坂本茂雄県議の一問一答です
2016年3月7日はは午後から高知市役所に所用が。その後城西公園で。詩人槇村浩の石碑を探しようやく見つけました。その後高知県議会の予算委員会を傍聴しました。地元代表の県議である坂本茂雄さんの一問一答の質疑がありました。
まずは「南海トラフ地震対策について」でした。
長期浸水が心配される高知市市街地(下知地区など)に対して、調査のアンケートを実施するが、その場合は地元自主防災会などの意見も徴集し、検討会への参加をさせるべきである。
また要支援者名簿は、個人情報ではあるが、本人の同意があった場合は、自主防災会や、マンション管理組合にも開示すべきではないか。場合においては事前の開示すべきではないかと質しました。
危機管理部長が回答。「長期浸水エリアについてはより多くの住民の意見も配慮します。要支援者名簿の開示については慎重に検討中である。
また坂本氏が「地区防災計画を高知県下で取り組んでいるのは高知市下知地区と黒潮町だけです。兵庫県などは地区防災計画を積極的に取り入れています。高知県はより前へ出てほしい。」と言われました。
危機管理部長は「検討中である」に留まりました。
「憲法における緊急事態状況の必要性について」は、坂本茂雄氏は「現行法の枠内で十分に対応できます。緊急事態要項をあらたにつくる必要性はない。」と知事を糺しました。
知事は「緊急事態、国家存亡の危機になる大災害時は、国会が機能しないことも想定できる。それゆえそういう事態になった場合の「緊急事態法」は必要であるとの見解を示しました。
「観光振興における宿泊施設のバリヤフリー化について」について観光振興部長に質問されました。
4年前に対して33施設が45施設が対応しています。4年前より増えています。」との回答。坂本さんは「ユニバーサル・ツーリズム」の概念を観光当局や観光業界は理解し、実践すべきだと言われました。
仕事の合間に傍聴し、走り書きをしました。やりとりを正確に再現しているのかは正直自信がありません。
地区防災計画や事前復興計画で土木部長の答弁を坂本さんは引き出されています。しかしながら聞いていて県土木部長の観点は「上から目線」であくまで「住民を指導する」「市町村が指導するので、市町村職員を県が指導する」という相川図の上意下竜の思想に染まっています。
これでは本来の市民参加型の地区防災計画ではありません。このたりの「勘違い」を指摘し続けてください。
地区防災計画や事前復興計画で土木部長の答弁を坂本さんは引き出されています。しかしながら聞いていて県土木部長の観点は「上から目線」であくまで「住民を指導する」「市町村が指導するので、市町村職員を県が指導する」という相川図の上意下竜の思想に染まっています。
これでは本来の市民参加型の地区防災計画ではありません。このたりの「勘違い」を指摘し続けてください。
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