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2017.06.07

[人生フルーツ」を家内と鑑賞しました。


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 2017年6月2日(金)は夕方7時までに県立美術館ホールへ家内と一緒に行かないといけないので、早めに両親に夕食を取っていただき、薬も飲んで母(91歳)のオムツも変えて寝室へ誘導しないといけないですから。

 さて予想以上に来場者がいましたね。超高齢者夫婦の日常の生活を取材したドキュメント映画が何故人気なのか?
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午後6時半過ぎに車で行きましたので、駐車場が隣の下水処理場の近くでした。ホールも満杯。中庭も満杯状態でした。大西みちるさんに入り口で会いました。松田雅子さんも文旦ブースを出しておられました。主催者の田辺高英さんが上映前にステージで挨拶されていました。

以前も書きましたが、わたしは25年前に津端修一さんに1度だけお会いしたことがあります。おそらく多くの来場者や関係者でもお会いしたことのある人は少ないと思いますね。

 http://dokodemo.cocolog-nifty.com/blog/2017/05/post-324c.html

 その時のお話を25年ぶりに思い出しました。
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「高知県は産業基盤が弱く所得も低い。経済格差があり、暴力団も暗躍している。共産党も根強い。なんかイタリアと似てますよ。」

「イタリヤも経済は駄目だ駄目だと言われているが、実は市民は案外豊かに暮らしているイタリヤは日本のような学歴社会ではない。15歳で職人になり30歳ぐらいで親方になる。量産する製品ではなく、家具や革製品や靴や宝飾品などは高値で売れる。」

「国はつぶれかけていても、国民各位は元気で案外豊かに暮らしているのがイタリアですよ。高知はイタリアに似ているんで、東京を目ざすのではなく、イタリアを目指すべきだ。」といわれました。

 ヨットが趣味で、わたしも下手の横好きですので、講演後の懇親会ではセーリングの話ばかりしていたようです。後日ニューカレドニアでの島めぐりセーリングのお誘いを受けたこともありました。当時は子育て真っ最中でしたので、行けませんでした。行けば人生観が変わっていたでしょう。

 「人生フルーツ」の感想です。

 家内の感想。「本当に仲良しの夫婦ですね。奥さんの料理の上手な事。お菓子もなんでもかんでもつくるんで凄い。」

 私の感想。「孤高な建築家であり、都市計画家。チームプレーが苦手な人。。着想が凄い。マスタープランを実現できる土壌が日本に津端さんが現役時代はなかった。それで300坪の土地を自分が手掛けた高蔵寺ニュータウン内に購入。ささやかな里山を50年かけてこしらえましたね。

 でも最晩年に、九州伊万里の精神病院の建築に活かされたので良かったと思いました。

 ばたばたで駆けつけ、ばたばたで帰りましたので会場風景の写真はありません。関連写真を(以前も投稿しましたが)貼り付けました。

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