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2016.01.25

広報下知減災 1月号が発刊されました

 下知地区減災連絡会の広報紙「広報下知減災 2016年1月号 第11号」が発刊されました。編集・発行は事務局長の坂本茂雄さんです。年末年始のご多忙のなか作成いただきありがとうございました。

 今回の紙面には「内閣府のモデル事業である地区防災計画」の第3回検討会(12月17日実施)の報告記事が1面から2面に掲載されています。いよいよ最終回の第4回目は1月26日に行われます。
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 「事前復興計画」のキーワードは「子供」「未来」「繋がり」です。これをベースに下知地区事前復興計画のコンセプト(全体の元となるおおまかな考え方・全体の元となる基本的な考え方・根本的な思想)を構築する作業が今年の目標です。

 いわば下知地区のまちづくりのテーマであり、何をもって下知を復興するのかを住民発意でこしらえて確立することに最大の意味があるのです。簡単なことではありませんが、ここが1番「肝心要」のことであると思います。

 また2面から3面にかけましては、11月29日に実施されました下知地区防災訓練では、「状況付与型・避難所開設・運営訓練」を行いました。その経験や失敗が、「想定外」を「想定内」にすることがとても良く理解できました。
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 今年は昭和南海地震(1944年12月21日)から70年目。各単位自主防災会も連携してより深化した下知地区総合防災訓練を実施したいものです。

4面は10月11日に遠く宮城県石巻市から来ていただきました今野清喜さん(石巻市東湊地区まちづくり協議会代表世話役)の講演会がありました。実体験された津波とその後の避難所の運営の体験談は、身につまされました。

「亡くなられた人の多くが普段から近所付き合いも希薄で、防災訓練に参加しなかった方が多かった。」と言われました。私たち下知地区減災連絡会の減災活動や、」二葉町自主防災会の活動は、まだまだ地域全体に浸透しているとは言えないからです。

 「正しい情報を住民各位に伝達する」ことぐらいしか自主防災会は出来ません。今年は多様な方法手段で伝達したいと思いました。
 

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