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2018.01.06

罹災予定地での超高齢者の避難は不可能ではないか

 98歳の慢性腎不全と心不全の父。歩行が困難で3M歩いたら、息切れし休めないと歩けない。手を繋いだりして歩行介助しないと歩行での避難行動は不可能。海抜0メートルで海に隣接する下知地区の二葉町では、徒歩による避難行動は父には無理です。
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 うちの家は鉄骨3階建て(一部は4階建て)。自宅への「籠城」するしかないのかなとも思う。完全に水没し長期浸水するようなので。超高齢者で要支援者はどうすればいいのか正直わかりません。
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 一方身体的には元気ですが「認知症」の母(92歳)。認知症ゆえに熱湯をこぼしてしまいました。こちらの初期対応がまずかったので、火傷で入院する事態に。患部が皮膚の奥深くまで浸透していますのでなかなか完治しません。
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 しかも下知地区は高台は皆無。津波・浸水避難は他人様のビルに階段で駆け上がるしかありません。しかし足腰の弱っている高齢者には至難の業。父には無理です。

 毎日日にち両親の「ダブル介護」に追われていますと、現在の「健常者主体」の避難行動や、避難訓練の在り方にずれを正直感じています。ただ今は「どうすればいいのか」わかりません。回答も持っていません。何とかしないといけないと思います。

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