2017年3月2日にJICA研修生との意見交換会
2016年11月18日に、下知コミュニティ・センターにて「JICA課題別研修・コミュニティ防災実施」についての事前打ち合わせが行われました。高知大学からは大槻准教授と中原さん。下知地区減災連絡会事務局長の坂本茂雄さん。下知知己内連携協議会会長の国見俊介さんが出席されていました。完全に打ち合わせ日であることを忘れていて、遅れて参加しました。
それで来年(2017年)3月2日に下知地区での研修と意見交換会をすることになりました。今年9月22日に実施したJICA研修生の皆さんとの交流や意見交換、下知まち歩きが研修生の皆様に好評であったからでした。再度のリクエストが高知大学からありました。
しかも今回はテーマが「コミュニティ防災」です。研修コースの意義と目的には以下のように記述されています。
研修コースの意義と目的
「阪神淡路大震災、東日本大震災を経験した日本ではコミュニティ防災の取り組みが活発化している。発災時、行政の対応(公助)だけでは限界があり、自分の身を努力によって守り(自助)、地域や近隣の人々が互いに協力し合う防災活動への組織的な取り組み(共助)の重要性が認識されたからである。
日本の災害対策の根幹となる災害対策基本法においても、市町村は自主防災組織の充実や、住民の自発的な防災活動の促進を図るように努めなければならない旨規定されている.(第5条第2項)
本研修では、開発途上国の防災担当行政官を招き、コミュニティにおける自助、共助の考えをベースとした自主防災組織活動、地方自治体と住民との関わり、都道府県の役割等についての視察、講義、実習により理解することを目指す。また、学んだ研修成果を自国へどのように応用できるのか話し合い、帰国後の各国の防災対策アクションプランを作成することを目的に実施する。」とあります。
現在下知地域では、「下知地区防災計画=事前復興まちづくり計画」が、昨年度より取り組んでいます。6回の地域全体のワードカフェ実施により意見の取集を計っていて、現在はより細かな町内単位の意見交換会を実施しています。
都市部のコミュニティが衰退している地域をいかに再生し、「災害にも強い魅力的なコミュニティ下知」をこしらえようと取り組んでいるにで、現在の状況を発表し、優秀な国家官僚の防災担当官と意見交換ができることは、ローカルの1住民とすれば幸運です。
じっくり考え取り組んでみたいと思います。
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