どうなる新堀川
先日新堀川の生態に詳しいMさんからメールが送信されてきました。
「添付のファイルは小生の知人による高新の記事です.内容ははりま
や一宮線の新堀川沿いの道路拡幅計画の環境アセスに関連したもので
す.
実は昨年の10月にこのアセスの結論が出鱈目であることに気づき
ました(県のHP はりまや一宮線 で検索できます).
.委員長は過去に新堀川のシオマネキの移植を可とした人です.移植先のシオマ
ネキはとっくに姿を消しています.明らかに失敗です.私は門外漢が
何をほざくか! という事で,県の意向に背く悪者になりましたが,
生物学的根拠で失敗すると判断しており,その通りになりました.も
う皆さん忘れたかもしれません.
これはさておき,これまで2度にわたり都市計画課にアセスの結論
を見直すよう「陳情」しましたが,その後,何の反応もありません.」
との内容でした。
高知県庁土木部都市計画課
県道はりまやー一宮線工区について
http://www.pref.kochi.lg.jp/soshiki/171701/harimayacyouikkusennnituite.html
都市河川である新堀川ですが、シオマネキとかアカメが散見されます。現在県道はりまや―一宮線ははりまや小学校手前まで4車線化されています。その先は2車線のまま。
県のほうは無理やり長距離バスなどもわざわざこの道路に通過させ、県民に「「不便さ」を強いるやり方をして、道路の4車線化をもくろんでいるようです。
しかしながら20数年前に道路計画された頃は、とでん西武百貨店があり、中心商店街もお元気でした。今はとでん西武百貨店は撤退し、商店街も衰退し、高知市の中心街は秦南町のイオンモールになってしまいました。
計画当初の都市の状況が明らかに変化しています。また追う手前小学校を廃校にし、新堀小学校と統合してはりまや橋小学校に改組しました。そのすぐ横を交通量の多い道路に整備することは、今となってはおかしなことです。
都市の真ん中にシオマネキなど珍しい水生動物がいる河川の方が面白いと思います。韓国ソウルの清渓川(チョンゲチョン)や米国サンアントニア市のリバーウォークなど、都市と河川とが調和した都市づくりがあっても良いとは思います。
ソウルの親水空間「清渓川復元事業」と新堀川
http://www.nc-21.co.jp/dokodemo/whatnew1/shinborikawa/shinborikawa4.html
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