権階級です。経済がいびつになりますね。

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2015.08.09

1日夜須の海で浮かんでいました

 東京から意外に早く娘が帰宅しました。午前6時過ぎ。帰省するために2日連続で徹夜気味の仕事をしたとか。海へ行かんかと誘いましたが、眠いと言うので、自宅へ置いてきました。
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 夜須のハーバーへ到着しますと先週はいなかった高知大学ヨット部が、早くもぎ装が終わっていました。海を見ますと干潮から間もないこともあり波が高い。大学生は2人乗りの470とスナイプなので、1人が艇を抑え、1人が台車を陸へ上げて高波を出艇していきました。
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 こちらもぎ装して出艇しました。波のリズムが讀めません。するとSUPのリーダーの浜口さんが、SUPで着艇して陸へ上がり、出艇の手助けをしていただきました。ありがたいことです。種目は違いますが、シーマンシップはいいことですね。
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 沖へ出ると案外風もありました。海風(南風)です。今日も猛暑で陸の気温が上昇しますと、海の方が相対的に温度が低いので、海から陸へ風が吹きます。海の上にいますと涼しいです。海風を受けて快調に帆走できました。
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 天気予報で「うねりが2・5メートル」と言っていました。海を見ますと、なだらかな波の山がありその高さが2・5メートルで、その幅は200メートルぐらいあります。そのうねりが、沖合から岸へ向かって途切れずに来ています。
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 午前9時半位出艇し、11時半位上がりました、着艇時には香南市の職員の皆さんのめりスポーツ体験をされておられた人にサポートしていただき、高波の中無事に着艇しました。
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 昼ごはんはいつもの訪でおむすび3個とたまご焼き。30分休んで12時過ぎに出艇しました。出艇時もビーチにいた人に手伝ってもらいました。午後は午前中より風が強かったです。沖へ出て2時間ぐらい帆走を楽しみました。
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保冷箱にはスポーツ・ドリンクと冷やした水を入れていました。

 着艇時は、出艇しようとしているヨット愛好者の人にサポートしてもらいました。お礼に出艇をサポートしました。シーマンシップはお互い様で気持ちがいいものです。

 道の駅夜須へ寄り。いつもの「おっさん2ショット」を山本宏幸さんと撮りました。
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 ヨットをぎ装解除し、」水洗いし、体を洗い片付けして、ヤッシー・パークへ寄り、自宅へ戻りました。戻ると午後5時半になっていました。1日海で遊びました。最高でした。

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検察審査会での元東電幹部が強制起訴に


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 2015年7月31日に東京第5検察審議会は、「東京電力福島第1原発の事故をめぐり。当時の東京電力の経営幹部3人を、業務上過失致死罪の罪で強制起訴しました。2回目です。

 未だに10万人を超える原発避難者がおられ、事故元の福島第1原発の廃炉のロードマップは未だに確率はしていません。
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 プロの検察の判断は「大津波はあの時点で予測できなかったので、東電経営者には責任はない。」という形式論の判断でした。

 2007年の中越沖地震で、東京電力柏崎刈羽原発で火災事故が発生しました。その当時の原発関係者の議論のなかで、「東京電力福島第1原発は津波による被害の可能性がある。」と指摘されていたことを、私でさえ覚えています。

 あれだけの被害を与えた福島第1原子力発電所。地震から4年3か月が過ぎても今なお、大量の放射性物質の流失は止まりません。10万人を超える原発避難者の皆様の帰宅のめどは立っていません。国富の多くは失われました。

 全く責任者が不在であると言う検察当局の無責任な論証を認めるわけにはいきません。当時の東京電力幹部の責任は当然あるし、原発を国策として推進してきた国の責任も当然あります。

 いずれにしろこれだけ地震や噴火が続出している日本列島に、原子力発電は危険極まりなく、すべて廃炉にしませんと国の安全は担保出来ないと思いますね。
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2015.08.08

ようやく定位置に戻ったゴーヤさん


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 6月20日から始まりました雨漏り対策工事。外壁防水・防錆塗装工事が8月7日にようやく終わりました
空地へ移動していたゴーヤさんのプランターを「定位置」へ戻しました。水遣りも楽になります。さてこのさき「遅れ」を取り戻せるのか。
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 「猛暑日」が連日続いていますが、ゴーヤさんの緑のカーテンは絶望的ですね。

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父は猛暑の中 ゴルフリハビリしました。


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 7月27日に白内障の手術受け、3日間町田病院へ入院していた父(96歳)です。8月6日に執刀医の自己診察で、ゴルフリハビリOKが出ました。2週間ぶりのゴルフリハビリです。

 午前8時過ぎの事務所の温度は30度で湿度は85%でした。大橋通りのラビータの温度計表示は午前8時半前で29度です。風もなく暑い日です。
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 そのせいか打ち放し場もシニア・レディス・コーナーは、父と知り合いの2人と計3人で貸切状態です。暑いので高齢者は朝7時過ぎに来て帰った人が多いとか聞きました。
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 久しぶりなので父は入念に自己流の体操をして、経口補水液のOS-1をがぶ飲みし、ゴルフボールを打ちました。その間私は読書タイムです。村上龍の話題作「オールド・テロリスト」を読んでいます。
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 終わった後の階段昇降も難なくこなしました。
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父の介護保険負担割合が2割に

 8月から介護保険の利用者負担の割合が、父の場合は1割から2割負担となりますね。たいした年金支給額でもないのに、なぜ低額所得者から介護保険負担を国は増やすのか。釈然としませんね。

 一過性のお祭り騒ぎの東京五輪のメイン会場建設費用に3000億円も出すとか言う馬鹿げた話もありました。戦争法案といい、安倍内閣は国民生活の事には全く関心がないらしい。

 アメリカ軍の手先で自衛隊を海外派兵する必要性などまるでありません。父は現在96歳ですが、89歳で倒れるまでは現役で働いていました。最近でこそ要支援2になりましたが、週3回の介護予防通所リハビリでは頑張っていて、体力も向上しています。

 「要支援」を介護保険から切り離し、「市町村でご勝手に」という無責任なことも国ははじめています。一体日本国はどうなるんでしょう。父の世代は若い時は兵役につき多くの友人が戦死した世代です。敗戦後懸命に働いてきた世代です。

 人生の最終局面へ来て、高齢者に冷たい仕打ちをする政府がやっている国が栄える筈はない。東京五輪は返上すればいい。災害大国日本であるのに、あらたな災害である戦争を引き込む戦争法案は許しがたい。

 いい加減に国民不在の政治はやめていただきたいものです。

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2015.08.07

雨漏り・外壁防水・塗装工事が完了しました。


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 2015年8月7日に、足場仮設業者が登場。若いとび職の人達が手際よく足場を解体し、運搬してトラックへ積み込んでいます。総足場でしたが、4人で半日で綺麗に解体し去って行きました。手際が良いものです。
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 雨漏りもしなくなりましたし、外壁の防水と外壁の美装も完了。雨漏りしていた3階階段部の壁面とクロス張りもしていただきました。
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 支払いが怖いですね。思わぬコストがかかってしまいました。どうか南海地震はしばらく来ないようにお願いです。今は余力がありませんから。

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最終日のラジオ体操


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 10日目のラジオ体操。今日で終わりです。先週から始まった青柳公園でのラジオ体操。お天気にも恵まれ、なんとか10日間やることが出来ました。
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 20人以上が参加するラジオ体操という事例は実は最近は少ないと言います。50年前の小学生だった私などは、夏休みはラジオ体操に早朝出かけた記憶が未だにありますから、いいことであると思います。
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 最終日は「見守る人」も含め今までの最高の26人が参加しました。

 なにはともあれ下知地域内連携協議会で企画した事業でした。ラジオを二台持ち込んでお世話役をしていただいた坂本茂雄さん。ありがとうございました。

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東北被災地交流ツアー(総括その1)


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 2015年6月20日から23日までの4日間、高知から私を含め8人の有志が東北被災地交流ツアーに参加しました。諸般事情で参加できなかった人たちも同数以上いました。

 1か月経過した感想は、「無理して行って良かった。段取りされた坂本茂雄さんに大感謝。被災者の現実の切実な話が聞け、得難い体験ができました。」です。

 レコーダーやVTRの記録媒体を使用せず、ノートに聞き取りしたことと、写真撮影でしたので、すべての意見交換会を再現はできません。でも報告記録を記述していまして、いまさらながらに気が付くこともあります。

 今回はそれをまとめてみたいと思いました。

1)すべては「事前対策」がすべてです。

 テレビやラジオや携帯の情報が遮断された中で、どう自分が判断し、どこへ安全に逃げて、命を長らえることが最低限できるかどうか。そして自分の生活や会社をきちんと再建できるかどうか。そこまで事前に対策をしていないいけないとつくづく思いました。

2)復旧・復興事業は長期間にわたって継続します。

 復旧・復興事業計画を罹災後半年以内に出さないといけないと言われましても、事前に話し合い、検討していないと無理であると思いました。

 今回のツアーで成功事例と思われる東松島市の集団移転事業は、過去に2回自衛隊基地の拡張工事などで移転の経験があったことは大きいでしょう。また名取市の閖上地区のように、大変高水準の地域コミュニティ活動を行っていることに敬服します。


 それゆえに復興事業が住民参加型で行われていると思いました。
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 私たち下知地域が見習うべきは、事前にこうした地域コミュニティ活動を継続し続けることでしょう。
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3)内閣府地区防災計画の最大活用

 2015年度の内閣府の地区防災計画モデル事業に高知市下知地区が選定されました。全国22か所の中の1地域です。住民の想いや構想を現在の制度や行政側の協力も取り付けて、自治体の地域防災計画に反映して行くことを目的としています。
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 石巻市の各地の土地区画整理事業や、高台移転事業を見聞しましても、一筋縄ではいかない現実を感じたからです。住民側の勉強が必要であると思いました。


4)何故復興・復旧事業の進展が遅いのか?

 2011年3月11日から4年3か月が経過しています。未だに修理が出来ていない被災住宅に住まれていられる人もおられました。住民合意がとれて高台移転事業や、嵩上げによる土地区画性事業も進展はしていますが、後何年かかるのかわかりません。
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 2日・3日に合流された室井研二名古屋大学准教授は「昨年視察したインドネシアのアチェの市街地は津波の痕跡など全くないほど再生されていました。それに比べ日本はどうして復興が遅いのか。社会制度に問題があるのか調査の必要がありますね。」

 今回の東北被災地交流ツアーは地域住民や地域団体や支援団体を主体に意見交換をしました。石巻市役所など行政側の言い分や構想を聞いていません。そのあたりを知りたいと思いました。

 第1回目はこんな程度です。また下知地域の現実と照らし合わせて総括作業を行いたいと思います。

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2015.08.06

ようやく雨漏り防止・外壁防水・塗装工事が終了しました。

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 2015年6月20日から始まった事務所兼自宅の雨漏り補修・外壁防水・防錆塗装工事が今日終了したようです。ちょうど「東北被災地交流ツアー」の出発日から足場仮設工事が始まり、23日に戻ったときは、建物全体が足場と幌に覆われていました。
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 元はといえば雨漏りが酷くなり、家人が耐えられなくなったので、遂に工事屋さんに発注した次第です。梅雨の合間を見て屋根の上にトタン屋根をすっぽり被せ、樋や、外壁のコーキングもやり直して雨漏りはお蔭様で止まりました。

 建築会社から「外壁も一部錆が出てますし、全体的にチョーキング(白亜化)していますので、防錆塗装と美装塗装とコーキングで防水もしましょう。」という提案がありました。意外な出費ですが、足場がなければ出来ない工事なので、決断しました。

 しかしその後梅雨が明けず毎日日にちが雨ばかり。ようやく梅雨が明けたのが7月25日頃でした。それから毎日日にちが猛暑。35度を超える日も連続し、さぞかし施工業者さんたちもたいへんであったと思います。
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 ようやく終了し、外観も綺麗になったようです。雨漏りも心配なくなりました。20年ぐらい南海地震は来ないでいただきたいものです。

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父は白内障手術10日目の検査と診察へ行きました


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 7月27日に左目の白内障の手術をし3日間町田病院へ入院していた父(96歳)です。昨日はお蔭様で運転免許更新時の眼の検査にも合格、免許書をもらいました。

 今日の町田病院は昨日主治医の橋田先生が休診したこともあり予想以上に混雑していました。9時半の予約でしたが、診察が終わったのが11時20分でしたから。特に異常はなく、週末のゴルフ・リハビリも許可になりました。父は喜んでいました。

 戻ると昼食を駆けこんで、午後からは介護予防通所リハビリへ。送迎車は母だけ乗り込み、父は目薬の点眼もありましたので、後で送って行きました。元気でなによりです。

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9日目のラジオ体操


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 今朝も暑い。事務所の温度は30度で、湿度が88%。短パンでは足の何か所も蚊に食われますので、今朝はGパンで行きます。

ゴミ拾いをしながら青柳公園へ行きました。今日のラジオ体操は25人が参加しました。
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 今日の午前中は、父の眼の検診。白内障の手術後の経過観察ですおかげで視力は回復し、昨日運転免許センターの免許も更新しました。

 暑いですが今日1日頑張りましょう。

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両親の足取りでは津波から避難はできません。

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 2015年7月26日(日曜日)の午前10時過ぎに自宅を両親(父96歳・母89歳)と徒歩で出発しました。目的は下知コミュニティ・センター4階多目的室で開催されます若松町自主防災会の映画会への参加です。
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 父は杖を突いての歩行で歩く速度が遅い。母は脊椎間狭窄症と言う腰痛で、歩いては止まり、歩いては止まりの状態。自宅から下知コミュニティ・センターまで200M程度ですが10分かかりました。

 1階ロビーで水分補給して、一段落して階段を上り4階まで行きました。やはり階段昇降は時間がかかりました。10分かかりました。
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 高知市下知地域は、高知市の資料では南海トラフ巨大地震発生後、第1波の津波が30分後に来るとの予想です。震度6強の地震があり、落ち着くまでの10分ぐらいかかります。道路が今日のように平滑であったとして、自宅から下知コミュニティ・センター4階まで20分かかります。津波に追いつかれてしまいます。
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 やはり高齢者の避難場所は、自宅から50メートル以内に設置しないといけないですね。とにかく揺れに耐えている高い建物にはすぐに階段を上がり逃げること。それが海抜0メートル地域で生きのびる条件なんです。

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2015.08.05

父(96歳)はようやく運転免許を更新

 4月21日に父(96歳)は、高齢者運転免許講習を自動車学校で受講し、修了書をいただきました。それで5月27日に運転免許センターへ行きましたが、左目の視力がほとんどないことが判明、不合格になりました。

 その後植田一穂先生のご紹介で、6月8日に町田病院の橋田医師に診察いただいたところ「左目は白内障が酷く、ほとんど見えていません。手術をしましょう。」ということになりました。

 手術日は7月27日でしたが、運転免許の更新の締め切りは7月24日でした。結局「執行失効」になりました。それで予定どうり白内障の手術を受け、8月5日に執行手続きを運転免許センターでするために父と一緒に来ました。
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 大勢の人達が免許更新に駆けつけています。父は書類を書いて、視力検査しました。1回目は不合格。30分してやりますと、基準値以上の視力が確認されて合格しました。
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 それで免許書用の写真を撮影し、しばし待って新しい運転免許書を発行してもらいました。「失効」となりましたので、ゴールド免許ではなくなり、大型自動二輪の免許は放棄しました。
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 次は3年後です。その時父は99歳になります。

 大勢の人達であり、長く順番待ちをしたため、父はつかれていました。
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若松町防災会の避難訓練=映画会へ参加

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 2015年7月26日(日曜日)の午前10時半には、超高齢者の両親(父96歳・母89歳)下知コミュニティ・センターへ行きました。主催は若松町防災会(橋本一班班長が企画)

 下知コミュニティ・センターまで自宅から歩いて何分かかるのかを把握するのが目的です。徒歩で下知コミュニティ・センター1階ロビーまで、11分かかりました。それから階段昇降して4階多目的ホールまでが10分かかりました。両親の足では4階多目的まで避難するのに20分かかることが確認できました。
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 想定される南海地震の震度は6強。第1波の津波到達予想時間は約30分です。自宅から下知コミュニティ・センターまでの避難行動は難しいことがわかりました。平地歩きより、階段昇降が超高齢者には大変でした。
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 映画会の開会の挨拶は若松町防災会1班の班長橋本さんがされました。

「皆さん今回の企画は、ご自宅から下知地区の避難所になっている下知コミュニティ・センターまで徒歩で何分かかかるのかを測定していただきましたでしょうか。

 向こう三軒両隣の精神で防災活動、町内会活動をいたしましょう。
映画南国土佐を後にしては、今から56年前の作品です。小林旭や浅丘ルリ子が主演され、ペギー葉山さんも出ておられます。

 昔の高知市の様子やよさこい祭りの様子が見ることができます。」
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 若松町をはじめ二葉町も含めた30人が参加しておりました。
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 出演者もみんな若いし、物故者になられ俳優もおられました。映画の時代背景は14年前が敗戦でまだ身近であった時代。高度経済成長が始まりかけた時代ですね。

 浅丘ルリ子さん(75歳)と言えば、今月の日本経済新聞の連載コラム「私の履歴書」を執筆されています。満州で生まれ、父親が甘粕氏と懇意にしていたとか歴史の人ですね。小林旭さん(77歳)も映画では若い。21歳であり、浅丘さんは19歳でした。
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 B級映画でしたが、高知が舞台であったためか面白かったです。両親も退屈せず見ていました。良い散歩になりました。帰り際エレベーターで一緒になったご婦人たちも「もっとみんな来れば良かったのに。面白かったわ」との感想を言い合っていました。

 若松町防災会の皆様ご苦労様でした。ありがとうございました。

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父は減タンパク食の摂取で健康になりました。

父(96歳)は健康を維持しています

 先日父の通院の付添で植田医院へ行きました。

「お父さんはきちんと減タンパク食(特に主食であるコメ、パン類、麺類、お餅)などを毎日摂取し、腎臓の負担を減らし、水分補給を気遣い、適度な運動もされています。クレアとリンの数値(2・3前後)ですね。
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 心配いりません、今の減タンパク食と水分補給、適度な運動をされ、健康を維持してさえいれば透析の必要性は全くありません。」と言われました。
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 資料では血清クレアチリン値が、6.0の人が減タンパクの食事を接種することで、透析に移行する時期を遅らせる効果があるようです。感心しました。
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 父が健康であるのは、2011年からホームドクターになっていただいた植田一穂先生のお蔭です。

 大雨の中傘をさして2歩足で歩いている父。96歳としては健康です。いいことです。ただ悩みは減タンパク食は今や大手食品メーカーが製造していますので、品質的にも信頼ができます。でも保険や介護の対象ではなく、何の支援もありません。
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 間違いなく減タンパク食で、父は健康になりました。腎不全患者と予備軍は2500万人とも言われています。国民の健康を増進するためにも、減タンパク食は普及すればいいと思います。そのためには保険や国の支援も必要であると思います。

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2015.08.04

暑い中両親は元気に介護予防通所リハビリへ

 今しがた介護予防通所リハビリの送迎車が来ました。父(96歳)と母(89歳)は2人そろって送迎車に歩いて乗り込みました。涼しい所で運動するので良いと思います。
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 8月から父は介護の負担が2割になり自己負担額が倍増しました。なけなしの僅かな年金から収奪する無慈悲な政府のやり方には腹が立ちますね。東京五輪の無駄遣いには真底腹立たしい。

 今日12時20分過ぎの事務所の温度は32度、湿度は82%。昨日より幾分涼しい。でも温度が上がるのはこれからの時間帯です。

 午後から得意先を回って、月に1度の老師の整体へ。その後携帯屋さんに立ち寄り充電器を見てもらいます。調子が悪いので。

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7日目のラジオ体操


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 今週から自宅からラジオ体操会場の青柳公園まで、道路のゴミ拾いをしながら行くことにしました。結構あるものです。ゴミは吸い殻が多く、お金は落ちていません。
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行く途中のコンビニで、父(96歳)が毎週読んでいる週刊現代を買いに行きました。今日のラジオ体操は23人が参加しました。少しずつ地域に認知されてきたようですが。今年のラジオ体操はあと3日で終了です。
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戦争法案を皮肉る漫画


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高知新聞2015年7月25日朝刊の「高新まんが道場」にひさしぶりに下の子供の作品が掲載されていました。
 キジと小学生の掛け合いがテーマです。仕事が暇な時期があったんでしょう。

 今回の高知新聞漫画道場の入選作品も下の子供の作品以外は「戦争法案」に関する入選作はありませんでした。漫画は社会の鏡です。社会風刺をもっとやっていただきたいと思いますね。

 「戦争法案」に反対されている皆様も、「小学生でもわかる違法性、違憲性を表現」してください。いつまでたってもサヨクの「上から目線」の反対運動では国民的な運動にはなれっこありませんから。

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2015.08.03

ラジオ体操6日目


 今朝で6回目のラジオ体操。そのせいか早めに目覚めます。いいことです。今週は地域の行事も個人の用事もせわしい。
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自宅から青柳公園までを道路のゴミ拾いをしながら歩きました。結構あるものです。馬鹿が田舎にもおおいということです。
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 台風13号が日本をうかがっている。影響がでてくるのは5日以降でしょう。ラジオ体操は今週でお終いだから、雨にならないでほしい。今朝はラジオ体操の参加者は、やや少なめの19人。旅行や帰省などされているのでしょう。
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 暑い盛りですが、暑さに負けず今日もスタートしましょう。
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「新・戦争論」を読んで


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「新・戦争論」(佐藤優。池上彰・著・文春新書・2014年刊)を読みました。佐藤優氏と池上彰氏との奇妙な取り合わせ、対談に興味があったからです。ご両人とも精力的な活動で飛び回っている傍ら、著作を出すとは。とてもスーパーなご両人です。

 世の中「情報を発信すればするほど、情報が入ってくる」というのは原理原則です。私個人の小さな世界においても、このところ300M四方の町内の地域防災活動しかしていない私のところへ、全国メディアの取材や、学識者の調査が来られます。取材もされますが、地域では知ることができない「情報」もまた提供していただけるからです。

 そういう意味において、ご両人は活発に動いています。また官僚や企業と言う組織にも属さずフリー職業人であると言うことも、情報に偏りがなく入手でき、発信できますね。

 読んでいくと早速興味深いテーマについて言及されています。

 少し長いですが引用します。(以下引用)

佐藤「今、世界では、「力」と言うものが、軍事、政治、金融、産業、科学技術、情報というように分散した形で存在しています。ところが現在に日本は、いずれも弱いように見えます。一方であまり難しいことを考えないで激しい行動を取ると言う意味では、日本もかなり乱暴な力をふるっています。

 兵庫県の県会議員が号泣し、それがネットに流れて話題になりましたが、世界から日本は、あの議員に近い感じで見られているのではないでしょうか。

 というのも、朝鮮半島有事に備えて集団的自衛権を閣議決定する一方で、すぐに北朝鮮の制裁を1部解除してしまう。そして、集団的自衛権を確保しても、いま最も緊張している中東へが行かないと、イラクと言う国名まで出して言明していました。」

池上「支離滅裂ですね。北朝鮮がミサイルを撃っている最中に制裁解除するなど考えられない話です。

 もう1つ、滅茶苦茶な事を上げれば、朝鮮総連本部のビルの競売が止まってしまっていることです。最高裁が朝鮮総連の不服申し立てを受けて、売却手続きを一時止めました。三権分立はどこへ行ったのかと思います。」

佐藤「裁判所の過剰附度ですね。」

池上「裁判所が政治的に動くと言うのは、拉致問題を解決するために必要であったかもしれませんが、本来、法治国家においては、あってはならないことです。」(「外からは奇妙に見える日本 P16)

 ここからが1つ注目すべきところです。集団的自衛権の問題についてのやりとりです。

佐藤「こうした支離滅裂がとくに顕著だったのが、集団的自衛権の問題です。
2014年7月1日に「集団的自衛権の行使を認める」と言う閣議決定がなされました。
 あのときホルムズ海峡の国際航路帯の封鎖が議論されましたが、たとえ封鎖されても、日本の自衛隊は絶対に出動できません。
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 それを安倍総理はどこまで知っているのか。知っていて集団的自衛権を振りかざしているのなら不誠実ですし、知らないで言っているとしたら恐るべき無知です。なぜなら、国際航路帯は公海でなく、オマーンの領海を通っているからです。

 そもそもホルムズ海峡の周辺は、アラブ首長国連邦の領土なのですが、海峡を望むムサンダム半島の先端だけは、オマーン領の飛び地になっていて、オマーン政府が海上をパトロールしています。

 なぜかといえば、オマーンは、船乗りシンドバットの国で、かつてマダガスカルからインド洋まで展開していた海洋大国だったからです。そういう経緯から海上交通の要衡は、飛び地のようにオマーンに属しているので、もしイランがホルムズ海峡を封鎖するなら、オマーンの領海内に機雷を敷設することになる。

 国際法では、他国の領海内に機雷を敷設すれば、その瞬間に宣戦布告として扱われ、戦争状態になります。ところが「戦闘状態の地域には自衛隊は行かない」と言うのが、今回の集団的自衛権に関する閣議決定の縛りです。

 もちろん国際法的には戦争状態だが、戦闘は起きていないという説明は一応可能です。しかし、現実的に考えて、日本とイランが戦争状態になる。ホルムズ海峡での自衛隊の機雷除去の可能性はありえない。

 自民党は、公明党にひきずられたのです。自民党が得たのは「集団的自衛権」という名前だけ。これで自衛隊は出動できない体制になりました。」

池上「まさか、佐藤さんが公明党に入れ知恵をしたのでは?(笑)

佐藤「いえ、そういうことはしていません。公明党がしたことを事後的に解釈しただけです。(笑)むしろ公明党は、支持母体の創価学会と価値観を共有し、日蓮の「正しい原理をもってすれば国は安定する」という立正安国論を貫いたわけです。

 日本人の母親と子供がアメリカ船に乗って避難する、と言うことは、日本船は既に出せない状況になっている。アメリカ船は、まずアメリカ船は、まずアメリカ人を、次にイギリス人を避難させますから、アメリカ人もイギリス人も逃がして、その後のの残り船で日本人を逃がすと言うのは、危機の末期。

 日本にある米軍基地から北朝鮮を攻撃しているはずです。それでも北朝鮮側は、避難船を黙って見過ごして、ミサイルの一発も撃ってこないのか?小浜や柏崎の原発に特殊部隊を上陸させて工作などしないのか?そんなはずはない。

 一つでも、工作がされたり、ミサイルが飛んで来れば、その瞬間から個別的自衛権の適用になりますから、集団的自衛権というのは、そもそもありえない想定なのです。」(P19)[有名無実の集団的自衛権)

 先に大戦でも沖縄から疎開しようとした大勢の児童生徒を乗せた対馬丸が米国の潜水艦に魚雷攻撃され撃沈され、多くの子供たちが亡くなりました。戦闘状態になれば、当たり前の光景になります。安倍総理の「たとえ話」は荒唐無稽です。

 引用はまだまだ続きます。

佐藤「なのに、なぜ安倍総理はあれほど集団的自衛権に拘ったのでしょうか。
木戸御免で総理に会える人が、「おじいいさま(岸信介)の思いですね」と言ったら、総理は、満面に笑みを浮かべ、「そうなんだよ。岡崎久彦大使にも言われた」と答えたそうです。

「だから、このことでは安倍さんは絶対に折れないよ」と、その人が言うので、私が「そうなると、これは新聞の政治面や国際面の話題ではあにですね。生活・医療面の心のページですね」と答えました。まさに「心の問題」です。

 おかしいのは総理ばかりでなく、メディアも変です。集団的自衛権に対する公明党の出方を、朝日新聞は[苦しい対応](朝日新聞デジタル版。2014年7月2日付]と批判しました。しかしこの批判は妥当ではありません。

 なぜなら、以前から、日本政府は、国内法と国際法を使い分けることをしていたからです。つまり、かつて政府が行ったインド洋での石油供給、イラクへの自衛隊派遣も、日本政府が個別的自衛権で説明しても、それは国内的な説明に過ぎず、国際法的には集団的自衛権の行使と解釈するのが通常でした。

 今回の閣議決定は、その縛りを従来よりはきつくしてしまったことになります。

 閣議決定について、公明新聞(2014年7月2日付け)は、安倍総理が山口那津雄公明党代表に、「個別的、集団的かを問わず自衛のための武力行使は禁じられていないという考え方や、国連の集団安全保障措置など国際法上合法的な措置に憲法上の聖お役は及ばないという考え方を採用しない」と明言したと書いています。

 これは公明党が従来の枠組みを超えて、自衛隊が海外に出動できないようにネジを締めた、という勝利宣言です。この2つのポイントは外交のプロでないとわからない、しかし要の問題なのです。」

「さらに集団的自衛権による武力行使の新三要件の一つとして[我が国の存立が脅かされ、国民の生命、自由及び幸福追求の権利が根底から覆される明白な危険がある」場合という規定が加えられましたが、「明白な危険」というのは、国際法上にはかなり強い縛りです。

 朝日新聞は「苦しい対応」と言う言葉で「公明党の虚勢だ」と書いているわけですが、朝日新聞のほうがよくわかっていません。

 首都大学東京の木村章太郎准教授が、「集団的自衛権」と称されているものの内実は、実際は、個別的自衛権と、集団的自衛権の重複する領域の事象で、従来の政府見解を一歩も踏み越えていないと述べて、さらに「明白な」という一言で、公明党が自民党とタイに持ち込んだ、と言っていますが、まったく彼のいうとうりなのです。
 さらに重いのは「集団安全保障はやらない」と安倍総理から言質を取った事。

池上「実をとったのは公明党、ということですね。」

佐藤「公明党にしてやられた閣議決定を、さらに法制化などしたら、それこそ大変だということで、外務省などは、もうみんな力が抜けています。

 尖閣諸島や中国との関係で大変なことになったら、集団的自衛権の行使で助けに来てください。しかし自衛隊は中東へは行きません。うちの役に立つときは助けに来てください。しかしこちらからは助けにいかないけど というのが日本流の集団的自衛権です。
 
 これでは日米同盟を毀損するのでは、と外務省の安保担当者が心配しています。この閣議決定を実施するための法律をつくれば、ますます困った事態になります。」(P22)

 引用終り。

 まさに今の「安保法制」=戦争法案が、閣議決定より1歩踏み込んだものになっているのでしょうか?今一つわかりません。

 安倍首相の言う「集団的自衛権」なるものが、佐藤優氏の言われるとうりであれば、今までと変わりません。ただ今度の国会に提出され、衆議院で強行採択されたあんぽほうせいうなるものが、自衛隊を地球の裏まで米軍とともに本当に行くのか検証の余地はありますね。

 佐藤優氏の言追われるとうりですと、従来と何ら変わることなく「安倍総理は集団的自衛権」と言う「名ばかり」の言葉をとったものの、実態は全く体制ができていません。

 安保法制が「わかりにくい」には、こうしたいきさつがあったからでしょう。与党間でも自民党は「世界中に自衛隊を派兵することで国際貢献ができる」と言うです少子、連立与党の公明党は「自衛隊の海外出動を止めた」と言うでしょう。

 そのあたりはどうなのでしょうか?

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2015.08.02

何はともあれ夏の海へ

 いろいろと用事はあり、課題も未解決なところはいくつかありますが、絶好の夏空なので、夜須の海へ行くことにしました。7月25日に高波と稚拙な操船により、ラダーが折れたこともありました。

 横田政道さんが、古いヨットのラダーを持って来てくれました。以前私が乗っていたシーマーチンの部品だそうです。合えば儲けもの。シーホッパーのラダーに金具を取り付けました。さてどうなることか。

今年3回目の二葉町町内会一斉消毒を終えた後、夜須へ行きました。絶好の晴天。夏空です。
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到着してほどなく、大型バスが入って来ました。丸亀商工会議所青年部のご家族36名が、シーカヤック体験をされるらしい。それで、YASU海の駅クラブスタッフとメンバーと香南ジュニア・ヨットクラブの高校生たちがサポートされていました。
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 高知大学ヨット部もいなくて、私1人でのワンマン・セーリングとなりました。
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 1週間前(7月25日)の海と大違い。全く今日は高波はありません。海も同じ表情はありません。人生も悪い時もあれば、いい時もあります。
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波はなく、風は程よく吹いています。ラダーもなんとか使用できる状態になりました。ヨットは風を受けて快適に帆走します。赤岡まですいすいと帆走できました。南風なので、沖へ帆走しました。
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 ワンマン・セーリングでしたが不安はなく気持ちが良かったです。陸の上は暑いですが、海の上は涼しいです。これだけ暑いと海風が吹きますから。日差しはきついし、体液は奪われます。脱水症状予防に、保冷箱に水とスポーツドリンクを合計6本(500CC)を入れ、保冷剤で冷やして持ち込んでいました。
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 午前中は2時間ぐらいセーリング。お昼は訪へおむすびと卵焼きを購入しました。道路を隔てた場所に、夜須の津波避難タワーが建設されています。夜須では「高層建築物」ですね。
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 デッキで昼食を食べ、少し休んで午後も海へ出ました。午後は日差しがきついせいか、結構風が出て快適なセーリングとなりました。
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  台船の上にクレーンを乗せた船が西方面からのろのろと航行しています。ノロいようですが、結構速い。すれ違いました。
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 海は変化があり、1人での帆走でも面白いです。結局午後3時近くまで帆走していました。
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 片付けして道の駅やすへ行き、駅長の山本宏幸さんと「おっさん2ショット」を撮影しました。今日は好天でお客さんが押し寄せているようで、女性スタッフは売店の応援に行かれていまう。

 「自撮り」のおっさん2ショット写真となりました。
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自民党もメディア対策はきちんとされていますね。

自民党ネット・サポーターズクラブ会員へのMLです。

                                         一応会員なので、自民党筋からメールマガジンを送って来ました。「ヘイト」な文章ではなく、「てにおは」もきちんとした文章でした。自民党は多方面のメディアに働きかけ、努力していると思いました。


J-NSC事務局です。

平和安全法制の審議が参議院でスタートしました。
J-NSCのみなさんはメディアやネットなどからしっかり情報を得て、今の日本にとって何が必要であるかを理解いただいていると思います。
しかし、報道の世論調査の結果を見ると、国民の中には平和安全法制の理解がまだまだ進んでいないようです。

みなさんの周りにも「中身が良くわからないし、『戦争法案!』とか『徴兵制』って言っている人もいるし、とりあえず反対という方も少なからずいるかも知れません。
自民党では平和安全法制に関するみなさんの不安や疑問を少しでも払しょくするため、安倍総理を先頭にHPやカフェスタを通じてわかりやすい解説に注力をしています。
国民の理解を深めるためにはJ-NSCのみなさんのご協力が不可欠です。

みなさん自身やご家族、友達が疑問に思っていることをツイッターハッシュタグ #平和安全法制QA をつけてお寄せください。
さらに、番組をご視聴いただき、SNSなどで拡散いただければ幸いです。ぜひご協力をお願いいたします。


日 時:8月4日(火)18:00~ ※国会日程によりスタートが遅れる場合もあります
タイトル:Cafesta x Twitter ヒゲの隊長に聞いてみよう!~平和安全法制QA~ 第2弾
出 演:佐藤正久 国防部会長
司 会:小林史明 衆議院議員

Youtube:https://www.youtube.com/watch?v=gqrxohBLuBo
ニコ生:http://live.nicovideo.jp/watch/lv229847931
Ustream: http://www.ustream.tv/channel/cafe-sta
ついキャス:http://twitcasting.tv/jimin_koho

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「日本の名誉と信頼を回復するための提言」をまとめ安倍総理に提出
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わが党は7月28日、「日本の名誉と信頼を回復するための提言」を安倍晋三総理に提出しました。

同提言は慰安婦問題に関する一部報道機関の誤報によって、わが国の名誉が著しく損なわれたとして、日本の名誉と信頼を回復するための特命委員会が取りまとめたものです。
同提言では、わが国が戦後一貫して平和国家を歩んできたことを強調した上で、政府自らが率先して客観的な事実関係を説明、適切な反論を行うことや国際的な場においてわが国のイメージの向上に資するような情報発信などに取り組むよう求めています。
また、有識者らによるシンポジウムの開催や第三者による情報発信の支援も明記しました。

同提言の提出にあたり中曽根弘文委員長は「政府と国会が一丸となって国際社会の認識を正すことが大切。総理としてリーダーシップをとっていただきたい」と要望。安倍総理もこれに理解を示しました。

提言内容の主な柱は、以下の通り。

(1)日本が戦後一貫した平和国家であり、人権を重視する国家であるという実績を示し、世界の平和と発展に貢献してきた国であることを強調する。

(2)慰安婦問題をめぐる事実誤認やいわれなき批判等に対し、客観的な事実に基づく反論を行い誤りを正すとともに、慰安婦問題に対する今日までの取組を丁寧に説明する。

(3)今後も、道義国家・文化国家として信頼される国をめざしていくことを確認し、未来志向につなげるものとする。

●提言全文はこちら
https://www.jimin.jp/news/policy/128434.html
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2015.08.01

東北被災地交流ツアー(4日目)

 早朝仙台市のホテルを抜け出し、横田政道さんと一緒にタクシーで仙台城跡へ行きました。天守閣などの建物は、明治時代に廃藩置県の折に壊され跡形もありませんが、仙台平野を見下ろす高台に、仙台を発展させる基盤をこしらえた伊達正宗の銅像がありました。
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 後でNHKの番組「ぷらたもり」で見たのですが、伊達正宗は仙台の地形を調査し、城下町を海辺近くの広大な仙台平野部にこしらえず、広瀬川の河岸段丘地域にこしらえました。古書を調べ、津波災害のリスクを考えていたかもしれません。

 NHKの「ぷらタモリ」で、伊達正宗は広大な仙台平野に城下町をこしらえず、高台の広瀬川の河岸段丘に城を築き、城下町を整備しました。先人の知恵でしょう。

http://www.nhk.or.jp/buratamori/map/list13/index.html(ぷらたもりHP)

 私たちは本来人が住んではいけない場所(低地海抜0メートル地帯)に住んでいます。それは温泉街の人達と同じ。便利さと危険さは常に隣り合わせなんですね。同時期高知へ入ってきた山内一豊は、大阪をまねた水運の良い高知城下町をこしらえました。しかし藩政時代でも宝永(1707年)と安政(1854年)に南海地震が起き、城下町は津波や浸水で大きな被害を受けました。

 昭和南海地震(1946年)でも、高知市の下知地区や潮江地区も地盤が沈下し長期浸水状態は3か月以上続きました。
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東北被災地交流ツアー最終日の4日目は、仙台市のホテルを出発し、仙台市の隣の名取市閖上(ゆりあげ)地区へいきました。途中嵩上げして土地を造成している広大な場所を通り、日和山(ひよりやま)へ行きました。
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 そこで語り部である格井直光さん(閖上震災を伝える会代表)から、震災当時の話を聞きました。日和山は海抜6・3メートル。大津波は8メートルの高さがあり、日和山を越えて行きました。
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 日和山から見下ろしますと、広い平野で全く高台も、津波避難ビルとなる鉄筋コンクリートの建築物は見られません。地域には川もあり津波は遡上してきたそうです。
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 太陽光LED照明灯が、JSファンデーションの寄贈で日和山には3基設置されていました。東北3県で300基の太陽光LED照明灯を寄贈されています。

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http://www.js-foundation.com/index.html

 その影響は四国へも出ていました。今年「高知蛍プロジェクト」が起動し、70基の
太陽光LED照明灯が高知市の津波雛ビルなどに設置されます。

http://futaba-bousai.cocolog-nifty.com/blog/2015/04/post-9298.html

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 格井さんのお父様も長年地域の河川の水門管理者をされており、震災当日お亡くなりになったと聞かされました。
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「閖上地区の人口は7100人。3月11日午後2時46分当時在宅していたのは4000人。津波によって800人が亡くなりました。名取市中心部から5キロも離れています。震災直後は住民は避難所か、自宅避難していました。

 今後の閖上をどうするのか。そのために住民同士で話し合いをして閖上地区まちづくり協議会(鉢生勉代表)をこしらえました。」閖上復興便り記念誌の「ゆりあげ通信」や、新聞形式の「閖上復興だより」もいただきました。2011年10月には、「閖上復興だより」が発刊され、いただきました資料では33号まで発行されています。
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 今も日和山には全国各地から慰霊に人々が来られています。海が近く高台がない平野部の情景は、南国市南部や、香南市吉川地区や赤岡地区に良く似ています。
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(高知県香南市の津波浸水予想地域。色刷りの地域が津波で浸水されると言われています。特に吉川・赤岡地区の沿岸部は平地で、高台は皆無です。)最近は「津波避難タワー」という人工の「高台」が沿岸部には建設されています。
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 場所を名取市の法務局のある建物の会議室へ移り、閖上地区まちづくり協議会会長の鉢生勉さん、副会長の今野義正さん、格井直光さん(閖上震災を伝える会代表)、閖上地区復興まちづくり事業を担当するコンサルタント会社の渡辺成彦さん・阿部晃久さん(パシフィックコンサルタンツ(株))も同席して意見交換会がなされました。
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「復興まちづくりの経緯ですが、3月11日に東日本大震災が発生し、被災市街地復興推進地区の指定になりました。10月には名取市震災復興計画が策定され、12月に閖上復興まちづくり」推進協議会が設立され、翌年から被災住民代表も加わり地区別の懇談会も開催されました。仮設住宅やみなし仮設住宅、自宅避難など避難の形態は様々で、連絡を取り合う事が大変でした。」

 個人情報保護のたてまえがあり、なかなか被災者全員に連絡をとることが難しいとのことでした

 そういう点で格井さんたちが頑張られて発行した「閖上復興だより」は、地域コミュ二ティを復活・強化していく上では効果的であると思いました。
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「個別面談が進んでいきますと、当初の予定していた被災市街地復興土地区画整理事業の面積70ヘクタールが、57ヘクタールに縮小され、非居住区域(災害危険区域)である防災集団移転促進事業が52ヘクタールから、65ヘクタールに拡大されました。」
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 閖上で住民組織を束ねておられる皆さんのお話を聞いていまして、震災復興計画の立ち上げが早いなと思いました。また閖上復興100人会議のように、住民参加も徹底されておられ、名取市当局との折衝も上手くいかれていると思いました。

 閖上地区まちづくり協議会の人達の熱い想いが伝わりました。行政側を上手く動かされているなと思いました。

被災市街地復興土地区画整理事業では敷地全体を5メートル嵩上げしています。嵩上げ工事は来年位には終わるので、それからの住宅再建―閖上地区の復興が本格化するようです。

 震災以前より、より良い閖上を再建・再興しようと言う熱い意気込みを感じることが出来ました。地域の祭りを再興し、地域コミュニティを再建・再構築をすることが、復興・復旧にとって不可欠であることを学びました。
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 閖上地域コミュに二ティ紙ともいえる「閖上復興だより」は、2011年11月頃の創刊号から、月に1度の頻度で発刊されています。避難所や仮設住宅、みなし仮設、自宅避難されている閖上地区の住民に全戸配布されておられると思います。
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 地域の細かい情報、たとえば、復活しつつある地元企業のレポートや、お祭りに関する情報、閖上復興まちづくり協議会の情報や、区画整理事業と防災集団移転促進事業などの情報提供も記事になっています。
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 災害復興事業はこの先何年も継続します。この先どうなろうと閖上ともに生きていくと言う強い決意を感じました。

 東北被災地交流ツアーは、終了しました。僅か4日間の被災地訪問でしたが、地域により状況は異なり、立場も考えも違います。旅行後1月が過ぎようやく最初のまとめができました。でも多くの教訓や戒めを記録していません。それを意識しながら、今後は下知地域の減災活動に役立てます。

 今年は内閣府の「地区防災計画モデル地区」にも高知市下知地域はなることができました。アドバーサーの方やコンサルタント、高知市地域防災推進課の実務担当者とも協働して、下知地域の総合復興事前計画が策定できる基礎が出来るように、今年は活動したいと思います。

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