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2015年12月

2015.12.31

母が要介護3になりました


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 12月25日付で介護判定が出たらしく、送付されてきました。今回の判定は、「要介護3」ということです。

 一般的に要介護3というのはどういう状態なのか調べてみました。

要介護3(中度の介護を要する状態)

身だしなみや居室の清掃等、身の回りのこと全てができなくなる。
立ち上がったり歩いたりすることが、自分ではできなくなる。
排泄、食事、入浴等は全て介助が必要。
問題行動や理解力の低下が、さらに目立ってくる。

<認知症の状態>

「毎日の日課」「生年月日」「直前に何をしていたか」「自分の名前」の記憶があいまい。
「物忘れ」や「まわりのことに関心がない」ほか、「昼夜逆転」「暴言・暴行」「大声を出す」「助言や介護に抵抗する」といった行動がみられる。

 確かに便失禁や尿失禁が多くなりました。用事をお願いしても、すぐに忘れ、別のことをしていたこともあります。洗濯物を畳むとか、洗い物をすることも出来ないことはないですが、スピードが落ちて来たように思います。

 身体能力の衰えは特にありませんが、認知が進んだとの判定なんでしょうか。「昼夜逆転」「暴言・暴行」「大声を出す」「助言や介護に抵抗する」といった行動という「人格崩壊」までは、言ってはいませんが、その兆候が出てくるかもしれません。

 そうなっても対処する覚悟が必要でしょうね。来年は父は97歳、母は91歳になります。これまでどうり元気でいてほしいですが、そうはならない可能性もあります。それ相応の覚悟が必要であると思いました。


 今までは要介護2でした。

要介護2(軽度の介護を要する状態)

身だしなみや居室の清掃等、身の回りのこと全てに介助が必要。
立ち上がったり歩いたりすることに、介助が必要になる。
排泄や食事等に介助が必要になってくる状態。

<認知症の状態>

「毎日の日課」や「直前に何をしていたか」の記憶が怪しくなる。
「物忘れ」や「まわりのことに関心がない」という様子がみられることがある。

 認定は専門家がなさったことであると思います。精一杯家族として支えることをしないといけないでしょう。認知症と判明してからの生存期間は5年と言われています。母は来年は8年目に突入します。

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久しぶりに車を洗いました

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 午後から暖かいので久しぶりに車を洗いました。この車父(96歳)がもともと乗っていた車です。2000年に購入し、2008年9月7日まで乗っていましたが、3万キロも走行していませんでした。翌日父は脳血管障害で倒れてから以後乗っていません。

 その後私が引き継いで乗っています。それでも11万3800キロしか今でも乗っていません。

 胴長の私には天井へ頭がつかえます。体に合いませんね。それでも7年も乗り続けています。営業車ですので普段は手入れが出来ません。掃除機で座席下を掃除しました。いい加減に新しい車も買いたいところですが、ままなりません。

 雑用をしていますと風邪の症状も楽になってきました。やはり用事をしながら治すのが貧乏性の私には合いますね。

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父(96歳)の年内最後の診察と点滴に行きました。

父(96歳)の付添で植田医院で診察と点滴を受けました。貧血予防の注射もしました。さすがに大晦日の12月31日は患者も少なめでした。
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でも患者には年末も休日も、お正月も関係ありません。植田医院さんには感謝です。
「96歳の超高齢者で慢性腎不全で、透析にならず健康を維持していることはたいしたものです。今年も頑張りました。来年もこの調子で頑張りましょう。」と植田一穂先生に言われました。
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 年明けに植田先生が学会で父の事を報告されるようなので、父の食生活や運動療法などをまとめ資料としてお渡ししました。超高齢者の両親の元気さに負けず、わたしも早く体調回復したいものです。
 この調子なら今晩は紅白見ずにだらだらと録画を見て、お酒を飲んでぐうたらすることも出来ず寝正月になりそうですから。1月2日に父は打ち放しへ連れて行くことにしました。それまでには回復しないといけないですね。

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2015年の重大ニュースを上げてみました

 2015年も本当にいろいろありました。地域減災活動においても多忙な1年でした。特に前半はヘビーでした。順不同で振り返ってみましょう。

 1月は西田政雄さんのお誘いで、阪神大震災20年祈願祭に2人で夜行バスで、2008年から交流のある神戸市長田区鷹取東地区へ行きました。
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http://futaba-bousai.cocolog-nifty.com/blog/2015/01/post-ed22.html

 1月17日の毎日新聞全国版に阪神大震災特集で、高知市下知地区と神戸市長田区鷹取と東地区との交流の様子が記事になりました。
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http://futaba-bousai.cocolog-nifty.com/blog/2015/01/post-3960.html

 2月は突然「高知大学の岡村眞先生のご紹介で取材に行きます。」ということで、NHKスペシャルのスタッフと取材チームが現れ、面談や取材されました。岡村先生には「困ったときの西村さんということで」なんて言われました。なにが私にあるとは思えませんが、取材で5回ぐらいお付き合いしました。
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http://futaba-bousai.cocolog-nifty.com/blog/2015/02/post-26a2.html

 また前年12月に高知市議会に「耐震貯水槽の有効活用について」ということで、2月に高知市水道局と懇談し、有益な意見交換会になりました。

http://futaba-bousai.cocolog-nifty.com/blog/2015/02/post-af46.html

 イタリアで地震防災を研究されている教授の方が高知大学の大槻先生と一緒に来られました。


 http://futaba-bousai.cocolog-nifty.com/blog/2015/02/post-c118.html

 3月10日にNHKスペシャルの全国放送がありました。

http://futaba-bousai.cocolog-nifty.com/blog/2015/03/post-a017.html

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 4月には高知大学の大槻准教授から、8月にJICAの留学生(お国へ帰れば防災官僚)の人達と下知との交流会の提案がありました。

 5月30日には二葉町自主防災会有志で出掛け、仁淀川町長者のだんだんクラブの皆さん田植え体験のお世話になりました。

http://futaba-bousai.cocolog-nifty.com/blog/2015/05/post-e0a6.html

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 また内閣府地区防災計画のエントリーを高知市を通じ、内閣府にしていました。地域防災推進課の山中晶一氏の尽力で、モデル事業区23カ所の1つに選定されました。

 6月には正式に内閣府地区防災計画モデル事業区に高知市下知地区が選定されました。

http://futaba-bousai.cocolog-nifty.com/blog/2015/05/post-e0a6.html

 また6月20日から24日まで下知地区の住民を含む有志8人で「東北被災地交流ツアー」に行きました。

http://futaba-bousai.cocolog-nifty.com/blog/2015/10/post-f0e7.html

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7月には今治市防災士会連合会の50人が、下知コミュニティ・センターにて下知地区減災連絡会との交流事業・意見交換会が行われました。

http://futaba-bousai.cocolog-nifty.com/blog/2015/07/post-799a.html

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下知地域内連携協議会と高知市長との意見交換会の実施

http://futaba-bousai.cocolog-nifty.com/blog/2015/08/post-7719.html


8月22日  

仁淀川町泉川地区と二葉町有志との交流会の実施

http://futaba-bousai.cocolog-nifty.com/blog/2015/08/post-dfa5.html
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8月25日  

高知大学の要請で、JICA留学生とのコミュニティ防災意見交換会の実施

http://futaba-bousai.cocolog-nifty.com/blog/2015/08/jica-a5db.html

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 9月になりますと内閣府地区防災計画の第1回ワークショップを開催しました。テーマは下知地区事前計画でした。

http://futaba-bousai.cocolog-nifty.com/blog/2015/09/post-41b9.html

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9月24日   

昭和小学校校区内津波避難ビル巡り

http://futaba-bousai.cocolog-nifty.com/blog/2015/09/post-8397.html

10月11日  

「避難行動と被災地での避難所運営の実際」
 今野清喜石巻市湊東地区まちづくり協議会代表
 下知コミュニティ・センター午後18時~

http://futaba-bousai.cocolog-nifty.com/blog/2015/10/post-6b11.html

10月25日   

五台山21・5次避難訓練の実施

http://futaba-bousai.cocolog-nifty.com/blog/2015/10/15-2037.html

11月3日    

昭和秋の感謝祭 あそぼうさい・下知地域内連携協議会主催

http://futaba-bousai.cocolog-nifty.com/blog/2015/11/5-4294.html

11月7日    

第2回地区防災計画検討会・ワークショップ・事前復興計画

http://futaba-bousai.cocolog-nifty.com/blog/2015/11/post-249e.html

11月28日   

下知地区総合防災訓練・避難所運営訓練の実施

http://futaba-bousai.cocolog-nifty.com/blog/2015/11/post-f429.html

12月

 下知地区総合防災訓練・避難所運営訓練反省会

http://futaba-bousai.cocolog-nifty.com/blog/2015/12/post-760f.html
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 昭和小防災訓練への参加と職員回への参加

http://futaba-bousai.cocolog-nifty.com/blog/2015/12/post-3d02.html
第3回地区防災計画ワークショップ

http://futaba-bousai.cocolog-nifty.com/blog/2015/12/post-fcc0.html

 それから「蛍プロジェクト」と言う太陽光ソーラー街灯を取り付ける事業の取り次ぎをしました。

http://dokodemo.cocolog-nifty.com/blog/2015/08/post-4f3a.html

 また防災部会の事業としては西田政雄さんの「受援力向上セミナー」も全4回で行っています。


 個人的な出来事からいいますとそのなかでいろいろ重大なことや自爆がありました。

 まず自宅・事務所が大変な雨漏りになり、大規模修繕工事をしました。

http://dokodemo.cocolog-nifty.com/blog/2015/index.html
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 うっかりのボヤ騒ぎも起こしました。

http://dokodemo.cocolog-nifty.com/blog/2015/08/post-3880.html

http://dokodemo.cocolog-nifty.com/blog/2015/09/post-0770.html

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 また懇親会で寝込んでしまい、救急搬送されました。休日にハーバーで転倒し肋骨を骨折しました。

 40年間無事故・無違反でした。

http://dokodemo.cocolog-nifty.com/blog/2015/09/post-ba6e.html
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 まだまだここへは公表できない出来事も公私ともにありました。あわただしくも2015年も今日でお終いですね。2016年もはりきって「事態打開」に活動することを宣言します。

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2015.12.30

ナチスの突撃隊のように粛清するつもりなのだろうか?

 安倍晋三さんのフェイスブック。支持者と思われる皆さんからの「怒りの投稿」で満ち溢れています。どうしたことでしょうか?


 観察するにたぶん安倍晋三さんの「本質」は何も変わらず、少し「リベラル的な発言」「善隣友好的な発言」をしますと自民党の支持が増えることを「学習」された成果であると思います。今回も安倍内閣の支持率が上がるでしょうから。

 歴史的な教訓から言えば、かつてナチスで強権をほしいままにした突撃隊が、粛清されたことがありましたが、その類の「一種のガス抜き」なのではないかと推論されます。

 それにしても罵詈雑言の嵐ではありますね。フェイスブックを閉鎖したり、書き込み投稿を禁止されていないと言うことは、完全な「ガス抜き」であると思われます。

 1部を読みましたが、結構キツイ内容ですね。

          ↓

●あんな嘘つきでドロボーの朝鮮人の国に一円も出してはだめです。間違った選択をしないで下さい。間違った選択をしたら、安倍総理と自民党の支持者は半分以下になります。私たちの税金をそんなことに使わないで下さい。

●安倍総理、慰安婦問題を巡るこれまでの政権の姿勢を支持していたのですが、本日は完全に幻滅しました。予算からの基金支出は日本政府としての法的責任を認めたことになってしまいましたし、韓国内や米国などの慰安婦像の撤去も合意に含まれていないというではないですか。今回の拙速な合意は政権を揺るがすものであるだけでなく、日本の将来に深刻な禍根を残すものですよ。

●安倍さん、今回の韓国対応、完全に判断ミスですよ。国民の意志とかなりずれてますいままでが良かったから本当に残念です、今からでも遅くないです。岸田さんを即刻帰国させて下さい。

●決済みで突っぱねればいいものを、なぜわざわざ日本から出向いてまで慰安婦問題で動いているのか、本当に理解に苦しみます。
もし韓国に譲歩するようなこともあれば安倍総理の支持層を失うことになると思いますよ。

●私の祖父は、満州で整備兵長として働き、更にシベリア抑留で、クラスノヤルスク州のギートラで強制労働までして、肺結核を患って帰還したのに、日本兵は慰安婦を犯していない。金で雇われた売春婦だけ。 それなのに、日本兵を全て性犯罪者にした安倍総理や安倍政権や自民党には、本当に失望しました。

●私の祖父は性犯罪者になるために、戦ったんじゃない
日本と家族を守る為に戦ったんだ。

●合意って出てますけど、まさかあの国が本当に蒸し返さないと思ってるんでしょうか?何度やられれば気がすむのですか?
あと、10億円とニュースで出てますが税金で払う気ですか?
あいつらにくれてやるために少ない給料から税金払ってるわけじゃありませんので、政治家のポケットマネーでやってもらえませんでしょうか!!!!怒怒怒
民主でさえ慰安婦問題で妥協したなかったことを(野田の時に危なかったと聞いてましたが)安倍総理がやるとは見損ないました。

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掃除をして2015年の仕事は終わりました。

 一連の配達業務が終わり事務所の掃除をしました。椅子などを外へ放り出しました。掃除機をかけ、重曹で拭いて汚れ落とし。ワックスがけ。ただそれだけですが、結構時間がかかりました。
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 幸い風もなく暖かくなり、掃除は楽でした。情報の整理整頓は到底無理。適当なところで強制終了しました。明日は自宅の片付けや買い物などがありますね。

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 顔もくたびれています。


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フェイスブックの特性や癖があるようですね。


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 年末の自分なりの多忙さと上手くいかないなの嘆き節をFBに投稿しておりました。原因は全くわからないのですが、自分の会社のHPのURLを貼り付けたら、「このページは存在しません)というリンクになってしましました。

 原因がわからず勝手に腹を立て、俺のHPはFBと相性が悪い。嫌われているのではないかと思っていました。

 そしたら曽我部浩一さんから、的確な対応策を伝授されました。原因もわかりました。

(原因)

 「ページが見つかりません」という表示は、(防錆屋のURLのリンク)に続けて文章を書きますと、FBがその日本語の文章までURLと読み取りをするので、「ページが見つかりません」と言う表示になるようです。

(対策)

 文章を書くときに、ブログやHPのリンクを表示する場合は、改行すること。もしくは余白を意識して新しいページを作成することです。

 新しいページに投稿してみました。

 http://www.nc-21.co.jp/index.html

 うまく行ったようですね。WEBは奥が深いというか、中高年親父には「山あり谷あり」の世界のようですね。

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2015.12.29

二葉町町内会が消火栓BOXと消火器BOXを購入


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 このたび二葉町町内会が消火栓BOXと消火器BOXを購入しました。自主防災会が購入すると高知市役所災害対策部に連絡しますと市から半額補助(75万円まで)制度を活用しました。

 二葉町内に具体的な設置場所が決まるまでは、西村情報班長宅の倉庫へ仮に置くことになりました。

 この4年間で2回二葉町では大きな火事が起きました。今年も発生しました。

http://futaba-bousai.cocolog-nifty.com/blog/2015/01/post-7cde.html


http://futaba-bousai.cocolog-nifty.com/blog/2012/04/post-1467.html

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 二葉町自主防災会は「南海地震対策」主体で2007年の結成以来 取り組んできました。

http://futaba-bousai.cocolog-nifty.com/blog/

 森宏会長は、二葉町町内会総会で「火事の防火対策は是非必要。消火栓BOX一式を購入し、二葉町自衛消防隊をこしらえよう。一遍にすぐは無理なので、少しずつ揃えて行きましょう。

 消火訓練は下知消防分団の指導でやったらえい。」と言われました。素晴らしい構想です。将来は二葉町自衛消防隊をこしらえるまでになりたいですね。
 
 そうすれば町民各位の防災意識・防火意識も高まります。それを目指したいと思います・「千里の道も1歩からです」

 やがて町民全員が消火栓からの消火活動ができるようになればいいですね。

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2015.12.28

下知地区避難所開設・運営ロールプレイニングの成果と課題

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 2015年11月29日に下知コミュニティ・センター全館を利用した「下知地区総合防災訓練・状況付与型避難所開設。運営訓練」が実施されました。暮れも押し詰まった2015年12月26日に、「下知地区避難所開設・運営ロールプレイニングの成果と課題」の反省会が行われました。

 運営訓練当日主に班長をしていただいた下知減災連絡会役員と、志のあるメンバーや、当日リーダー・副リーダーをした役員と、高知市市役所地域防災推進課の山中晶一氏と山本美咲氏が出席して行われました。
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 せっかく密度の濃い訓練をしたので、「年内に反省会をやる」ということできつかったですが、11人が出席し、反省会が行われました。
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 山中晶一氏より「今一度今回の訓練の意義と目的を申し上げます。
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1)下知地区において、「南海地震発生後津波から命を守るため各避難場所へ避難した住民が、長期浸水によりそのまま同所にて滞在せざるを得ない状況下で救助・救援を待つ」という現実に即した訓練を行うものです。

2)次回以降「下知地区の住民が各自避難したビルなどで、そのまま滞在せざるを得ない状況下での訓練」を行うために、今回は下知地区減災連絡会が「下知コミュニティセンター運営委員会」として避難所運営を務め、「避難所開設・運営のイメージの共有化」を図っておくもの。です。

 つまり下知地域においては、一般的なドライエリアの避難所運営ゲーム(HUG)などでは、解決できない問題が、地域特性としてあります。それは下知地域が地盤沈下により長期浸水地域になる可能性が極めて高いからです。浸水や津波から避難したビルでそのまま救助が来るまでは避難所生活も強いられる事態も当然予想されるのですから。

 いわば今回は下知地域の防災リーダーの研修会でもありました。

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 次回はそれぞれの地区の避難場所・収容所としている昭和小やちより街テラスやハーモニーホスピタルやマンションなどで、避難所を開設し、運営することもしていくことが必要であると山中晶一氏は言います。

 それは今取り組んでいる内閣府のモデル事業「下知地区防災計画(共助の防災計画)のなかで明確に位置づけられています。

 つまり「希望ある未来にむけた下知事前復興計画をつくり、生活と街を再建するために住民を失わないことを最優先し、そのための個別計画を策定し実施する」ことにあります。
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①命を守る→②命とつなぐ③生活を立ち上げる という下知事前復興計画のなかに、今回の避難所運営訓練もまた組み込まれているのです。

 そして山本美咲さんから「下知地区総合防災訓練 状況付与計画表」が示されました。14時スタートで16時30分まで、下知地域の地域特性(低地である。自然の高台がない。高齢他が多い。ビルへ逃げるしかない。踏まえて「状況付与」が行われました。
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 地域の津波避難ビルからトランシーバーでの状況付与(近くの津波ビルで15人が食料を要求しています。)。また防災無線を通じた災害対策本部からの状況付与(食料をへりで投下する準備が出来た。)など

 また4つの班(総務・情報管理班、保健・衛生班、医療・福祉班、食料・支援班9の班長も班員も協力して,状況付与に良く対応していました。またしのなかで課題も見つかりました。

 班長が訓練当日書き出した課題や問題点を、山本さんが判別の課題にまとめて来てくれていました。よくまとめていただきました。
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 リーダー・副リーダーは「状況の仕分けに追われ、班に委託し、報告を受けることに忙殺され、状況をそのつど避難所の住民に的確に伝達することが遅れ気味でした。また掲示板に掲示していくことも遅れました。

 反省会当日も貴重な意見が出ました。
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「最初に避難者のトリアージをせんといかんろう。避難所運営を手伝ってもらう人をその場で選ばんといかんきに。」

「動いている人と何もせずぼんやりしている人もいました。何かしらの役目は必要ですね。」

「事前に決めておくべきことはやっていないといかん。避難所のルールなどは決めておいてすぐに掲示し、秩序を作らんといかんですね。」

「情報の共有は広く早くすること。判断は系統だててすること。」

「情報伝達係りや、広報専門は必要」

「遊軍はいりますね。」

「下知減災連絡会内の単位自主防災会の訓練を行い、連動する工夫が必要。」

「各避難ビルごとにマニュアルをつくる必要性がある。」

 まだまだたくさんあったことと思います。とりあえずは次の目標ができたことで今回の訓練成果がありました。

「来年は昭和南海地震から70周年。若松町を見習って朝6時から津波雛訓練を下知地域全体でやりましょう。」という前向きな意見も出されました

 どうせやるなら防災無線放送を6時に訓練で拡声器から言って訓練することも告知がきっちりしておれば可能でしょう。

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2015.12.27

母の付き添いで美容室へ行きました


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母(90歳)を連れて、手を繋いでご近所のシンボル美容室へ行きました。年末のヘアーの手入れです。母は頭が大きく白髪ですが髪の毛が多いので、カットは必要です。
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 髪は週3回のディサービスで洗っていただいていますので、カットと調整をしていただきました。すっきりしたようです。気持ちよく新年が迎えられるようです。
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父のリハビリゴルフ

 冬型ですが暖かい高知市です。父(96歳)のゴルフリハビリに付き添いました。大橋通りのラビータの温度表示は7度でした。先週は5度でしたので、やや暖かい。超高齢者には暖冬は体には楽です。

 外で運動する場合は車では冷暖房をつけません。「ヒートショック」を和らげる意味もあり、既に運動が来るまでの移動中から始まっています。
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 いつものように入念な自己流体操をし、水分補給(OS-1)をして、ゆっくり125発打ちました。私はその間は読書タイム。都市開発を考えるを讀んでいます。
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階段昇降して車まで歩きました。以前のように息切れしなくなりました。運動療法の効果(介護予防通所リハビリ)だと思います。
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2015年乗りおさめは温厚な天気でした


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 2015年12月26日は、冬型のどん吹きを覚悟していましたが、夜須へ着くと意外に風はない。急いでぎ装(ヨットの組み立て)をして、日和見シニア・ヨットクラブは出艇しました。ジュニア・ヨットクラブも9艇出て来ました。
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 高知大学ヨット部は海へ出ず部室の片付けや掃除をしていました。海は暖かく夕方まで風のない中楽しみました。2015年の海の散帆は乗り納めでした。
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高知市役所は近隣市町村と何を協議しているのか?

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 私たちは海抜0メートルの島(東西南北を川に囲まれた低地)に住んでいます。

1)一体浸水地域から何日でドライエリアの避難所へ移動できるのか?

2)一体どこの避難所へ行くのか?

3)ドライエリアの避難所へは町内会単位で移動できるのか?

4)一体何日間で浸水が解消し、道路や水道・下水道はいつ復旧するのか?

5)応急仮設住宅もしくは、みなし仮設住宅へはいつ入居できるのか?

6)商業者の仮営業所や倉庫は高台地区に整備されるめどはあるのか?

7)大災害後のロードマップ(工程管理)はどうなっているのか?

 と常に高知市役所の防災部署に問い合わせをしておりますが、「一切明確な回答」はありません。事業再構築(BCP)などできるはずはありません。

 12月高知市議会にて、長尾議員の質問に防災部署が記事のように回答しました。ようやく近隣市町村と「協議に入った。」ということです。

 東日本大震災直後の6月から、二葉町は仁淀川町の役場や住民の皆様と交流をしてまいりました。常に市役所には私たちは「情報を提供」してきました。高知市役所からは「一切の情報が提供されていません。」

 二葉町と仁淀川町との交流

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 地震が起きれば甚大な被害が起きる地域(下知地域)の住民には情報を提供しない。回答もなしで、いったい高知市役所は近隣市町村と「何を協議」しているんでしょうか?

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2015.12.26

今日は今上天皇の誕生日です

 2015年12月23日は祝日です。今上天皇の誕生日です。82歳になられました。今年は敗戦後70年ということで、パラオの戦地の慰霊をされました。

 大災害後の被災地訪問や二次大戦の戦地の訪問、沖縄の訪問などが印象に残ります。慰霊の旅を高齢になられても続けておられるのは、敗戦が12歳の多感な時期であったからでしょう。

 またその3年後1948年12月23日に東京裁判の被告であった東条英機元首相ら7人が処刑されました。占領軍はわざわざ天皇誕生日を選んで処刑したのです。15歳の明仁皇太子にとっては、大きな衝撃ではなかったかと推測します。

 アメリカがこうした行為をしていることを多くの日本人は知ることです。そのアメリカ媚びへつらっているのが安倍晋三以下の安倍内閣であり、今の自民党です。愛国者とは言えないと思いますね。

 東条英機たちが処刑された日の翌日に、A級戦犯であった岸信介が保釈されました。その時アメリカから多額の工作資金が供与されたとも言われています。対米従属の保守勢力をアメリカは保護育成しようとしたのでしょう。その「成果」が今の対米従属主義の安倍内閣なんです。
 
 2015年も暮れようとしていますが、今一度今後の日本の行く末を考えていくべきでしょう。

「災害列島日本で原子力発電所を再稼働させて大丈夫なのか?」

「日本国憲法をないがしろにして、戦争法案で日本は本当に安全なのか?」

「福祉や教育をないがしろにして、大企業を優遇して何をしたいのでしょうか?」

「法外な利益を出している大企業だけ優遇し、何故庶民から大衆課税をして消費税を上げるのか?」

「老後資金が3000万以上ないと暮らせないと言う国になると若い人達はますますお金を使わなくなります。日本経済はより萎縮するでしょう。」

「地震・噴火・大雨・台風災害の多い日本。災害対策は全く不十分だ。」

「南海地震が想定どうり起きれば32万人の死者と220兆円の損害が出ます。事前の減災対策はほとんど進んでいません。」

 そのようなことをつらつら考えてみました。

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2015.12.25

2015年最後のはりまや橋サロン

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午後からは母(90歳)を連れて、今年最後のはりまや橋商店街へ行きました。まずコロッケ屋さんで夕飯用にかつおふんだんコロッケを買いました。
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谷ひろ子さんのお店で焼き菓子を母は買いました。
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体操が始まるまで母とぜんざいを一緒に食べました。
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 今日の活き活き100歳体操ですが、年末のどんづまりですが、15人の参加者があり盛況でした。来年は1月8日からスタートするようです。元気で超高齢者の母も年を越したいものです。
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 戻って来て、おやつにバターケーキのクリスマスケーキを食べました。
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まだまだ下知地域では津波・浸水避難施設が不足

 2015年12月15日は、高知市議会を傍聴しました。地域代表の高木妙市議の個人質問のなかで、「津波避難ビルの指定は、地域事情にも考慮して、柔軟に対処していただきたい。」というものでした。

 二葉町や若松町では。地域事情を考慮して、自主防災会が民間賃貸マンションの所有者や事業主と交渉し、協定を締結している「地区避難ビルが」二葉町で13か所、若松町で7カ所あります。
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 しかしながら「昭和56年以降の新耐震で、RC(鉄筋構造)で、24時間出入り可能で、4階建て以上」の基準で行きますと指定できるビルは少ない。建築根度が新しい分譲マンションは、防犯上の理由で出入り口が「オートロック」になっており、暗証番号を入居者が打ちこまないと開かない仕組みになっています。

 そうした諸般事情もあり地域には古いビルが多く、せっかく地域の自主防災会が骨折りして指定した地区避難ビル(二葉町では津波一時避難(退避)場所と呼んでいます。)
は、市役所が津波避難ビルと頑として認めないので、地域の高齢者は困っているのが現状です。
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 高知新聞12月16日の記事ではそのあたりが掲載されています。
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2015.12.24

クリスマスケーキを少し食べました

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さきほどお付き合いのあるお菓子屋さんから息子がクリスマスケーキを購入してきました。おやつに時間に家内が切ってくれたので少しだけ食べました。柔らかく生クルームだとか。

 個人的には昔ながらのバターケーキが好きです。明日食べる予定です。爺さん、婆さんも少しだけ食べます。うちは子供のいない家庭なので、大掛かりなイベントはありません。(息子も娘もお相手がいません。)

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今年最後の井上正雄さんの有機野菜

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 30年来のお付き合いになるJASS認定有機野菜栽培農家の井上正雄さんのおまかせ野菜セットの今年最後のコンテナーが昨夜来ました。

「今頃雨が降って暖かいので野菜の生育がおかしくいなってしましました。露地物は大変ですよ。」と井上正雄さん。原発再稼働反対のチラシもいただきました。


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第2回受援力向上セミナー

 2015年12月11日に開催されました「第2回受援力向上セミナー」。講師は西田政雄さん。今回は「行政の受援力」についての講演です。


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2015.12.23

今日は今上天皇の誕生日です

 2015年12月23日は祝日です。今上天皇の誕生日です。82歳になられました。今年は敗戦後70年ということで、パラオの戦地の慰霊をされました。

 大災害後の被災地訪問や二次大戦の戦地の訪問、沖縄の訪問などが印象に残ります。慰霊の旅を高齢になられても続けておられるのは、敗戦が12歳の多感な時期であったからでしょう。

 またその3年後1948年12月23日に東京裁判の被告であった東条英機元首相ら7人が処刑されました。占領軍はわざわざ天皇誕生日を選んで処刑したのです。15歳の明仁皇太子にとっては、大きな衝撃ではなかったかと推測します。

 アメリカがこうした行為をしていることを多くの日本人は知ることです。そのアメリカ媚びへつらっているのが安倍晋三以下の安倍内閣であり、今の自民党です。愛国者とは言えないと思いますね。

 東条英機たちが処刑された日の翌日に、A級戦犯であった岸信介が保釈されました。その時アメリカから多額の工作資金が供与されたとも言われています。対米従属の保守勢力をアメリカは保護育成しようとしたのでしょう。その「成果」が今の対米従属主義の安倍内閣なんです。
 
 2015年も暮れようとしていますが、今一度今後の日本の行く末を考えていくべきでしょう。

「災害列島日本で原子力発電所を再稼働させて大丈夫なのか?」

「日本国憲法をないがしろにして、戦争法案で日本は本当に安全なのか?」

「福祉や教育をないがしろにして、大企業を優遇して何をしたいのでしょうか?」

「法外な利益を出している大企業だけ優遇し、何故庶民から大衆課税をして消費税を上げるのか?」

「老後資金が3000万以上ないと暮らせないと言う国になると若い人達はますますお金を使わなくなります。日本経済はより萎縮するでしょう。」

「地震・噴火・大雨・台風災害の多い日本。災害対策は全く不十分だ。」

「南海地震が想定どうり起きれば32万人の死者と220兆円の損害が出ます。事前の減災対策はほとんど進んでいません。」

 そのようなことをつらつら考えてみました。

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高知市下知地域には浮体構造物が必須

 香川県在住の元橋梁技術者であった小谷鐡穂さんが考案頂いた「高密度発泡体による浮体構造物」は、海抜0メートルの島である高知市下知地区では、住民の命を守るためには必要であると思います。

 海抜2M以下の低地に居住している高知市民は15万人。事業所・商店・学校・病院なども集積しており、国道56号線や国道32号線など自動車交通量も多い。
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 東西南北が川(東は久万川、西は新堀川、南は堀川、北は江ノ口川)に囲まれた海抜0メートルの昭和小学校周辺地区、公共の避難収容施設は2か所しかない。低層の古い木造住宅も多く高齢者が多い地区。
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 民間マンションなどの所有者に地域の防災会がお願いして高知市が認定した津波避難ビルの数も少ない。マンション所有者の「良心」におすがりした形で地域住民の命が守られています。
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 歩行に不安がある高齢者などは、距離の離れた津波避難ビルへの避難行動が困難が伴いますし、ビルへ到着しても階段を昇降して「垂直避難」しないといけないです。とても難しい。

 高密度発泡体による浮体構造物は、公園や駐車場の下に埋め込まれています。浸水にならなければ、普段は公園や駐車場として活用されています。いざという場合は周辺住民は「水平移動」して避難が出来ます。
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  収容人数も多く、飲料水や食料や毛布なども備蓄が出来、トイレなども装備することができます。

 実証実験をして、丸池公園や昭和小校庭や、青柳公園や地域の小公園や、量販店やパチンコ店の駐車場に備えるべきでしょう。

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2015.12.22

「大世界史 現代を生きぬく最強の教科書」を讀んで


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「大世界史 現代を生きぬく最強の教科書」(池上彰・佐藤優・著・文藝新書・2015年刊)を読みました。とても良い良書であると思います。通読をお薦めします。

 佐藤優氏と池上彰氏の対談集を読んだのは「新・戦争論」以来。現在世相を知るための早わかり本の領域を遥かに超えた教養本であると思いました。それゆえ、この本に事例のために出てくる事例のために高校参考書コーナーで「山川 世界史総合図表」という参考書を購入しましたから。

 「下部構造が上部構造を規定する」とかいうスターリン主義的な単純な「唯物史観」では割り切れないでしょう。はなから吉本隆明氏の「共同幻想論」は今でも完全に理解できないでいますから。
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 「イスラム国」なる集団の残虐性と市民社会を破壊するテロ行為を探るのは、彼らの根拠としている歴史を見て行く作業が必要であると思ったからです。鍵を握っているのはトルコ。エルドアン大統領は明らかにイスラム国と結託しています。


 シリアのアサド大統領を追い詰めようとしています。ロシアはアサド大統領支援のためにシリア国内の空爆を始めました。トルコ軍がロシア軍の爆撃機を撃墜。緊張が高まりました。150年ほど前にはロシアとトルコは戦争してますから。

 オスマントルコは中世の時代広大な領土を有し、西はスペインから東欧南部のハンガリーまで占有していました。20世紀前半まで欧州には脅威を与えていたイスラムの国です。ロシアとは常に対立していました。
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 第1次大戦世界大戦でトルコはドイル側に付いたために、英国とフランスは中東諸国で暗躍、各部族と結託トルコへの反乱と独立の仮約束をし、戦争に敗北したトルコ支配地区を分割し、今の中東諸国の国境線を人工的に引いてしまいました。

 中東地域は東西交通の要でしたが、1938年頃に石油資源が発見されてから世界の利権が集まり、余計事情が複雑になりました。

「アラブの春には民主主義をつぶす機能しかなかった。政治的にイスラムと民主主義はなじまないことがはっきりした。

 アラブの分裂に乗して、非アラブのイランとトルコが、帝国としての自らの影響力を拡大するチャンスと思い始め、拡張主義政策をとっている。」(P49)
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 まるでかつての「ペルシャ帝国」VS「オスマントルコ帝国」。それに「ロシア帝国」も絡んでいる。「大英帝国」と「フランス帝国」も絡み、20世紀の覇者「アメリカ帝国」までは介入しています。中東にはユダヤの国であるイスラエルまでありますから。
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 イスラム国は「預言者ムハンマド」を絶対視していて、当時の全盛期のイスラム帝国の再興を行動原理にしています。当然イランとは対立しますし、トルコともいずれ対決するでしょう。イスラム帝国の社会と西欧市民社会は相容れない。市民生活を狙っているテロにしても、「信念に元づき平然と実行したのではないでしょうか。そうなるととても解決は難しい。
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 移民に寛容な政権政党が衰退し、排外主義的な極右政党が欧州で台頭してきています。かつての「十字軍」的な感覚で「報復」を声高に言っています。そうなると100年以上憎悪の報復合戦は続きます。
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 また「ウエストファリア条約をきっかけに人権と言う概念が出てきた。これは画期的だった。」(P198).新旧両教徒の殺戮と戦争状態で欧州は疲弊したのですから。
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 「過去の帝国の存在が、世界各地で現代にも大きな影響を与えている。」(P171)なのです。
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 習金平の中国帝国は、理想は明帝国。領土拡張主義的であり、鄭和は南シナ海を航路にしたのでそこは中国の領土であると主張しています。南沙諸島をわがものにしようという強引な帝国主義的な政策の根拠は明帝国とすると、とてもわかりやすい。

 最近の韓国政府の反日政策や言動は常軌を逸脱していると思わざるを得ないところがあります。そのあたり韓国の歴史教科書の危険性を指摘しています。

「韓国は反共国家でした。だから唯物史観を認めない。そのため日中の歴史教科書と違って歴史観がんばい。というより世界の教科書のなかでも珍しい「テロリスト史観」によって貫かれています。

 「我が国の先達はここまで追い詰められ、テロをせざるを得なかった」と延々と綴られているのです。
 
  これは、日本にとって脅威と言っても過言ではありません。北朝鮮の歴史教科書よりも過激な内容です。韓国のテロリストと言えば、伊藤博文を暗殺した安重根がまず思い浮かびますが、扱いは意外に小さくて、より大きく扱われているのは,朴烈です。」(P97)

 このような歴史教科書でいくら大学入試の勉強しても国際社会では通用しませんね。
 
 北朝鮮は規模はともかくソ連領内での金日成の抗日運動がありました。韓国はそれが殆どありませんでした。韓国の歴史教科書においても「国をとりもどすために韓国人は日帝に立ち向かって絶えず闘争した。その結果国を取り戻すことが出来た。しかしこれは韓国人の独自の努力で得られたものではなかった。」と冷静に記述はしているようです。

 そのことを日本人だけには言われたくはないという感情は韓国人にはあるでしょう。

 池上彰氏と佐藤優氏の対談では、「世界史を知ることが、現代社会を見る参考書になる」ということを思い知らされました。確かに言えるところはありますね。20世紀の世界の覇者であるアメリカ帝国が衰退してくると(とはいえ未だに圧倒的な軍事力はありますか・・)、ロシアだ、イランだ、トルコだ、中国だ、ドイツだという「かつての帝国」が「夢をもう1度の想いで台頭しようとしています。

 その一方でスコットランドの分離独立運動や、スペインのバスク地方の分離独立運動もあります。日本政府と沖縄との深刻な対立から、沖縄独立論も出てくると思いますね。

 地震を予知することはできませんが、過去の地震の履歴(主に淡水池の地質から過去の津波の規模を測定する)から、未来の南海トラフ地震の規模を想定したりしています。

 またご両人は政府や財界の言う「即戦力人材教育」に警鐘を鳴らしています。
「日本では、大学は、社会に出てすぐ役に立つ学問を教えるように要望されています。それに対しアメリカのエリート大学は「すぐに役に立たなくていいこと」を教えるのです。

 それが長い目で見ると本当に役に立つ。「すぐに役に立つことは、すぐ役に立たなくなる」という慶應義塾大学の小泉信三さんの言葉のとうりです。」(P225)

 英語教育を拡充すると以下、スーパーグローバルとか浅薄なことは辞めろとも言っています。「むやみに英語で授業をしても、自ら英語植民地に退化するようなものです。そもそも大学の授業を母国語で行えることは、世界的に見れば、数少ない国にしか許されていない特権です。その日本の強みを自ら失うのは、これほど愚かなことはありません。」

 教育への公共投資もOECD諸国では日本は最下位。「人文科学系の学部は廃止しろ」「一般教養は無用だ。」という反知性主義的な言動を政府や経済界がしておりますね。なんとも貧相ではないでしょうか。

 池上彰氏は、現在のリベラルアーツとして「宗教」「宇宙」「人類の旅路」「人間と病気」「経済学」「歴史」「日本と日本人」を上げています。さすがはかつてNHKの現役時代に「スーパー子供ニュース」を担当された知見がありますね。

「1人の人間が人生の中で経験できることには限りあります。しかし歴史を学ぶことによって、自分では実際には経験できないこと代理体験できる。

 こうした代理体験を積むことは、単なる娯楽にとそまりません。より直接的に、人生に役立つのです。論理だけでは推し量れない、現実の社会や人間を理解するための手掛かりになるからです。」

「読書や歴史を学ぶことで得た代理体験は、馬鹿に出来るものではありません。この代理経験は、いわば世の中の理不尽さを経験することでもあります。しかしだからこそ、社会や他人を理解し、ともに生きるための感覚を養ってくれるのです。

 何の問題も生じない円満な家庭や完璧な会社組織などこの世に存在しません。誰もが時にある種の理不尽さに直面します。こういうときこそ、代理体験が物を言う。逆に、こうじた代理体験に乏しければ、どんな成功者やエリートでも、意外に脆いものです。つまり、そういう人は「歴史」を学んでいないわけです。」(P19)

 「60の手習い」でやや遅きになりましたが、すこしづつ世界史を学んでいこうと思います。
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2015.12.21

母の散歩に付き添いました

 母(90歳)が今しがた朝から行っていたディ・サービスから戻りました。「買い物に行きたい。」と言いますので、手を繋いで町内の森食料品店へ行きました。
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 芋天とすり身天ぷらとサンドウイッチを買いました。しかし暖かい。今時は雨が降り晴れますと西高東低の冬型になり、北西風が強く吹いて寒いのが定番。しかし18度で湿度が90%。暖かいですね。天気図見るとおかしな気圧配置になってますね。

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暖冬なので超高齢者も調子がいいようです。

 暖冬なので超高齢者の両親には楽なようです。今朝は父(96歳)は植田医院での診察と点滴の日です。
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「クレアチリン値が2.11で良好です。減タンパク食がきっちりされ、適度な水分補給と適度な運動が腎機能を維持しているんでしょう。注目すべき事例なので、食事内容などは記録に残しておいて下さい。」とのことです。
 父が点滴をしていますと、隣のご婦人がこう言いました。

「私も植田医院に11年かかっています。高齢の親を介助して連れてくる人は2~3人ぐらい。皆大変な思いで1人で来院されています。よくお世話されておられますね。」と言われました。わたしにすれば出来る範囲で家内と分担して超高齢の両親(父96歳・母90歳)のケアをしているに過ぎませんから。たいしたことはしてません。「転ばぬ先の介護」を実践しているだけのことです。
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 午後からは週に3回父が通所している介護予防通所リハビリ施設の送迎車が来ました。母は朝から1日ディサービスの日です。送り出しは家内がしてくれています。介護保険と社会のシステムのお蔭でなんとか生活ができています。
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 安倍内閣は医療費と介護費用の抑制を言い出し、「切り捨て」「負担増」を実行しています。これで消費税を上げられたら高齢者世帯は大変です。いつまでも「成長戦略」という新自由主義的な経済政策の幻想にしがみつかないでほしい。

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集合知と創発性


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 2015年12月17日の高知市下知地区での第3回地区防災計画検討会。地域の事前復興計画を検討するワークショップを引っ張っていただいている鍵屋一先生の言葉「集合知と創発性」が印象に残りました。
 1989年10月17日のサンフランシスコ地震でサンタクルーズ市の中心市街地は大きな被害を受けました。その中での復興物語は、「事前復興計画」を策定しようという下知地区の参考になるだろうと鍵屋先生が事例に出されました。
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 自分なりにWEBで調べますと、なるほどそうか。という事例でした。市民と行政が真摯に300回もワークショップを繰り返し気長にしており、その中で「キーワードは「Civic Living Room :」に決定し、一気に街の復興・復旧が進みました。という事例が紹介されました。

http://www.hrr.mlit.go.jp/…/H…/0730/30kurashi/17_kensetu.pdf

 下知の事前復興計画のコンセプト作りをするために、班ごとに作業をしました。それは1回目と2回目のワークショップで出された意見を、コンサルタントの国際興業さんが「課題と解決策」として表にまとめていただいていました。
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 それをまず各人が個人作業で「重要性」と「実現可能性」を5段階評価で評価します。そして「重要性」×「実現可能性」で掛け算をして小計を出して行きます。
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 たとえば「住まいと街」の項目で、「土地のかさ上げ 人工地盤」の櫓ころでは、私は重要性と実現可能性は、最重要と判断。5点ずつ入れて掛けると5点。ところが同じテープルの隣の人は、1点×1点で1点。大きく判断が異なりました。
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 同じテーブルでも20点の人と、16点の人がおられ、各人バラバラでした。41項目を個人作業出だしました。そして班ごとで話し合いました。その後、4人の各項目の点数を足して行きました。

 参加者全員の数字の合計を単純集計していきました。そうしますと全体の1位は「子供の話を聞く。子供の気持ちを安定させる」でした。2位も「子供同士で話し合いを刺せ、ルールを自分たりで決めさせる。前向きに進める。」でした。
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 今回のメンバーでは41項目の中で、「子供」項目は8項目」もありました。自分が高く評価した項目が高い得点であったり、逆の場合もありました。でも参加者全員の評価で順位が付けらますと納得しますね。「総合知」と言うものなんでしょうか。

 「集合知」と言う言葉は教育関係の用語のようですが、今回のワークイショップを通じて合意形成が図られるということが、よくわかりました。鍵屋先生は「結果には全員が納得しますね。」とも。

 もっとも師走の半ばの時期は、「現役世代」「子育て世代」は殆どgは委任状欠席。参加者が年配者が多かったので、「未来と託す子供」という項目が支持されたのではとも思いました。

 そしていよいよ次の段階は下知の地区防災計画の事前復興のコンセプト案の出し合いを班ごとにしました。そして5つの班のコンセプト案を出しあい、自分のところ以外の班の評価をし合いました。
 そして当日の1番評価が高かったのは「子ども未来 懐かしさ 良いものが残り待ち つながりを信じる」などが多く出されました。それをサンタクルーズ市のように「ダウンタウンを市民の憩いの間にしよう」というわかりやすい「物語」をこしらえることでしょう。
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 補完する要素として「老人ホームと保育園の複合施設」「コンパクトで格好いい街」「未来となつかしさ」「ネギ畑・湿地帯・市民農園」などが出ました。

 いよいよ次回の1月26日に第4回検討会ワークショップでコンセプト案が練り上げないといけないです。年末・年始も考えてみたいと思います。

 その場合は各人が「創発性」が必要であると鍵屋先生は言います。こちらは社会心理学的な観点なんでしょうか。
 住民参加のまちづくり、事前復興計画がこれほと楽しくわくわくするものであることを改めて感じました。

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2015.12.20

寒い中父も元気にリハビリゴルフへ

 若松町の早朝避難訓練から戻りますと、朝食の準備を手伝いました。そして朝食やトイレを済ませて、父(96歳)のリハビリ・ゴルフへ付添です。今朝は寒いです。

 大橋通りのラビータの温度表示計は5度。最近では1番寒い。着ぶくれするぐらいに防寒対策をしていきました。
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 ゴルフの打席は風がなく、ポカポカ日当たりが良いので、寒さはかんじなかったようです。ゆっくりと125発の球を打ちました。
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 うっかり書籍を忘れました。TBS系のサンデー・モーニングをガラケーのワンセグで見ていました。
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 階段昇降も歩行もスピードは極めて遅めですが、杖を頼りになんとか歩けてはいます。周囲のサポート(介護予防通所リハビリや植田医院など)のお蔭で、かろうじて父の健康は維持されているのです。
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 本当に危ういバランスの上にあることだけは忘れてはいけないです。

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若松町早朝避難訓練


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 昭和南海地震(1946年(昭和21年)12月21日午前4時19分過ぎに潮岬南方沖(南海トラフ沿いの領域)78 km(北緯32度56.1分、東経135度50.9分、深さ 24 kmを震源としたM8.0(Mw8.4)の地震である。1946年南海地震とも呼ばれ、単に南海地震といえばこの地震を指すことも多い[1]。南西日本一帯では地震動、津波による甚大な被害が発生した。)から、今年は69年目。
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 若松町自主防災会(横田政道会長)は、町内で午前6時から早朝避難訓練を実施しました。二葉町と若松町は隣接しています。1番近くの橋本さんの自宅前で待機。ほどなく福谷さん(若松町町内会会長)も来られ、橋本班の津波避難ビルである田部ビルまで、鐘を鳴らしながら行きました。
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 集合場所は若松マンション。6階建ての建物です。低層階は津波での浸水の恐れがありますので、マンションの住民を中心に、周辺住民も含め30人が集まりました。
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 避難集合場所は6階部。折りたたみ式の机をセット。その上で受付っをしていました。
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 その間に自家発電機を稼働させ電源を確保。
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 一段落したところで、階段踊り場にて仮設の避難所を段ボールにて組み立てていました。仮設トイレのセットもしていました。
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 浸水がある程度引いたとして、2階共用部にて炊き出しをされています。防災カレーを調理する訓練です。水は非常用飲料水。食材は持ち寄り。熱源はカセットコンロです。
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 国際進行旗も掲揚されています。
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 一段落したところで退散。若松町は大変熱心で感心しました。来年は昭和の南海地震から70年の年。二葉町でも何らかの動きをしなければならないのですが、まだ思いつきません。

 午後からは高知市北部地区の避難訓練の見学です。夕方はマンション自主防災会の公開講座の受講の予定です。です。
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避難所運営訓練時の付与項目

 2015年11月29日に下知地区減災連絡会は、下知コミュニティ・センターを収容避難所としてより実践的な避難所運営訓練を実施し、下知地区住民40人が参加しました。
 訓練参加者を「リーダー・副リーダー」「総務班・情報班」保健衛生班」「医療福祉班」「食料物資班」にわけ、避難者各位が役割分担を担います。
 訓練方式は「状況付与型実施訓練(ロールプレイング方式によるシナリオ非開示型実地訓練)です。

 その時に高知市地域防災推進課の現地におられた職員と、安心センターの災害対策本部におられた職員から。多様な「状況付与」が行われました。市役所側は41項目「状況付与」を用意していたそうですが、実際に訓練できたのは32項目程度でした。

 状況付与とロールプレイングの一覧表を坂本茂雄下知地区減災連絡会事務局長からいただきました。坂本さんは高知市側からいただいたそうです。見直しますとあらためて状況が切迫しているように感じますね。よく出来ています。

 4つの班で構成される運営委員会の「「¥リーダー・副リーダー」は現場から離れ、冷静沈着に情勢を分析し、的確に指示を班にしなければならない立場です。同時に週収容者への適切な情報開示と、災害対策本部への避難所と地域の情報の正確な伝達と支援要請(まさに受援力)が問われました。

 合格点とは言い難い回答状況でした。今後何回もこうした実践訓練はしないといけないと思いました。 

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2015.12.19

12月19日の夜須の海


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 今日は西高東低の気圧配置。ただ天気図を見ますと、高気圧の等圧線が縦ではなく、横長気味になっていたので、これは下手な私でも海へ出れるのではと判断し、夜須へ行きました。
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 9時前に着きました。速くもジュニア・ヨットクラブと高知大学ヨット部は出艇準備していました。いいことです。こちらも急いでぎ装(ヨットの組み立て)をしました。この時点では白内障予防のためのサングラスはあります。
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 氷も張っていますが例年より薄いです。
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 陸側からの北風もしくは北西の風が強めに吹きました。でも天気予報の表現では「北もしくは北西の風が海上ではやや強く吹きます」とありました。「やや強く」の程度は海へ出ないとわかりません。
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 先にジュニア・ヨットクラブが出艇しましたので、後からすぐに海へ出ました。。予想以上に風が強く吹いています。6M程度はあり、ブロー(突風)が吹くと10M程度は吹いています。ウエット・スーツに蛍光色の合羽の上下を着用し,化繊の帽子と首巻をしました。寒くはありません。沈(転覆)しなければこの服装でOKです。
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 結構な強風が吹きました。弱虫シニアは風を逃がしながら帆走しました。時折ブローが来ます。サングラスが突風で持って行かれました。白内障気味なので必要なので、、明日芝藤さんところへ買いに行きます。

 海の上の写真は操船が忙しく殆ど撮影していません。お昼は夜須に到着時にやすらぎ市で訪のいつものおむすびとたまご焼きを購入しました。午後から風がより強くなる予報でしたので、手早く昼食にするためです。
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 高知大学の2人乗り艇も沈(転覆)していました。強風でしばらく起こせないようでした。シニアは極力沈は避けたいのです。ずるいと言われようが、弱腰と言われようが安全第1ですから。
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 昼食後しばらく様子見していましたが、風が落ちないので昼過ぎのセーリングは諦めました。丁寧に片付け作業をしました。
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 片付けして、体を洗い着替えて帰り際に道の駅やすへ寄りました。
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 山本駅長とはいつもの「おっさん2ショット」です。今日はクリスマス・バージョンだそうです。
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自民党が大勝して日本は滅ぶ?

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 今週の週刊現代12月26日号。来年安倍首相が衆参同時選挙に打って出ると自民党単独で国会議席の3分の2以上を獲得、大阪維新と提携して日本国憲法の改正を国会で発議するだろうとの観測記事。
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 野党の体たらくで十分にありある話。しかし国民各位の意識は低く「自民党以外に支持する投票先がない」という消極的な理由。
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 憲法を改正[改悪)して何をしたいのか?災害列島日本では、そんなことしている余裕はない筈ですが・・。
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2015.12.18

母と一緒にはりまや橋商店街へ行きました。

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 午後からは母(90歳)を連れてはりまや橋商店街へ行きました。お天気でしたので歩行補助車を押しながら行きました。
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 コロッケひろっちゃんで夕飯のコロッケを買いました。オーナーの細川さんにお会いしました。
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 谷ひろ子さんのお店で焼き菓子とチョコレート・ケーキを購入しました。山岡さんのお店でぜんざいを注文し一緒に食べました。寒いので温まりました。
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 今日の活き活き100歳体操は寒い中14人の高齢者の皆さん方が参加していました。来週25日が今年の最終とか。年明けは1月8日から始まるそうです。体操の終わりに横田政道さんとお茶しました。地域防災の情報交換です。
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寒さの中 父もなんとか元気です。

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 今朝は寒いので超高齢者の父(96歳)の体調を少し心配しましたが、特に血管が寒さで萎縮して点滴が出来ないことはありませんでした。測定血圧も118-58で良好。酸素が95でいつもよりはやや低め。
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「お父さんが食べている減タンパク食の内容を知りたいので、写真を撮影しておいてください。学会などでも報告します。」とのことでした。寒いですが健康であることはいいことですね。
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 足元が少しふら付き気味です。車のドアの開閉が「危険」ですので、付き添い、ドアの先を抑えて乗り降りしています。歩く速度も遅くなっています。転倒しないようにしないといけないでしょう。

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丹田呼吸法の極意とは

 「いつも宇宙からのエネルギーを取り入れることだ。それは無限に降り注いている。」「みんな体の手入れをしないから病気になる。車も車検がある。人間も整備点検しないと駄目だ。」「手入れをすれば人間は125歳まで寿命があります。」(根拠は動物は成長点の5倍生きられる)

 月に1度の整体で身体調整をしていただきながら老師は語ります。老師こと中内雅康さんは89歳。TシャツにGパン姿で若々しい。整体歴50年とか。「90歳になって引退しようと思っていたが、エネルギーを取り入れたら放出しないといけない。それで100歳まで整体はすることにしました。」とも

 30年ほど前は私もヨガをやっていました。そこそこ体が柔らかくなり体調も当時良かったです。時が過ぎヨガのポースも多忙のなかで忘れ、体も硬くなりました。6年前に腰痛分離症で1年苦しんでいた時に、ヨガ時代の知り合いの有機農家の井上正雄さんの紹介で通所しはじめ、厄介な腰痛は3か月で治りました。今は月に1度身体調整と講話を聴きに行っています。
 
 12月8日に行った折、中内先生がコピーをくれました。「丹田呼吸法」取得に8年間通っていると言う早川ユミさんが、編集された健康雑誌に掲載されたとか。コピーをいただいても、整理整頓が超苦手な私は、紛失するので、WEBに掲載します。関心のある方は自分で実践なさってください。
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 防災対策にも必要なことです。各人が健康であることが、災害から生き抜く力になり。地域の再生・復興になるからです。

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2015.12.17

寒い高知市になりました

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さすがに「寒いぞ」と超高齢者の皆さん方が騒ぐのでとうとう灯油ストーブを炊きました。西高東低の気圧配置は昼から風が出るので余計に寒く感じます。
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 今日は両親(父96歳・母90歳)が揃って、介護予防通所リハビリへ行く日です。着ぶくれするぐらいに防寒対策をして送迎車へ乗り込みました。

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師走の病院は混んでますね。


2015年12月16日は10時45分の予約診療で父(96歳)の付添で眼科専門病院へ行きました。7月の白内障手術の事後の3か月後の検査です。
 事前の眼の検査に呼ばれたのが11時半頃。診察していただいたのは13時30分過ぎ。会計を終えたのは13時40分過ぎ。3時間コースでした。
 さすがに父も疲れぎみ。病院へ行くのも体力入りますね。戻って来て父の昼食をこしらえました。「腹が減った。」と言っておりました。食欲は旺盛です。次の受診予約は半年後の6月15日。父が元気なら97歳ですよ。
 患者も待つのも大変ですが、医師の人は休みなしに患者を診察されているのでもっと大変。看護士さんたちも休み事が出来ないので大変です。医療の皆さんは偉いと思いました。ひたすら感心してりました。
 会計する時間帯は昼休みらしく、朝溢れかえっていた患者は誰もいませんでした。

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集中できないもどかしさ。


 2015年、まだ終わった訳ではないですね。12月の1カ月が残っています。仕事でも地域活動でもとてもハードで多忙な1年でした。仕事のことは私は原則WEB日誌には書きません。

 日誌は地域活動中心に書かれています。なぜ「ハード」であったのかといいますと、私の「容量」を超える情報が流入したからでしょうか。どういう状態かと申しますと、1つの事業をやっとこなしたかと思いきや、次の事業がやってくる。事業の反省やまとめをしようとすると次の事業がやってくる有様でした。

 スケジュール帳に日程を書き、その日が来れば参加し、次の日程をこなせばいい。というのは参加者の場合です。主催者となればそうは行きません。事前の準備作業が必要です。資料もこしらえます。事業当日は緊張して対処します。終われば反省文を書いたりまとめます。
 
 その場合FBやブログにも投稿します。それは知り合いと「体験を共有化」したいし、情報公開することで、事業を客観視し、眺め反省することが出来る効用があるからです。

 このところそのあたりの作業がスムーズに出来ず、「積み残している」ところへ、次の事業がやってきてしまう。という状態になっています。なんでだろう。能力がないからだとひたすら反省しています。

 いろいろ案件が持ち込まれるのは、それだけ自分が世の中からなんか要請があるからだろう。リクエストがあるうちが華ではないかと思います。ですが、正直きついですね。経済的な余裕があれば、少しは楽できますが、そうはならないですから。

 FBやブログを書くのは、自分のやっていることを整理するためです。足明後日にそれができるのならFBだけでいいですが、1か月後、2か月後にその案件を検証するためにはブログへの書き込みも必要なんですね。

 もっとも検証する時間がないのが悩みです。暇になれば今度は体調不良になります。どうにもこれはならんですね。世の中なるようにしかなりませんから。

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2015.12.16

本を読まない高知県人に巨大な図書館は無用の長物


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先日地元新聞で話題になっていた、帯屋町アーケードから現在は県立追手前高校の時計台が見えていますが、建築中の県と市の合築図書館オーテピアが建つと見えなくなるのが惜しいとの記事が出ていました。
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 しかし私の大嫌いなスターバックスなどのジャンク・フード店が出店しているので都市景観がどうののレベルで議論しても始まらないでしょう。

 合築図書館とやらは、130年の歴史のある追手前小学校を廃校にして、県立図書館と市民図書館をその跡地に建築し、こども科学館まで併設する複合施設だそうです。
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 だいたい書籍を読まない高知県人に、大きな図書館などが必要なのか?酒ばかり飲むこと飲めることばかり自慢している人(本を読まないことを恥じないで)が多い高知県には、このような大きな図書館は無用の長物であると私は思いますね。

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2015.12.15

単線型防災・復興対策から多様な視点をもつべし

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 2015年11月21日の高知新聞の「高知地震新聞」。高知市下知地域と交流のある徳島県美波町の「事前復興を見据えたまちづくり」の特集がありました。

 昨年美波町の自主防災会の関係者の皆さんや行政関係者は、下知コミュニティ・センターで意見交換会をしました。

 http://futaba-bousai.cocolog-nifty.com/blog/2014/07/post-5095.html

 南海地震の震源域に近いとされる故、地震発生後早い地域では、12分後に津波が押し寄せつという想定で、津波避難計画が練られていました。「3分で準備・3分で避難」という物凄い短時間での避難計画でした。
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 その後、海岸近くの住民各位は、高台の山に避難し、野営する訓練もされました。同じ町内の津波の襲来しない地区の自主防災会との交流も始めています。

http://futaba-bousai.cocolog-nifty.com/blog/2014/12/post-c989.html

 高台移転への事前復興計画も、徳島大学の協力支援も得て、準備をされていました。議論が始まっている事は凄いことであると感心しています。簡単ではないことが関係者各位がわかっただけでも大したものであると思うからです。
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 また東京大学生産技術研究所教授目黒公郎氏の講演では「巨大津波への防災態勢」として「コストから価値へ」というテーマでされました。
 注目されるべきは、以下の発言です。

「津波から避難するための十分な時間の確保が難しい地域で、津波被害から災害弱者を守る新しい津波避難システムを提案したい。

 津波避難タワー・ビルの整備はもちろん大切だが、お年寄りや子供らは上下の移動に時間がかかる。そこで提案するのが、自己浮上式の避難施設。台船の周囲に地下2階程度の穴を掘り、台船の上に2階建て程度の建物を建てる。

 普段は地区センターや保育園などに利用し、津波が来れば台船の浮力で建物全体が浮上するーというものだ。」

 目黒さんは「台船」という機密構造の船にこだわっています。

 私たち低地の下知住民は、小谷鐡穂さんに「高密度発泡体による浮体構造物」を考案いただきました。こちらは船というより「筏」(いかだ)です。土木工事などにすでに使用されている高密度の発泡体を、穴を掘り人力で運搬し埋めます。そしてその上に土をかぶせ、普段は公園施設や集会所として活用します。

http://futaba-bousai.cocolog-nifty.com/blog/2013/12/post-ce44.html

 浸水や津波が来れば、浮上します。住民は平行移動して避難が出来ます。複合していいところばいいのではと考えます。また目黒氏はこうも言われています。
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「また高台移転のために大規模な土木工事をして新たなインフラを整備すれば、維持管理も含め膨大なコストがかかる。

 たとえば15階建てとか20階建てのビルを建てれば(住民が暮らすための)床面積を効率よく確保できる)(津波被害が懸念される)一回から階までは使途を制限し、住民にはそれより上の階に住んでもらう。

 そうすることで全体コストを大幅に削減でき、将来的な維持管理費も少ないものが造れる。」

 まさに高知市下知地域での地区防災計画の中での「事前復興対策」として耐震高層住宅を建設して、立体換地を活用して出来ないか検討してみたいところです。
 
 http://futaba-bousai.cocolog-nifty.com/blog/2013/05/post-55c0.html

 

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2015.12.14

日本が「世界津波の日」を提唱。国連で採択されました

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 日本が提唱し国連で全会一致で採択されたという「世界津波の日」です。

。それは安政地震の津波から領民を救うために、稲わらに火をつけ避難誘導を行った浜口梧陵の行動にゆかりがあるそうです。「稲村の火」で有名な話ですね。

 浜口梧陵はそれだけでなく、私財を投入し津波を防ぐ堤防まで建設しました。学校もこしらえています。津波防止堤防は、100年後の昭和南海地震の津波を防ぎました。日本は災害大国です。

 こうした国際貢献は日本はどんどんやるべきでしょう。武器を輸出したり、軍隊を派遣することだけが国際貢献ではありません。

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2015.12.13

父(96歳)も元気にゴルフ・リハビリ

 今年は暖冬。おかげで超高齢者の父も助かっています。父が1番楽しみにしている週に1度のゴルフの打ち放し場へ行きました。休日は午前7時から開場しているので、早くから高齢者組も来ています。
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 いつもの1パターンの報告ですが、「継続は力」です。いつものように自己流の体操で体を解し、125発の球をゆっくり打ちます。その間はわたしは読書タイムです。「大世界史」(池上彰・佐藤優・共著)を読んでいます。

 今日は風がなく暖かでした。父も調子が良さそうでした。適度な運動が腎機能を維持しています。運動と水分補強は大事であることがわかります。
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 今日はせわしい。これから家人にふろ掃除を言いつけられています。それから昼食の準備をして、集会を除いて、午後1時からは「市民とつくる防災フォーラム」(高知市安心センター)へ行く予定です。

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消火栓BOXの整備をしていきます

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 このたび二葉町町内会は、二葉町自主防災会や下知消防分団の協力支援も得て、町内に消火栓BOXを整備して行くようになりました。’(写真は同じような消火栓BOXです)

 二葉町自主防災会森宏会長の強い要望がありました。町内でこの4年間で2回も大きな火事がありました。自主防災会は主に南海地震対策をいろいろ実施してきましたが、身近な火災の危険性も看破出来ません。

 当然消火栓BOXは使用方法については訓練をしないと、とっさにできるものではありません。下知消防分団の指導で、将来は二葉町自衛消防隊ができることを理想としています。
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 皆が助け合い年に1度は消火訓練をします。町内皆が助け合い、今まで町内会活動に参加していない住民も巻き込んで行きたいのです。」予算的には「一気」にはいきません。少しずつ購入して訓練を続け、ゆくゆくは、町内全部の班(16あります)に普及していければいいなと思います。

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2015.12.12

夜須の津波避難タワー


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 香南市夜須町ヤッシー・パークの対岸に国道55号線を渡り坪井地区に2015年11月に完成した津波避難タワーがあります。高さは10M位でしょうか。屋上まで上がると15メートルぐらいですね。斜路もあり手摺もあります。
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 ただ香南市の津波避難タワーは南国市と異なり、いつも鍵がかかっています。非常時に扉をけ破り中へ入ってくださいとの表示がありました。「無意味」ですね。香南市役所は市民を信用していない証拠です。鍵がかかっておったら非常時に安全に避難が出来ますか?出来ないと思います。暗闇で津波が迫ってくる状況で落ち着いて出来るのでしょうか?
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 こういう津波避難タワーのような施設は普段から周囲の住民が利用しないと駄目です。夏に手結の花火を見るとか。タワーの上で宴会や演芸大会をするとか。炊き出し訓練をするとかしないと駄目です。
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 こういう風景を見ますと行政の馬鹿さ加減を感じますね。

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12月12日の夜須の海


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 師走も中盤。昨日は雨上がりで強風が吹きました。今日もその根っこは残っていることでしょう。風が強ければすぐに退散。弱虫のシニア・ヨットクラブです。ハーバーで日和見しようと思いました。

 到着しますと既に高知大学ヨット部は海へ出ていました。海を見るとそこそこの風でしたが、わたしの技量でも出艇出来ると判断し、ぎ装(ヨットの組み立て)をしました。まだ霜もっ氷もこの冬は見ていません。マストに触っても「痛い」と思いませんから。
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 出艇しますと北もしくは北西の風なので波が立ちません。快適に帆走できました。ハイクアウトしながらのセーリングはとても運動になります。午前中は2時間ぐらい帆走しました。
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  昼ごはんは訪でいつもおむすびとたまご焼きです。海で運動すると弁当類は食べられません。おむすびが良いですね。腹もちもしますし。一息入れて午後からも海へ出ました。
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 風が少し南へ振れたので、赤岡方面まで散帆しました。夜須の赤灯台から赤岡の白灯台までの散帆も快適でした。出艇した時は風は弱めでしたが、どんどん上がり、写真が撮影出来なくなりました。でも快適なセーリングが出来ました。午後は2時間半ぐらい帆走しました。
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 お蔭様で今日は朝から晩まで夜須の海で遊べました。家族に感謝です。
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夜須はみかんの産地。どっさりはいって550円です。

 海の散帆の後、山本宏幸さんの職場である道の駅やすへ寄らせていただきました。今日は強風が予想されていましたので、仕事と二葉町自主防災会で使用している赤ヘルを持参していましたが、そこそこ風はありましたが、被る必要は海ではありませんでした。

 結果的に「かぶりもの対決」になりました。山本さんが被っているヘルメットは旧夜須町時代のものです。
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第2回受援力向上セミナー


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 第2回受援力向上セミナーは「行政に求められる受援力・・・・県や高知市が受援力を高めるには」をテーマに、2015年12月11日下知コミュニティ・センターで開催されました。講師は西田政雄さん(防災寺子屋主宰)です。

高知県の災害対策を担う高知県危機管理部や高知市災害対策部の「実態」や「中身」もある程度知っている西田政雄さんならではの情報が多数あり、正直驚きました。

 まず中四国の自治体との受援協定はどうなのか?形式的な協定はあるようですが、具体的な中身は充実しているとは言い難いのが現実。「自己完結型」の自衛隊の九州や中国の自衛隊と具体的な支援協定交渉をすべきではないかと西田政雄さんは言います。
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 その理由は、災害時に実働できる高知市エリアの救助活動人員の少なさです。高知市の消防局員は400人ですが、実際に出動できるのは半数でしょう。各地域の消防分団は、最優先は自分と家族の身の安全。次は地域です。

 県警の機動隊員は28人です。所轄の警察は通常業務(防犯など)と交通整地が主体。災害救助は到底無理です。頼りの自衛隊は香南市に650人いますが、最大300人程度しか高知市には来れないでしょう。となると実働部隊は700人前後です。全くマンパワーが足りません。
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 高知市だけでカウントしましても、65歳以上の人口は26%で9万人。認知症・有病者数は1万3千人。各種障害者は1・6万人おられます。34万人人口の3分の1は平常時から災害弱者です。これに地震津波での怪我人が加わります。想像以上です。
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 「医療疎開」を実施するにも、県外の医療機関との情報の共有や、傷病者などの具体的な受け入れ態勢や輸送体制を整備しないといけないです。

 西田政雄さんは「行政側は癖として上ばかり見ています。市町村は県を、県は国ばかり見ています。もっと県民市民と対話し意見交換をして「市民に、企業に支援を求めること」をすればどうだと提案しています。
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 たとえば物資輸送用のトラックや、車両系建設機械、オペレーターや人材の事前登録。民間組織やNPOなどの事前登録をし、「民間救助隊」を事前に組織すべしと言います。
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「土木・建設・医療・福祉関係企業。運転手、重機オペレーター、大工、土工、解体工、医師、看護師、介護士などを事前登録し「民間救援隊」を組織することです。

 サバイバル訓練を現役の自衛官時代に体験されている予備自衛官を把握し組織することも大事です。
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また燃料備蓄や食料備蓄なども全く出来ていません。燃料基地は内陸部へ移設すべきでしょう
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。また公設民営で高台に流通団地をこしらえ、食料、日用品の流通備蓄が安全に可能。ローリング・ストックが出来ます。
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 高速道路が「命の道」と知事が言います。そのほか国道194号線や197号線などは傾斜が緩いルートなので、しっかりと災害対策を事前にすれば物資支援ルートが多様化します。
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 また住民の避難訓練もDIG(災害図上訓練)・災害・想像力ゲームや、HUG(避難所運営ゲーム)などを行い、災害時のイメージをあらかじめ共有することが大事です。

 ご指摘された課題は多く未解決事項が多くあることに唖然としました。

本来は県も高知市も南海地震対策部は、1部長がするのではなく、副知事や副市長が兼務するぐらいの権限と裁量権のある人がやるべきでしょう。」とも言われました。

 西田政雄さんの想定する県と市の「あるべき対策」からいえば、県と市の完成度は20%そこそこであると思いました。

 西田政雄さんや横田政道さんらと6月に訪問した宮城県東松島市。運動公園には巨大な防災倉庫があり、5・5万人の市民全員の3日分の食料と飲料水が備蓄されています。松島市役所は市民に「安心・安全」を提供しています。

 高知県と高知市の災害対策は、到底「安心・安全」とは全く言い難い段階であることがとてもよく理解できました。

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救援は海からやってくる

 2015年12月5日は岩手県宮古市長山本正徳さんの防災講演会を聴講しました。
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講演会では質問もし、講演終了後名刺交換し、少し話をしました。海に近い海抜0メートルの高知市下知地域の現状を手短に説明しました。山本市長はこう言われました。

「皆さん救援は陸上とばかり考えられていますが、海からの救援を是非念頭に置いてください。海上自衛隊の輸送艦は、あらゆる事態に対応できる装備があります。偵察ヘリも2機搭載しています。
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 海上保安庁や大型商船なども救命艇として活用することは高知市も考えるべきです。」と言われました。なるほどと思いました。
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 横田政道さんが「国際信号旗」を避難所で活用しようと言うことも、救援支援は下知は海からを想定しているからですね。自分たちのやっていることは間違っていないことが良く理解できました。

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2015.12.11

母(90歳)も元気にはりまや橋商店街へ行きました。

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 午後からは母(90歳)を連れてはりまや橋商店街へ行きました。車に歩行補助車を積んで行きました。まずは、魚の棚商店街のコロッケ・ひろっちゃんで夕飯のコロッケを買いました。
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 谷ひろこさんの店で焼き菓子を買いました。山岡さんのお店でぜんざいを依頼し、母と一緒に食べました。今日の活きHahatanisan_r

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活き100歳体操は暖かいこともあり、17人の参加者がありました。
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 商用の途中で横田政道さんが立ち寄られました。来年海上自衛隊関係者で、講演をできる人がいないか打診していただきました。先日の宮古市長の講話にあったように「救援は海からやってくる」が真実味がありますから。
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 母の認知症対策と、腰痛で歩きたがらないので、買い物リハビリのために連れてきています。人とこ会話や、買い物でお釣りを考えて支払うことや、体操で体をほぐしています。効果はあるようです。動かさないと体も頭も硬直しますので。

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父(96歳)は風邪も完全に治り元気になりました。


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素早い処置をしましたので、1週間で治りました。
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「症状が治るから凄いですね。高齢者になっても回復力がありますから。
 とは言え、医療的な治療と、減タンパク食の摂取、ジョイリハでの専門職による適度で適切な運動、ご家族のサポートと、本人の努力の賜物でしょう。危ういバランスがかろうじて保たれ、小康状態が続いています。
 どの1つが欠けてもお父さんの健康は維持できません。」と植田一穂先生。
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油断は出来ませんね。でも今日は20度もあります。しばらくは暖かいとか。その後、油断しないように。ノロウィルスやインフルエンザの脅威がありますから。転倒の危険性もあります。車の乗降時にはサポートが必要にもなりました。
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 午後からは母(89歳)を連れてはりまや橋商店街へ出掛けます。超高齢者のケアは油断ができませんね。介護施設のプロの人達は偉いと思います。

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今年最後の二葉町資源・不燃ステーション


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 2015年最後の二葉町町内会の資源・不燃ステーションが、荒木三芳副会長の指導の下、各町内の班長さんたちが仕分け当番に参加されています。わたしは自宅のビンや缶や雑紙(印刷段ボール)、乾電池などを持参しました。
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 手際よく班長さんたちの指示で、瓶も透明・茶黒・青にわけられます。段ボールも印刷段ボール(雑紙)、無地の段ボールに仕分けされます。大きな木製の戸棚なども出されています。
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 夜中から未明は大雨でしたが、雨も6時前には上がりました。当番の皆様ありがとうございました。資源・不燃ステーションは地域コミュニティの核ですから。
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防災訓練の見学と職員会議へ出席


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 2015年12月9日は、下知地区減災連絡会として、坂本茂雄事務局長と一緒に、下知地域内にある昭和小学校の「地震対策・全校防災訓練」の見学と、職員会議への出席をしました。

 昭和小学校校舎南口には、震度5以上でキーBOXが解除される装置が取り付けられていました。1週間前にはありませんでした。
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 「地震対策・全校防災訓練」は、掃除の時間を活用して行われました。「縦割り班編成」になっていて、掃除の当番は上級生が下級生を指導しています。
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 「緊急地震情報が出ました。各班は安全を確認してください。」校舎を離れ、運動場に避難した班もいました。上級生が下級生を指導して避難誘導していました。ほどなくして「津波警報が出ました。班ごとに安全を確認して南校舎屋上へ避難してください。」
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 午後3時10分からは「第1回昭和小学校防災職員会議」に出席させていただきました。最初に「南海トラフ巨大地震から昭和小校区で生きのびるために」をパワー・ポイントで説明しました。
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「昭和小校区は、海抜0メートルで東は久万川(浦戸湾)、北は江ノ口川、南は堀川、西は新堀川に囲まれた島なんです。」

「最大震度は7、地盤は沈下し、浸水が始まります。津波は30分後に来ます。すぐに高い建物に逃げないと助かりません。通勤時にもどの建物に避難できそうか、

「教員の皆さんは通勤で海抜0メートルの島にある昭和小に来られています。もし勤務時間中に南海地震が起きれば、何日も学校に籠城するやもしれませんので、自分の分の水や食料や着替えはあらかじめ置いておくとか、車にも置いたらいいと思います。」

 坂本茂雄さんのほうからも提案がありました。

「先月29日に下知地区減災連絡会メンバーで、避難所運営訓練をしました。実践訓練でした。どんな事態が起きるのかは伏せられて、市役所側から防災無線やトランス―バーで次から次へ情報が寄せられます。

 たとえば低体温症の人が多くいる津波避難ビルがあります。という連絡があれば、医療・保健班が対応する。食料がヘリで屋上に投下された。どう分配するのかは食料・運営班が行う。状況をまとめ、避難所全員に広報し、災害対策本部へも報告する。

 そういうロール・プレイをしました。来年は是非昭和小学校でも実施しましょう。」

「下知地区減災連絡会は現在16の下知地区の単位防災会が加盟しています。昭和小学校まわりは白紙地域であり、これから自主防災会をつくろうとしています。また最近生徒が増えている江ノ口川から北の地域は、町内会も自主防災会もない地域もあります。

 ですので防災関係の情報も学校のルートで回していただくようにお願いします。」

 大石教頭先生からは、生徒が防災学習をしている報告や、生徒や父兄に対するアンケート調査の報告がありました。やはり自主防災会の認知度は低いようで、まだまだでした。

 こちらからの防災訓練できがついたことや提案事項を坂本茂雄さんと2人で申し上げました。

「黙々と南舎屋上へ逃げるのではなく、子供たちは元気な率先避難者です。「津波が来るぞ!避難ビルへ早く逃げろ!!」り大声を張り上げながら逃げる訓練を今後はしてください。」

「窓ガラスの近くを避難していた児童がいました。飛散防止フィルムが張れていないのであれば、それを避けて逃げることをしないといけない。」

「生徒のケアと周囲住民のお世話を全部教職員がするのではありません。元気な住民は自らが世話役になり避難所の運営を担います。児童にも何かしらの役割を担ってもらいます。
 事前に実践的なロールプレイの訓練ができればいいと思います。」

 教員側のほうからは、

「生徒たちが班をこしらえ、それぞれが当事者意識をもって行動ができることが理想です。道は遠いですが、それを目標にして頑張りましょう。」との発言もありました。

 千里の道も1歩からです。

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ナチスの突撃隊のように粛清するつもりなのだろうか?

 安倍晋三さんのフェイスブック。支持者と思われる皆さんからの「怒りの投稿」で満ち溢れています。どうしたことでしょうか?


 観察するにたぶん安倍晋三さんの「本質」は何も変わらず、少し「リベラル的な発言」「善隣友好的な発言」をしますと自民党の支持が増えることを「学習」された成果であると思います。今回も安倍内閣の支持率が上がるでしょうから。

 歴史的な教訓から言えば、かつてナチスで強権をほしいままにした突撃隊が、粛清されたことがありましたが、その類の「一種のガス抜き」なのではないかと推論されます。

 それにしても罵詈雑言の嵐ではありますね。フェイスブックを閉鎖したり、書き込み投稿を禁止されていないと言うことは、完全な「ガス抜き」であると思われます。

 1部を読みましたが、結構キツイ内容ですね。

          ↓

●あんな嘘つきでドロボーの朝鮮人の国に一円も出してはだめです。間違った選択をしないで下さい。間違った選択をしたら、安倍総理と自民党の支持者は半分以下になります。私たちの税金をそんなことに使わないで下さい。

●安倍総理、慰安婦問題を巡るこれまでの政権の姿勢を支持していたのですが、本日は完全に幻滅しました。予算からの基金支出は日本政府としての法的責任を認めたことになってしまいましたし、韓国内や米国などの慰安婦像の撤去も合意に含まれていないというではないですか。今回の拙速な合意は政権を揺るがすものであるだけでなく、日本の将来に深刻な禍根を残すものですよ。

●安倍さん、今回の韓国対応、完全に判断ミスですよ。国民の意志とかなりずれてますいままでが良かったから本当に残念です、今からでも遅くないです。岸田さんを即刻帰国させて下さい。

●決済みで突っぱねればいいものを、なぜわざわざ日本から出向いてまで慰安婦問題で動いているのか、本当に理解に苦しみます。
もし韓国に譲歩するようなこともあれば安倍総理の支持層を失うことになると思いますよ。

●私の祖父は、満州で整備兵長として働き、更にシベリア抑留で、クラスノヤルスク州のギートラで強制労働までして、肺結核を患って帰還したのに、日本兵は慰安婦を犯していない。金で雇われた売春婦だけ。 それなのに、日本兵を全て性犯罪者にした安倍総理や安倍政権や自民党には、本当に失望しました。

●私の祖父は性犯罪者になるために、戦ったんじゃない
日本と家族を守る為に戦ったんだ。

●合意って出てますけど、まさかあの国が本当に蒸し返さないと思ってるんでしょうか?何度やられれば気がすむのですか?
あと、10億円とニュースで出てますが税金で払う気ですか?
あいつらにくれてやるために少ない給料から税金払ってるわけじゃありませんので、政治家のポケットマネーでやってもらえませんでしょうか!!!!怒怒怒
民主でさえ慰安婦問題で妥協したなかったことを(野田の時に危なかったと聞いてましたが)安倍総理がやるとは見損ないました。

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2015.12.10

高知県経済への大きな打撃な出来事


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 2015年12月2日の地元紙高知新聞1万の記事。「ルネサス高知工場撤退」「2・3年後の売却模索」「県360人の雇用維持努力」との見出し。

 県経済では1番大きなニュースです。そうでなくても高知県は年間5000人が減少しています。
 ルネサスと協力企業合わせて360人の雇用の維持が1番大事な問題でしょう。県経済に受け皿があるのでしょうか?
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 働き盛りの人達360人とご家族を会わせて1000人の生活の確保が1番の課題です。取り引き先企業もとても大きい。県経済への影響も甚大です。

 県知事は「産業振興政策」を重要政策に掲げています。その真価が今問われています。

 一方で南海地震対策も急務です。無防備に近い今の時期に地震が起きれば、高知市の低地の市街地に住む15万人の市民は暮らしていくことが出来ません。その対策が殆どされていません。
 世界経済の変化という大きなうねりで、高知を揺るがされています。大変です。
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南海地震が起きれば二葉町は海底へ沈みます。

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2015.12.09

2015年最後の老師の整体


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 12月8日には老師の今年最後の整体に行きました。愛宕商店街は古い店舗が取り壊され、更地になっています。呉服屋さんでした。老師の整体所も借家ですが、来年5月に取り壊すそうです。90歳に間もなくなるので引退も考えたそうですが、「エネルギーをため込むばかりなので、放出のために仕事は続ける」とのことです。
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 老師の部屋には僅かな光に反応し動き続ける招き猫の置物がありました。自然界にはエネルギーが満ち溢れています。それを感じ、取り込むことも意識してしないといけないと思いました。
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 帰り際に携帯ショップで充電器がこわれたので見てもらいました。30分待ち。やはり使用不能。700円で取り換えに。携帯ショップの店員さんは超多忙ですね。接客も丁寧で、お客のどんな質問も丁寧に対応され、偉いと思いました。
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2015.12.08

両親の介護認定調査に来られました


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自治体の介護認定調査に調査員の方が来られました。超高齢の両親(父・96歳、母90歳)も一緒に面談しています。介護保険制度が改悪され、どんどん切り捨てが行われていますので、動向が心配です。

 父(96歳)は要支援2、母(90歳)は要介護2です。認定調査は年々厳しくなり、振るいにかけられる可能性があります。しかし医療機関や介護施設の専門職の皆様の助言やサポートで、超高齢者の健康が「かろうじて」維持されているのも事実ですから。

 どうか自治体の皆様。目先の数字合わせだけは絶対にしないようにお願いします。
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写真で学ぶ「高知と戦争」展


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 74年前の1941年12月8日。日本は全世界を相手に無謀な世界大戦に突入しました。「戦後70年・被ばく70年企画 写真で学ぶ「高知と戦争」展が、」12月8日から12月16日の間、高知県立美術館・県民ギャラリーで開催されます。

 沖縄県人会・高知の世話役をされている岡村啓佐さんが実行委員長をされているようです。反戦3部作として「731部隊と高知」「沖縄戦と高知」「高知の被爆者」と言うテーマの写真展のようです。

 12月5日に開催されました沖縄県人会席上チラシを岡村啓佐さんからいただきました。岡村啓佐さんも私同様に奥さんが沖縄県那覇市の出身です。

 イスラム国のフランスでの大規模テロ以来、なんか「戦争気運」が世界中で高まっています。フランスでは移民の排斥を主な主張にしているファスト政党が台頭する気配があり、」アメリカの大統領選挙前哨戦でもトランプ氏が「意外な善戦」をしています。

 自分たちと価値観も生い立ちの異なる民族や宗教を全否定し排除する不寛容な政治勢力が全世界で台頭する危険な状況になりつつありますね。

 12月8日からはじまった日本が参加した世界大戦。決して美化できるものではなく、大きな禍根を日本国内だけでなく周辺諸国に残しました。」2度と愚かな戦争をしない、させないためにも「戦争の現実」をきちんと凝視することが大事です。
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2015.12.07

父の健康状態は良好です。


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 月曜日朝1番は、父(96歳)の付き添いで植田医院へ行きます。診察で植田一穂先生はこう言いました。
「12月4日の血液検査。上等の数字です。尿素窒素がやや高めですが問題ありません。
 クレアチリン値も2・35で小康状態です。ヘモグロビン値も11.3で維持されています。」

「決して慢性腎不全の症状が良くなり、クレアチリン値が正常値(1.0以下)になることはありません。でもご家族の協力での減タンパク食の食事療法、適度な運動(週3回の介護予防通所リハビリ)と、週に2回の植田医院での診察と点滴で、これ以上腎機能を悪化させない治療をやっています。年齢から言えば奇跡的なことなんです。

 食事療法と医療的な治療、専門家(理学療法士)が関与した週3回の運動療法(介護予防通所リハビリ)とご家族の協力があればこそ健康が維持されています。どれ1つが欠けると健康は維持できません。」とのこと。

 本当に植田先生や看護師さんたちには感謝です。また週3回の介護予防通所リハビリをしていただいているジョイリハ・高須のスタッフの皆さんにも感謝しています。そのサポートがあればこそ、かろうじて父は健康を維持できているのですから。

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宮古市長・山本正徳さん防災講演会

 2015年12月5日は、高知市鷹匠庁舎にて、岩手県宮古市長山本正徳さんの防災講演会が開かれました。高知市自主防災組織連絡協議会(久武邦雄会長)の主催。下知減災連絡会の森宏会長から案内を戴いていましたので、聴講にいきました。

 参加者は80人。下知からは私と若松町の横田政道さんと福谷若松町町内会長も参加していました。久武会長や高知市長の挨拶がありました。
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 高知市長は「沿岸部では津波避難センターを2か所、津波避難タワーを9か所建設。学校の耐震化工事は今年度中に完成します。」「イオンの隣に来た消防署を平成29年度に建設します。その後南消防署を筆山の付近に移転させます。」と述べられました。

 しかし15万人とも言われる高知市の低地の市街地(下知地域)の長期浸水対策などには言及が全くなく、「全く高知市として何もしていない。」のが現状です。
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 山本宮古市長の講演が始まりました。滑舌は爽やかでとてもわかりやすい話し方でした。
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 まずは東日本大震災の宮古市庁舎前の東日本大震災時の映像を見せていただきました。沖合から大津波が陸地に迫っていますが、海岸沿いの堤防で見えないために、自転車や車が走行しています。
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「海は青いものですが、津波は海底のヘドロを巻き込むため真っ黒い水の壁でした。当時市庁舎の屋上からは海の様子が見えますので、大声で職員たちは通行されている人に、高台へ逃げろ!!津波が来る!!と叫んでいました。」
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 宮古市役所前は津波で浸水。市役所1階も津波で破壊されていました。

「三陸地方は、30年以内に80%の確率で地震が起き、大津波が来ると予想されていて、準備もしていましたが、宮古市で517人が亡くなりました。高知でも同様に30年以内に80%の確率で南海地震が起きると言われています。事前の準備は必要です。」
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 山本市長は印象に残る言葉を言われました。

「津波が襲ってくるのではない。津波が来るところに市民が住んでいるのです。」。ハワイの宗教者の言葉であるそうですが、低地の海がすぐ近くの高知市二葉町等の下知地区。まさにそうでありますね。本来人が住んではいけないところに、私たちは住んでいますから。でも個人では高台へ移転すら出来ません。土地が売れないから自力移転はもはや事実上不可能です。
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 山本市長は、「大声で津波が来るぞ、早く高い所へ逃げろ!!」と勇気を持って大声を張り上げることを習慣化してください。黙々と自分たちだけが逃げるんではなく、大声で他の人にも知らせてください。」とても大事なことと思いました。

 山本市長は田老の出身。自宅も田老にありました。大津波は田老の二重の高さ10Mの防潮堤を超え住宅街を襲いました。市長の自宅も被害を受け、避難所生活もされたそうです。
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「慶長の大津波は1611年。400年後に東日本大震災の大津波が来ました。歴史に学ぶと言うことも必要です。災害を経験した人の話を普段からしっかりと聞いて、先人の教えを学ぶことも大事です。」

「地震津波で亡くなってはいけません。人間生きてさえいれば、様々な可能性があります。」

「ヘルメットやライフジャケット(救命胴衣)は常に着用できるようにしておきましょう。」

「自分で自力で逃げる人は、津波てんでんこ。自力で逃げれない人をどうするのか考えてください。」

「消防部署は、津波到達予定時間の10分から15分前に救助を打ち切り避難することにしました。ルールをきちんとこしらえました。」
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「トイレは大事です。避難用リックの中にも携帯用トイレを準備しておいてください、」

「道路の確保は大事です。ヘリが降りる場所の確保も、支援物資や怪我人の輸送などで必要です。」

 また山本市長は地域コミュニティの重要性を強調されました。

「災害直後も、避難所生活も地域コミュニティは大事です。地域コミュニティがしっかりしているところは、再建・再興が早いです。避難所運営も地域コミュニティが主導した地域は復興が早くなっています。市として自主防災会の活動の支援を行っています。」

 大変わかりやすい講演会でした。現実の体験にもどづかれていますし、宮古市の復興・復旧の先頭に立って指揮されておられるトップ・リーダーの気概を感じました。

 質問をさせていただきました。

質問「お話の中で3件間は元へ戻していく時期。次の3年間は再生期間。そして3年間は発展期とされています。多くの自治体で身の丈以上の復興事業をやり続けていますが、宮古市は大丈夫ですか?神戸市長田区などは、6000億以上の復興事業が行われましたが、町は寂れ、人口流失しています。

 住民と市との合意形成はきちんとされたのでしょうか?」
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回答「高台の防災集団移転事業と、住宅を建てることの出来ない危険地域の指定は、市民と何度も話し合い決めて行きました。まちの規模や将来像を見据えながら住民との意見交換を何度も繰り返しました。」

 地域コミュニティ重視ということを市長自らが常に言われていますので、きちんとそのあたりはされておられると理解しました。

救援は海からやってくる

、講演終了後名刺交換し、少し話をしました。海に近い海抜0メートルの高知市下知地域の現状を手短に説明しました。山本市長はこう言われました。

「皆さん救援は陸上とばかり考えられていますが、海からの救援を是非念頭に置いてください。海上自衛隊の輸送艦は、あらゆる事態に対応できる装備があります。偵察ヘリも2機搭載しています。
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 海上保安庁や大型商船なども救命艇として活用することは高知市も考えるべきです。」と言われました。なるほどと思いました。

 横田政道さんが「国際信号旗」を避難所で活用しようと言うことも、救援支援は下知は海からを想定しているからですね。自分たちのやっていることは間違っていないことが良く理解できました。大変有益な防災講演会でした。
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 「地域コミュニティの重視」と「救援は海からやってくる」ことを学び、ました。最近落ち込んでいましたが、元気を与えていただきました。


 

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2015.12.06

どん曇りの夜須の海

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 今朝は下知婦人消防クラブ主催の餅つきとロードレースを見学していましたので、出発が遅くなり、夜須へ着くと11時を過ぎていました。とり急ぎぎ装(ヨットの組み立て)をし、ウエット・スーツに着替えました。
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 天気予報では雨は降らないがどん曇りの予報。風は弱く無風ではありませんが、強くはありません。下手くそなシニア・ヨットクラブには丁度です。ランチのサンドイッチもおむすびもヨットに積み込み出艇しました。
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 海上では高知大学ヨット部や、ジュニア・ヨットクラブの中学・高校生たちが合同練習していました。海上にブイを浮かべ回航練習やスタート練習をしています。海の上で昼食をとりました。
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 どん曇りで風が弱いので、早めに引き揚げました。家内から「スーパーが8倍だから戻るように」との指示もあったこともありました。
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 この時期に風が弱いというのも暖冬なのかもしれないですね。
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 帰り際にやすらき市でミカンを買いました。夜須はミカンの産地です。山北みかんですから。見かけは悪くともおいしいミカンです。

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餅つきと高新・ロードレース


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 2015年12月6日は、下知消防分団屯所にて、下知婦人消防クラブ主催の餅つきが行われていました。親子ずれの人達が餅つきを楽しんでいました。また婦人消防クラブの皆様がお餅を丸めていました。
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 同じ時間帯に高新・ロードレースが通過していました。白バイが先導し、国道を走って行きます。選手ともなれば早いものですね。
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 今日はどん曇りですが、夜須へ行くことにしました。スタートが遅いので、街テラスのローソンでおむすびとサンドイッチを昼食として購入しました。

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第2回受援力向上セミナー

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 2015年12月11日は「第2回受援力向上セミナー」です。講師は西田政雄さん(防災寺小屋主宰・NPO法人高知減災ネットワーク理事)です。

 今回のテーマは「行政に求められる受援力」です。

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2015.12.05

沖縄県人会・高知へ行っておりました。

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 家内が沖縄県那覇市の出身(県立那覇高校)と言うこともあり、高知市はりまや町丁目のレストラン・ボウ・ドォ・フェにて沖縄県人会高知が開催されました。
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 昨年は葉牡丹でしたので、ある意味落差は大きい。96歳の父と90歳の母に留守番を依頼していましたので早めに戻りました。

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父のリハビリゴルフ


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 月曜日に風邪の症状が出た父(96歳)。植田一穂先生と横田哲夫先生の許可がでましたので、リハビリ・ゴルフに付き添いました。途中大橋通りラビータの温度表示は6度。このところ1番寒い。

 ゴルフの打席は午前中は風が吹かないし、日差しがありますので暖かい。いつものように自己流の体操をして球を打ちます。休み休みで125発打ちました。
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一時球が出ない故障もありました。
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 風邪も回復しました。階段昇降はやはり超高齢になってきたので、しんどそうです。やはり常に筋トレをしていないと身体機能は維持できません。
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懐かしいフィンガー・チョコレート

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昔はどのスーパーにも置いていた「フィンガー・チョコレート」。高知スーパーで売っていました。それが最近どこのスーパーにも置いてありません。

 それが最近丸池町にできた禿鷹ディスカウント・ドラックストアに置いてありました。カバヤ製でした。それだけで嬉しかったです。
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2015.12.04

両親のケアでせわしい1日でした。


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 完全な冬型の気圧配置になりました。西の空は雪雲が見えています。父(96歳)は、植田医院で診察と点滴をしました。
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「風邪は治っていますね。消炎反応もないし。屋外の打ち放し運動も、飲酒もOKです。」とのことです。点滴が終わりますといの町役場へ一緒に行きました。いの町は雨になってました。
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 用件はマイナンバーの受け取り。現在私と一緒に高知市に住んではいますが、住民票はいの町ですから。転送はしないので、本人が窓口へ行かないといけないですから。めんどくさい事この上ない。国民各位のなんのメリットがあるのかわかりませんね。いの町役場は新築され綺麗になってました。
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午後からは母(90歳)を連れて、はりまや橋商店街へいきました。まずいつもの魚の棚商店街のコロッケ・ひろっちゃんで、夕飯用に「かつおふんだんコロッケ」を購入しました。

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 谷ひろ子さんのお店では、寒いのでチョコレートケーキを購入しました。
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 山岡さんのお店で暖かいぜんざいを母と一緒に食べました。今日は冬型で本当に寒い。
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 寒いのでテントの中で活き活き100歳体操の準備をして椅子を並べました。たくさん来ないだろうと思っていましたら、15人の参加がありました。寒さに負けず皆さんお元気です。
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 横田政道さんが寄っていただき、コーヒーを御馳走になりました。
 終わると事務へ戻り父(96歳)と合流し、横田胃腸科内科へ行きました。特に両親とも医学的な問題はありません。血圧も父が132-62、母が134-78で2人とも上等。わたしより健康です。(ストレスまみれで最近血圧上昇気味ですので)
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 年末とお正月を挟むので、2人とも40人分の薬をもらいました。今日は両親のケアで1日奔走していました。無事に終わってなによりでした。

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市民とつくる防災フォーラム

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 2015年の「市民とつくる防災フォーラム」は、より実践的な内容で、12月13日(日曜日)に、高知市安心センターにて開催されます。

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2015.12.03

減災エンス塾を聴講しました。

 2015年11月23日は会長からの案内もあり、「減災エンス塾」へ行きました。

 減災エンス塾は、JAMSTEC(国立研究開発法人海洋研究開発機構)の主催で定員が20人。事前申し込みが必要とありましたが、席がなければ片隅で聴講できればの想いで、雨でしたので電車で行くことにしました。

 そしたら電車で坂本茂雄さんや横田政道さん、大崎修二さん達に会いました。「高知大学朝倉キャンパスでの耕活(災害食自給活動・市民農園づくり)に行かれるとか。

 会場は城西公園北側にある寺田虎彦記念館。高知にゆかりのある物理学者であり、夏目漱石の弟子で文学者でもあった人。風情のある和室での講演会でした。その会場には、中岡久幸さんや宮本哲夫さんも来られていました。
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 講師は金田善行氏(名古屋大学・特任教授・減災連携研究センター)でした。金田氏は3年ほど前にJAMSTEC(国立研究開発法人海洋研究開発機構)の研究員時代に、」高知市下知地域をまち歩きをされ、TBS系の番組「夢の扉」に出演されていました。確かスーパーコンピューターを屈指し、被害予測を行い、減災に役立てると言うものです。

 さて講演ですが、スーパーコンピューターを屈指し、ビックデーターを活用したものでした。大きな話から入りました。巨大地震は環太平洋周辺で発生しています。近年北米大陸沿岸部の巨大地震の発生がないのは不気味であるとの事でした。
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 4つのプレートがぶつかり合う日本列島周辺では、地震活動が盛んであり火山活動も盛んである。過去の地震・噴火の記録でも。30年ぐらいの間に東北地震・首都圏直下、内陸型地震・南海トラフ地震・火山の噴火が連動していました。
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 昔の人は大災害の記録を錦絵に残し、石碑に刻み、後世の教訓としていました。
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 南海トラフ巨大地震でこれまでにわかっていることは、「1・100年―200年間感間隔で繰り返し発生」「2・これまで知りえる限りでは、地震規模、発生パターン、発生感覚は異なる。」「3・東南海地震、南海地震はサイクル内で連動」です。

 わからないことや課題は「4・次の南海地震規模や発生パターンは分っていない。」「5・備えの重要性、緊急性」

 広域が連携した地震の研究は不断に行われています。南海トラフ地震発生サイクルシュミレーションは繰り返し研究されています。

 ある地域をモデルにした3次元津波襲来シュミレーションも作成されています。
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 高知市の3次元津波シュミレーションも試作はされています。はりまや橋交差点の南から津波が押し寄せてきます。交差点を西に堀詰、大橋通、県庁前まで津波が寄せて来ます。画像が鳥瞰され、高知市の中心街から東部が水没しているようになります。
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 「大規模シュミレーション」では、中心市街地(低地の)にいる10万人が地震発生後高台(北の山)、筆山、五台山、高知城山へ、どのように避難するかがビックデーターを屈指して表現されています。
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 海洋研究開発機構(JAMSTEC)は、南海トラフ地震の被害軽減を目的に、地震・津波の早期検知を可能にする「地震・津波観測監視システム(DONET)の整備をすすめています。それにより予測をたて、支援に入る自衛隊や消防などが支援ルートや、支援方策を既に研究しています。
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 津波を即時に検知する能力を向上させる技術の向上も必要です。

 南海トラフ巨大地震の被害を低減化するためには、調査活動や、複合災害のシュミレーションも必要ですが、それを担う人材の育成も推進しなければなりません。それと同時に社会システムの構築も必要であると金田氏は言われました。
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「個別最適の適応が全体最適とはなりません。企業全体が最適化される状態にされないといけない。」

「幅をもった社会システムの構築が必要である。」

 具体的には

1・冗長性・代替え性をもった対応手段。(どんな状況でも対応できる仕組み作り。バックアップ体制の構築)

2・何が起きても致命的な破壊に至らないしくみづくり

3・粘り強く復元可能なしくみづくり

4・融通が利き順応性を持ったしくみづくり

5・安全・安心を与えるくれるしくみづくり である
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 高知県庁や高知市市役所の災害対策や減災対策は「まったく程遠い」ものです。安心・安全など全くないと言っても過言ではありません。100点満点で言えば20点程度ですね。

 金田氏は「減災科学の概要」として、理学、工学・土木・医学・薬学・地学分野以外に、教育学、心理学、法学、文学、社会学など人文科学系の導入も必要であると言われました。

 それは地域の復旧復興能力は、人の活動が大事であるからです。そして事前対策の必要性も強調されました。

「事前対策と人材育成は、被害の軽減、復旧復興の近道」であります。
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「天災は忘れたる頃来る。日本は地震・津波・火山噴火多発国であり、忘れなくてもこれらは必ず発生する。

 そのため、備えの減災科学の進展、国土強靭化の推進が必要不可欠である。」と述べられました。2時間の講義はあっという間でした。

 DONETという研究が進展しており、かなりの精度で南海地震の概要が解析されるつあります。やはり大事なのは事前の対策。それを個人でも地域でも、企業でもどう実行して行くのか。それが課題であると思いました。参考になる講義でした。
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太平洋から浦戸湾を経由して高知市下知地域に第1波が来るのが地震発生後30分とされています。このシュミレーションでは、津波が来る前に下知地域は地盤が沈下し水没しています。さてどういう対策が考えられるのか知恵の出しどころですね。
 

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2015.12.02

またぐちゃぐちゃに


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 このところ朝から晩まで行商に出ていることがおおいので、事務所を片付けることが出来ない。地域の用事も次々あって情報を整理することができない。ぐちゃぐちゃになっています。

 当然頭の中も同じようにぐちゃぐちゃ。整理ができていません。今年も頑張っては来ましたが、なかなか事態が改善はされません。焦りもあります。

 やっている作業が外出で中断されたりしますと、「どこへ行ったのか」わからなくなります。同時並行して4つの現場をかけ持っている建設現場監督状態に。でも現実の現場監督はうまくやり切りますが、私の場合はやりきれないでいます。

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2015.12.01

水木しげるさんのご冥福をお祈りします


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 妖怪漫画家の水木しげるさんが昨日93歳で他界されました。とても存在感のある漫画家であっただけにご逝去は残念ですね。作品から不気味な印象もあった水木しげるさんですが、2010年の「ゲゲゲの女房」で取り上げられたこともあり、再ブレークしましたね。

 アンパンマンの作者のやなせたかしさん同様に、兵士として戦地へ行かされ、生きのびた人だけに、作風の中に、骨があり平和を嘆願する気持ちの強さが自然体で描かれています。

 今年の8月にビックコミック・オリジナル「戦後70年特別号」にも水木しべげるさんは「人間玉」という濃厚な作品を寄稿されていました。

「「人間玉」という作品は、水木自身の戦争体験に基づき描かれています。輸送船の船底に詰め込まれた兵士たちが南方戦線に送り込まれる様子が克明に描かれています。

 旧日本軍は兵站を軽視したがために、輸送船は米軍の攻撃で大半が沈没しましたS。戦地の日本軍兵士には食料や武器の供給もなく、多くは栄養不良で亡くなりました。

 戦争の馬鹿馬鹿しさ、愚かさを水木しげるさんは多く描かれていました。ご自身も爆撃で片腕を失っています。片腕1本で漫画家でのし上がりました。1つの世界をこしらえた人ですね。

 戦後70年に愚かな戦争を熟知していた水木さんが亡くなりました。再び日本を戦争に巻き込もうと言う輩の者たちの声が大きいようですが、「とんでもない」お話であることは、水木さんの作品を一読すれば理解することが出来る筈です。

 心よりご冥福を申し上げます。

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悔しさを胸に仕事に打ち込もう

 2015年11月19日に5年ぶりに今治市大西町の来島どっく支線の鉄塔を視察に行きました。そしたらショックです。いつのまにか他社の塗料で再塗装されていました。

 1985年の暑い中で立会し塗装した現場でした。

 http://www.nc-21.co.jp/case/cat46/000128.html

 その後事後経過観察をしていて、25年目の報告もしました。

 http://www.nc-21.co.jp/case/cat46/000231.html

 健全に塗膜は消耗され、剥げたり捲れたり、錆びたりは全くしていませんでした。ああそれなのに他社の塗料で再塗装されるなんて。悔しいです。

 己の非力さ、至らなさを反省して30年前の馬力を想いだし、再挑戦して行きます。自信をもった良い防錆塗料です。絶対にみんな採用してくれると信じます。

 折れそうになりましたが気を取り直します。

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