ワクワク減災力ダンボールハウス・キャンプ&防災クイズ・発表会
2016年10月9日午前10時前に、藁工ミュージアムにある蛸蔵へ行きました。そこでは、昨日から昭和と江陽の小学生(3年生から6年生まで)が20人が蛸蔵スタッフと泊り込み、防災キャンプ(ワクワク減災力ダンボールハウス・キャンプ&防災クイズ)をされていました。
参加された20人の子供たちは、昨夜は蛸蔵へ泊り込み。段ボールを加工して自分の寝室を作成し宿泊。朝は6時にラジオ体操をしたそうです。昨夜は防災・減災についていろいろ議論をしたそうです。
その発表会がありました。1から4までの班に分かれそれぞれの課題についての発表でした。
1グループは「家具の固定の大事さ」についてです。家具を固定しないと怪我したり、出口を塞いだりして、次の避難行動が出来ない事を寸劇で表現していました。
2番目のグループは「率先避難の大事さ」です。地震発生後何をするのか。携帯を見るのか、避難袋を探すのか。下知地区では真っ先に高い建物へ避難することです。
3番目のグループは「避難所思いやりチーム」です。津波避難ビルからようやくドライエリアの避難所へ到着。そこはやかましいし、臭いし、いろんな人がいます。高齢者、障害者、外国人、ペット連れのひと。そのなかで「子供として何が出来るのか」を発表しました。
4番目のグループは「事前の備えで何が大事かを調査するチームです」。家族の落ち合う場所や、町内会の防災訓練に参加することなどが提案されていました。「町内会の防災訓練にも参加する」という言葉に入っていました。
子供たちも頑張っていました。ご父兄も40人くらい来ていました。藁工のスタッフも頑張っていました。
地域には頼もしい存在です。子供たちから親へ波及し、下知地域全体が、「防災は文化であり、たしなみである」ように思い込んでいただいたら幸いです。
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