防災を地域のたしなみや文化に
「事前にやれることは全部やる。防災を地域のたしなみや文化に」。朝日新聞全国版3面には、先日取材いただきました朝日新聞の佐々木英輔記者の記事が掲載されています。
「防災を地域のたしなみや文化に」という言葉は、私のでは独創ありません。10年ほど前から南海トラフ地震に対する備えを説いていた岡村眞高知大学特任教授が、いつも言われていました。
東日本大震災で実証された子供たちの行動。「釜石の奇跡」も片田教授(群馬大学教授)の10年間の実践あればこその事例です。
火山があれば温泉の恵みもある。観光地になり人が集まる。でも噴火の危険性もある。温泉と言う恩恵もあります。高知市下知地区も同じです。高知駅にも高知空港へも高知自動車道路にも、中心市街地にも下知地区は近くで便利です。
国道56号線と33号線が下知地区内で交差し、交通の要でもあります。その反面下知地域全体が海抜0メートルであり、海に隣接しています。
この下知地域に住む限りは、見出しにあるように「事前にやれることは全部やる。防災を地域のたしなみや文化に」することです。そのために下知地区防災計画=下知地区事前復興まちづくり計画があり、下知が幸せになるまちづくりを実践していくことです。
(1946年12月21日の昭和南海地震では高知市下知地域は地盤が1M沈下し、土盛り土堤防が崩壊し、下知地域全域が水没しました。
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