清明と沖縄のお墓
4月4日が「清明」だったようですね。沖縄では親類が一族のお墓の前へあつまり、食事をしたりして、ご先祖を供養します。
今年は沖縄の義父が亡くなってから30年、義母が亡くなってから20年になります。もう10年も沖縄へ行っていないので不義理をしています。お父さん、お母さん申し訳ありません。
家内と結婚した年に沖縄へ行ったときには、義父が私を一族の墓(写真)へ連れて行ってくれました。家は平屋の古家でしたが、お墓は70坪もあり立派でした。
「沖縄では男はまずお墓をつくる。それから家をつくる。先祖供養がなにより大事です。」と義父は話してくれました。9年前にわたしもいの町にお墓をつくりました。僅か1・5坪のお墓です。こしらえてから1週間後に父が脳血管障害で倒れましたが、救急搬送され命は救われ、。今(97歳)で元気に生活しています。生前にお墓をこしらえる効用があったのでしょう。
先祖供養をしていないので、今年はなんとか沖縄のご両親のお墓参りに行きたいものです。
ところで、安倍政権の強引な手法での米軍基地建設が沖縄で進められています。従来の米軍基地は敗戦直後に強引に米軍により接収されつくられたもの。他ならぬ日本政府が強引にこしらえているのが辺野古への基地建設です。観光が主要産業になっている沖縄では、基地建設は大きな痛手になります。
沖縄の「民意」を無視して強引に辺野古に米軍基地を建設する必要はありません。沖縄の自然と人間を冒涜することになります。
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