鳥形山作業所を特別に見学させていただきました。
2015年8月22日は仁淀川町泉川地区の皆様との意見交換会を終了し、昼食をとり、泉川集会所近くの小川を散策したりしました。水が綺麗で冷たい事。湧水であると言う事です。大植地区の空き家を参加者で見学した後に、日鉄鉱業(株)鳥形山鉱業所を特別に見学させていただきました。
それは泉川地区で交流の窓口になっていただきました野々村益輝さん、野々村明昇さん、野々村正輝さんの3人が日鉄鉱業鳥形山鉱業所に勤務されていた経歴がありました。今回は特別に鉱業所の中を見学させていただくことになりました。
遮断機のある門を通過し、会社社屋の事務所へ。会議室で鳥形山作業所のDVDを見せていただきました。
説明では鳥形山作業所の採掘現場は東西が3キロメートル、東西が800メートルあるとの事。130ヘクタールあり、東京ドーム28個分はあるそうです。上から下へ発破・爆破して掘り進み石灰を採掘していますが、後100年分はあるそうです。
説明では180トン済みダンプカーや、35トンを運搬するシャベルカーも動いているとのことでした。鳥形山採石場から、須崎港まではベルトコンベアーで搬送され、積み出されていいます。
セメント用に30%鉄鋼用に45%、土木建築用に25%が活用されているとのことです。説明は総務課の山本さんがされました。
説明用の会場には、俳優の故菅原文太氏のサインもありました。高知を舞台にした映画「鉄拳」のロケ場所にこの鳥形山作業所がなっていたようです。
映画「鉄拳」https://youtu.be/jvrICyJ43Uk
1990年の映画でした。
http://movie.walkerplus.com/mv26466/
事務所棟の前の駐車場も広く、ヘリポートになっていたようです。ここからですと高知医療センターまでドクターヘリで12分とか。
そして見学者全員ヘルメットを被り、バスごと採石所の現場を見学に行きました。
途中長いトンネルがありました。高さが3・3Mまでろいうことで、バスのサイズを中型バスから小型に変更した理由が理解できました。作業用のトンネルは長くなかなか出口になりません。
とにかく広い。東西南北のスケールは、2500メートル滑走路の高知空港がすっぽり入る大きさです。高知県の山の中腹にこれほど大きな平らな場所があるとは驚きでした。
採石場全体を見渡せる「展望台」へ行きました。大きなパワーシャベルが、巨大なダンプカーに採石を積み込んでいます。ダンプは走行しています。対面に葉山の山頂に建てられている風力発電所の風車が見えます。右側には天狗高原が見えます。
高知市街地や室戸岬まで一望できるようです。発破を岩に仕掛ける太、目の穴もありました。世界観が一変する世界です。
そして「ありえない」経験もさせていただきました。180トン積みの大型ダンプと、35トン運搬できる巨大なパワーシャベルが並立して駐車してくれていました。そして私たちの乗ったバスとの並列に。そのスケールの大きさがわかります。
今回の見学会をお世話いただきました野々宮明昇さんや、野々宮正輝さんは、鳥形山作業所が出来た当時から勤務されておられたとの事。現役の後輩の皆様が特別な配慮をしていただきました。
本当に得難い体験です。地域の交流から絶対に普通は体験出来ないことができました。野々宮明昇さん、野々宮正輝さん、野々宮益輝さんありがとうございました。また山本さんを始め日鉄鉱業鳥形山作業所の皆様本当にありがとうございました。感謝申し上げます。
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