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2016.05.21

藁工ミュージアムでの講演会へ行きました。


 
 先週金曜日(5月13日)も藁工ミュージアムの講演会へ行きました.伊地知裕子さんの「コミュニティ・アート」の話は地域でのまちづくりに大変参考になりました

 2016年5月18日の講演会は「ART=アート」と「GENSAI=減災」です。講師は大槻知史さん(高知大学地域協働学部准教授)です。Federica Ionta(フェデリカ・イオンタ)さん(イタリア・サッサリ大学 建築デザイン・計画学科 3年生)です。ファシリテーターは藤岡武洋さん(シアターTACOGURA代表、NPO蛸蔵理事)です。
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 先週のコミュニティ・アートは大変興味がありました。またそれとは別に「下知の防災・減災意識を高めるために藁工ミュージアムに集うアートな人たちと連携できないものかと、意見交換も先週行いました。そういう「前置き」があって今日の講演会と意見交換会に参加しました。20人ぐらい集まっていました。

 最初に大槻知史さんの講演がありました。
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「まず参加された皆さんに床に座っていただきました。まさにこれが災害が起きた時の避難所と同じですね。防災畳(プラすチックとウレタンを貼り合わせた人工畳)と段ボールの上に座って話を聞いてください。」という「つかみ」から大槻先生の話は始まりました。以下大槻知史さんのお話の断片を記述します。

「災害は社会の抜き打ちテストです。」

「災害は社会のひずみをあからさまにします。」

「可視化されないことが可視化されました。神戸でも東北でも、熊本でも。」

「避難所から追われた障害者の人達が多くおられました。」

 発達障害などの精神障害の人達は、避難所生活になじめず、余震が続く中で被害のあった自宅へ戻るしかなかった。ということです。
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「野外で暮らした施設の入所者。建物が倒壊の危険があり、野外生活を強いられました。」
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「猫が避難所へ入れないため車中泊の人も多い。車を持っていない1人暮らしの高齢者の人達は、結局自宅へ戻られました。」

「避難所でおむすびが配られました。イスラム教徒の人達がいましたが、おむすびの具について聞くことができなかったそうです。(イスラム教では調味料でも豚を使用してはいけないと言う戒律がありますから。)

 大槻さんは熊本地震も支援に行かれたそうです。

「最初は混乱していた避難所も地震後2週間ぐらいしますと避難所運営の体制が出来ていました。強い人は避難所を出て行きますが、弱い人が避難所に残されますね。」

「排除・隔離・無視・我慢の強制をついついやってしまいがち。」

「大切なことは想像力を働かせること。人々それぞれの多様性を認め合うことです。」
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「高知県民が100人としますと。うち25人は65歳以上の高齢者です。9人は1人暮らしです。うち5人は介護を受けています。53人は女性です。12人は14歳以下の子供です。

 6人は障害者手帳を持っています。3人は食物アレルギーを持っています。」

 皆それぞれに立場があり、境遇もちかいます。
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「多様性であることを理解することはとても大事なことです。」

 続いてフェデリカ・イオンタさんの講演になりました。こちらも言葉の断片を拾い集めで来ました。
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「外国人の私からしますと津波避難ビルの位置が皆目わかりません。わかる標識もなにもありません。

「高齢者は手助けが必要です。外国人は「言葉の壁」があり、うまくコミュニケーションがとれません。」
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「1.芸術は私の気持ちを落ち着かせてくれます。

 2.言葉がいりません。

 3。芸術は人の手と心が繋がります。」

「劇場でのパフォーマンスは一時的な者。

 道路のグラフィックは永久的なものとなります。」


「ブラジルの都市部のスラム街。住民に地域を誇るために、多数の住民も参加し家屋をペイントしました。
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 フェデリカ・イオンタさんはまだ若いのに堂々とした説明でした。フェデリカ・イオンタさんがお話されることを。大槻知史さんが通訳をしていただきました。
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 話を聞いていて、先週聴講した「コミュニティ・アートの概念」に抵触するところがありますね。
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 参加者から意見が出されました。

「どこへ逃げたらいいかと万人が理解できる仕掛けは必要です。例えば皆が歌を歌う。声がする方に逃げればよい。という判断が出来ればいいですね。」

「私は明るい絵を描きたいです。明るい絵で人々に希望を与えたい。」

 私の方からはこう申し上げました。

「今下知地域では下知地区減災連絡会が地区防災計画を検討しています。下知地区では「事前復興計画になりました。そして「下知が幸せになる物語をこしらえる」ことが目標です。

 地域防災活動をし、避難訓練や講演会を開催しましても参加するのは年配者が中心です。若い現役世代の人達は参加しない。うまく情報が伝達されていません。

 そのあたりアートの力で、異なる世代間のコミュニケーションが出来たらいいなと思っています。」と言いました。

 防災講演と意見交換会でしたが、アートの場所で開催しますと、雰囲気も異なっている者であると感心しました。是非ともアートの人達も7月から始まる下知地区防災計画=事前復興計画のワークショップなどへ参加していただきたいと切に思います。

 今回の企画を実現いただきました藁工ミュージアムと蛸蔵の皆様に感謝です。

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