高知市長の地域の切実な要望に対する回答
2015年9月14日に高知市長宛に、下知地域の3団体の会長名で意見書を提出していました。主旨は地域の「自主防災会指定の地区避難ビルを「みなし避難ビル(準津波避難ビル)にしていただきたい。」という要望書を出していました。
回答期限の10月10日を過ぎ、ようやく10月28日に回答が来ました。
やはり「予想どうり」全く地域事情に配慮したとは言えないものでした。低地の海抜0メートル地帯の低層住宅に住む高齢者や移動困難者は、浸水が始まったら溺死するしか現状ではありません。
後半の部分で津波浸水域の深さの見直し(何を根拠なのかが不明ですが)をすれば、3階建の建物も津波避難ビルに指定される可能性があるやのこと。一種の気休めですね。市長としてのリーダーシップはまるでなく、担当部局の書いた作文でした。
南海トラフ巨大地震が起きれば高知市街地の低地は海になります。69年前の昭和南海地震でも下知地域は水没した歴史がありますから。
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