「海抜0メートル島」の耐震護岸工事
高知市下知地域は、「海抜0メートルの島」なんですね。東は久万川(浦戸湾)、西は新堀川、北は江ノ口川、南は堀川・鏡川に囲まれた低地の島です。堤防に囲まれているので、ドライエリアになっているだけです。
大地震や津波で堤防が決壊すれば、1946年の昭和南海地震同様に地域全体は水没します。70年前の荒れ地や沼地、畑や池は埋め立てられ、市街地になっています。土地が耐震地盤になっているわけでも、5M隆起したわけでもありません。
県港湾課が国の補助を受け、インプラント工法とか言って、堤防に2枚に矢板を油圧で地面に押し込んで、今の高潮堤防を強化する工事をやっています。液状化防止対策で、堤防が地震で倒壊しない、仮に津波が来てオーバーフローされても、引き波で倒壊しない堤防らしいです。果たしてどれくらいの効果があるのかどうかはわかりません。
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