高知ホタルプロジェクト1年目が完工しました。
HOTARUプロジェクトとは,東日本大震災被災地である東北地方の復興支援の一環として,避難場所に迅速かつ円滑に避難する体制を強化することを目的とし,J.S.Foundationが地方自治体などを対象に津波避難誘導灯を寄附してきました。
東日本大震災以降、東北3県(岩手・宮城・福島)の各施設に数百基の誘導灯を設置する活動をされてきました。宮城県名取市閖上(ゆりあげ)地区にある日和山にも3基設置されています。J.S.Foundationのホームページのトップページの写真は閖上地区の日和山のものです。
平成26年4月に、(株)デューク,(株)四国舞台テレビ照明より、「南海トラフ巨大地震が迫っている高知に避難誘導灯(工事込)で寄付っしたいという申し入れが下知減災連絡会にありました。下知地区減災連絡会として、真摯に高知市側へ橋渡しを行いました。しかし市役所側が受け入れるスキーム作りに手間取り、具体的なスタートが出来たのは約1年後の平成27年2月からスタートすることになりました。
平成28年3月までに(株)デューク,(株)四国舞台テレビ照明とJ.S.Foundation合わせて70基(2,000万円相当)の津波施設への避難誘導灯(誘導灯機材と工事費込)を高知市に寄附していただきました。夜間停電になっても、もよりの津波避難施設に安全に誘導できます。
2016年4月28日は、午後7時より高知市知寄町2丁目にあるパチンコタマイの津波避難ビル(立体駐車場)にて、高知ホタルプロジェクトの概要説明を報道関係者を集めて行われました、施設管理者であるパチンコタマイの武井裕彦氏[安全警備室室長)と楠瀬千絵氏(総務課主任)、地域住民代表で東雲町防災会喜多泰之会長と東雲町町内会長崎章会長、寄贈者である株式会社デューク宮垣睦男会長と株式会社四国舞台テレビ照明の武内敦取締役営業部部長が出席されました。
事業の概要説明は、高知市災害対策部地域防災推進課の山本美咲氏が行いました。
事業内容が新聞やテレビなどの報道媒体で説明されることにより、事業が県民各位に理解され、また寄贈を申し入れる企業・団体が現れることにも期待したいです。
「善意の灯り」はとても明るいです。真っ暗に停電時に威力を発揮することになります。(株)デュークさん,(株)四国舞台テレビ照明さんとJ.S.Foundationさん 本当にありがとうございました。
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