市長と語ろう会で何を訴えようか思案中
2017年11月29日(水)は午後18時半から20時半の予定で、下知コミュニティ・センター4階多目的ホールにて「市長と語ろう会 テーマ 南海トラフ地震長期浸水エリアにおける避難対策について」が開催されます。
主催は高知市。窓口は高知市広聴広報課・市長公室です。昨年は沿岸部の大津波襲来予定地区で開催されたようです。今年度はテーマにあるように「南海トラフ地震長期浸水エリアにおける避難対策」での市長と地域住民の意見交換会です。
10年間この海抜0メートルの二葉町にて自主防災会活動をしてきました。やれたこと、やれなかったことがあります。たくさん市長に問いただしたいことはあります。いくつか考えてみました。
1)まずこの一次避難所になっている下知コミュニティ・センターですが、想定3日間、最長7日間の避難所としてしか検討していません。
どこのドライエリアの避難所へ移ることが出来るのか?今の所決まっていることはありますか?また地域コミュニティ保全のため町内会単位で移ることは可能ですか?
2)二葉町は東日本大震災直後から、仁淀川町長者地区との地域間交流を続けて来ました。事前の顔の見える交流を通じて、もしもの時の「疎開」を前提に空き家を借用することや、公民館を借用することも協議してきました。
これは1つのモデル事例です。高知市の山間部、あるいは津波・浸水被害のない地区との連携を下知地区は考えたいし、地域間交流を事前に行いたいと思っています。
この点に関して県や高知市の支援も助言も全くありません。広域避難について高知市長としてどう考えているのか、展望があるのか見解を聞かせていただきたい。
3)下知地区は高齢者も多く、古い昭和56年以前の木造住宅に居住されている人が多数います。経済的な理由で耐震補強も出来ません。そこであらかじめ下知地区には各町内ごとに耐震高層住宅を建設することが出来れば、避難する必要はなく、高齢者も障害を持たれている人もも皆安全に暮らしていけます。
低地の高知市の市街地はそのような再開発が必要であると思います。コンパクトシティと言う都市計画も含め、地域住民の声を集約して地震・津波・浸水に強い下知地域をこしらえて言って頂きたいと思います。
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