父は歯医者へ行きました。
2017年4月10日(月曜)の昼食時に父(97歳)の歯の詰め物が外れてしましました。それで歯科医院を13日(水曜)に歯科医院を予約しました。その前日に主治医の植田一穂先生と相談し、父の腎機能に負担をかけない抗生物質をあらかじめ出していただきました。
歯の治療は結構ストレスがかかります。また歯科医院の痛みどめ、化膿止めの薬は、父のように慢性腎不全患者の腎機能に大きな負荷をかけるタイプの薬もあるようです。負荷をかけない薬をあらかじめ父は飲み、歯医者へ行きました。当然歯科医院にも父の薬手帳を見せました。
堀川の満開を過ぎた桜並木を通過して嶋本歯科医院へ行きました。診療室は2階ですが父は元気に階段を登りました。やはりバリヤ・アリーの階段生活をしていますから慣れています。
ほどなく名前を呼ばれ診察室へ入りました。
「取れた歯ですが、基礎となる歯も虫歯ですので、うまく接着はできません。周囲の虫歯を除去し、セメントで穴を埋める形にします。それで今日の所は歯垢を除去し、歯磨きもして、表面にフッ素を塗ります。フッ素を塗りますと虫歯予防にもなります。子供にも使用している薬剤で無害です。呑みこんでも大丈夫です。」とのことでした。
30分ほどの治療でしたが父は我慢していました。それで「応急処置」の治療は今日で終了しました。97歳にして殆ど自分の歯があることは実は大変なことのようです。自分の歯で、自分の口で食べ物を食べられるから父は健康でもありますから。
観察していて歯の治療と言うのは土木工事に似ています。小さな削岩機でや電動サンダーで悪い部位を除去し、虫歯予防の薬剤を塗ります。(ラストボンドSGのような患部に浸透して行きます。)。穴はセメント(ニ液混合型エポキシ樹脂)を塗ります。(カーボガード988。ニ液混合型エポキシパテ)を詰めます。
歯垢を落とし、歯磨きをしたあとは、人体に無害なフッ素を歯に塗ります。フッ素樹脂塗料は耐候性に優れていますので上塗り塗装します。
何はともあれ、父の歯の治療が無事に終わって良かったです。私も右下奥の歯茎が炎症を起こしていますので、金曜日の夕方歯医者へ行く予定です。
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