総理大臣夫人の絶大なる権力についての考察
あるメールマガジンの投稿記事です。この記事の文章に記述している箇所には納得できる部分があります。ファシスト小学校森友学園をめぐる本質に迫っていると思います。
http://www.mag2.com/p/news/244626(まぐまぐ・ニュース)
まずは総理大臣夫人・昭恵さんの「絶大な権力」について
「昭恵夫人の秘書役からの問い合わせだからこそ官僚が動いた証拠」とし、「昭恵夫人は無自覚なうちに強大な権力の一部として動いてしまっていた」と結論づけています。」
選挙で選ばれているわけでもなんでもない総理大臣夫人の「絶大なる権力」を見せつけた事件でした。
それでは、日本国憲法を無視し、教育基本法を無視したファシスト小学校が何故21世紀の今の時代に設立されようとしたのか?そのあたりの解説も面白い。
「戦前の道徳や皇国精神の復活を声高に唱え、やれ愛国だ、反日だと、人を色分けして同調者を集めることにより、なんらかの利益を得ようとする「保守ビジネス」がはびこりはじめたのはいつの頃からだろうか。
おそらくインターネットが普及し、ネトウヨなる排外的娯楽主義者が増殖していくにしたがい、保守マーケットが拡大していったのだろう。」
「森友学園が今のように極右的な教育方針に転向したのも1995年1月に先代の理事長、森友寛氏が亡くなって以降のことらしい。
現理事長、籠池泰典氏は総理大臣の夫人を愛国小学校開設の仲間とすることで、国のトップとの関係をとり結び、その名のもとに多額の寄付金を集めて学校を運営しようと画策した。そのかいあって一時は「神風」が吹いたものの、最後は自身が特攻隊のようになって砕け散った。」
もはや「失うものが何もない」状態の籠池氏の国会での証言は迫力があり、真実性があるようにも思えました。
「それゆえにこそ、あの証人喚問には、新事実への期待感があった。彼にはほとんど失うものがなくなったからだ。東京都の百条委員会の証人たちとは違う。
籠池氏の口から飛び出した最も印象的な証言は、「内閣総理大臣夫人付」なる国家公務員が、森友学園に送ったFAX文書の存在だった。「妻や私が関わっていたのなら総理大臣はもとより国会議員を辞めますよ」と見栄を切った安倍首相の足元を揺るがしかねない中身である。」
総理大臣夫人の絶大な権力を示した事例も記事には紹介されています。
「最近、あちこちのメディアで紹介されているが、公益社団法人「日本国際民間協力会」で理事をつとめる京大名誉教授が、ケニアにエコトイレを広める事業の補助金を外務省に交渉したものの埒が明かず、思い切って昭恵夫人に会って話をしたら、たちまち8,000万円の予算がついたという。
あらためて権力というものの凄さを思い知らされる。いまや、自民党内にかつてのような実力者は影をひそめ、安倍官邸に気に入られようとする輩ばかりである。
霞が関官僚もそんな状況の中では、大局的視点がますます抜け落ち、安倍首相とその周辺にばかり気を遣っているのではないだろうか。残念ながら、彼らの現実の世界で「公平」ということはないのである。
権力の恩恵に浴したいと欲張った籠池氏が、結局は権力に捨てられ、破滅覚悟で最後の抵抗を試みているのが今の絵柄だ。
昭恵夫人は、無自覚なうちに、強大な権力の一部として動いてしまっていたのである。」
隣国の韓国では朴・クネ大統領の親友の占い師が、大統領を操り、企業に莫大な資金の提供をさせていたとされ、今日朴元大統領まで逮捕・起訴されました。選挙で選ばれない側近が、絶大な権力を行使した事例は、良く似ていますね。
安倍昭恵夫人の国会での証人喚問は、「当たり前」のこととしてすべきでしょう。できるかできないかで、日本の民主主義の「品質」がわかります。
昭恵夫人も、あっからかんと証言すれば
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