近森病院・神経内科の診察
2016年11月16日は、父(97歳)の主治医である横田哲夫先生(横田胃腸科内科)に紹介状を書いていただき、近森病院の内科神経科の楠目大輔先生に診察を受けました。目的は父の言動が、最近おかしいと思われることがあるので、認知症ではないかとの診断を受けに行きました。
近森病院は4年ぶり。本館と外来病棟が3階で、繋がっていますし、館内にセブンイレブンが開業しているし、以前入り巨大化して様変わりです。外来病棟から100Mほど離れた本館の駐車場に車を入れて、父と歩いて行きました。
受付もロビーもまるでホテルのようです。内科の受付には電光表示され、、診察順番が表示されています。紹介状での診察なので、長時間待たされることもなく診察を受けることができました。
先に問診票に記入し、自動血圧測定器で父の血圧を測定。150-70と植田医院や横田胃腸科内科での測定よりは高めの数字でした。ほどなく順番を呼ばれ診察しました。
「今日は何のために診察に来たのですか?」と楠目先生に言われました。
「父の言動が最近なんとなくおかしいと思ったからです。」と答えました。
「今日は何月何日ですか?ここはどこですか?」と父に質問します。父はとっさに答えれません。次に先生の人差し指と父の人差し指を突き合わすことを指示されますと出来ました。
「100引く7はいくつですか?」と質問されても回答できません。
「桜・電車・猫」と言いまして、すぐに言ってくださいと言われても回答できません。」
これらはよく認知症の判定に使用される長谷川式のテストです。
https://info.ninchisho.net/check
楠目先生の質問にかろうじて回答できたのは「今日は何月何日」ぐらいでした。父は質問の意味も半分ぐらいしか理解できません。回答も正確さは殆どありません。
生活全般の質問もされました。
「散歩に出掛けられて自宅へ戻って来れますか?」に対しては私は「戻って来ます」と言いました。
「自宅へ戻って来れるのならアルツハイマー型認知症ではないですね。」とのことでした。
私が「毎週週刊現代を私が購入してきますと読んでいます。そのなかでクイズは自分で回答し、ハガキを出しています。また袋とじのグラビアのページも物差しで開封しています。」と言いました。
「ちゃんと記事を読めるのならいいことです。また袋とじを物差しで開封できる能力が残存しています。道具を使用できる能力です。」と言われました。
結論は「年相応の認知症。いわゆるまだらボケ。あえてMRIの検査をして、抑制のス薬を服薬する必要性もないとは思います。」とのこと。
ということはこのまま治療する必要性もなく、このまま見守ってください。とのことでした。
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