「心不全」の意味を初めて知りました。
今日父(98歳)は植田一穂先生に「心不全の疑いが高い」との診断を受けました7年ほど前から植田医院へは「慢性腎不全」の治療で週に3回通院しています。腎臓の数値(クレアチリン・尿素窒素・カリウム]などは小康状態なのに、2週間ぐらい前から、少しの動作で息切れし、足がむくんできました。
それで改めて心不全を調べる血液検査をしたところ、BNPがなんと962.7あり(40以上で心不全の疑い)、心不全との診断をされました。
偶然今朝2017年11月24日の高知新聞13面で「心不全正しく知って ポンプ機能が落ちた状態〇」「死ぬときの病名×」「心臓病の総称×」「学会が改めて定義、啓発 治療法開発へ実態調査も」と見出しにありました。
心不全の定義とは「心臓が悪いために息切れやむくみが起こり、生命を縮める病気」とあります。「心不全とは心臓がポンプ機能を果たせず、血液が滞って血流が低下すること。病名と言うより病態」と記事にありました。
心不全になると100%元に戻らないとか。このあたりは慢性腎不全と同じですね。
「ポンプ機能の低下で全身の臓器の機能が低下。すると心機能や血圧維持のための各種ホルモンが出て、血圧や心拍数を上げるが、それがさらに心臓に負担になって悪循環にが始まる。」と記事にあります。
「5年生存率は25%と低く、がんと同じぐらい重大な病気である。」とのことです。父もいよいよ人生の最終ステージが近づいてきたという事なんでしょうか。現在98歳ですから5年後と言えば103歳。5年生存率は25%。難しいかもしれないですね。
しかし、こうも記事には書いてあります。
「薬剤による治療は、この悪循環を抑制。薬を上手に使うと正常近くに戻ることもあるという。」とのこです。その治療法に期待したいものです。
現在の父の持病となっている慢性腎不全も、在宅治療で頑張っています。腎機能もこの6年間小康状態を保ってきました。「奇跡的」なことであると植田先生は言いました。
父が「心不全」と診断された同じ日に「心不全」に関する記事の特集がありました。偶然です。なにかいいことが起こればいいんですが・・。
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