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2018.01.30

高知市長と語ろう会 弥右衛門

「高知市長と語ろう会」が2018年1月25日午後6時半から、弥右衛門ふれあいセンターにて開催されました。弥右衛門地区の町内会や防災関係者など40人の市民が参加していました。高知市長他副市長2人や関連部局の幹部職員が参加していました。
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 最初に岡﨑誠也高知市長が南海トラフ地震の概要と被害想定、高知市の対策などについての説明がありました。
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 質疑応答や意見交換ではいくつかの意見が出されました。

「弥右衛門地区は新しい住民が多く、マンションなどもたくさんあります。連携がなかなかとれず防災会も町内会も苦戦しています。なかなか防災情報を届けることが出来ません。」

「地区運動会を開催していますが、弥右衛門地区からの参加者が少ないです。小学校PTAチームをこしらえています。なかなか住民に浸透しないことが悩みです。」

「防災訓練で救急救命訓練をしていますが、毎回参加者が少ないのが悩みです。」

「下水道の施設や配管などは耐震化していますか?進捗状況は?」

「企業は環境問題に取り組むと企業イメージ向上が言われています。防災に取り組んだら企業イメージ向上になるような創意工夫が必要であると思います。
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「弥右衛門公園と言う広い公園が整備されています。ペット避難場所になるようにお願いしたい。」

「3月から御座にあるサニーマート流通センターが、南国市久礼田と本部は市内の旭地区の高台へ移転します。大企業は単独で移転は可能ですが、高知市の産業の7割を占める商業者は中小零細企業が大半ですが、何もできないでいます。この状態で地震が来れば多くは廃業します。」


「市内、県内、県外の地域間の事前の相互交流が必要ではないか。」

「弥右衛門地区は新しい街。高知市の都市行政として防災を含めて関与する施策はあるか。」

 高知市側からは、

「浦戸湾3重防護の耐震堤防工事が着実に進展しています。完成まで15年かかりますが完成すればL1想定(昭和南海地震規模)では浸水が殆どない状態になります。」

「下水処理場、下水管の耐震化は着実に進展している。また下知の排水施設も建設が計画されている。」
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「企業のBCPについては県商工労働部が行っている。ノウハウは蓄積されているので問い合わせしてほしい。」

「現役世代の防災組織への参加は急務ですね。スマホDEリレー(スマホ活用の情報伝達手段)も現在開発中。企業の参加も含め一緒に検討したい。」

「救命救急訓練の重要性はよくわかります。阪神大震災の時も、学校で救命訓練を受けていた高校生の娘さんが家具の下敷きになった母親を実際に助けたことがありました。
 高知市では小学校5年生と中学2年生に救命訓練をしています。効果があると思います。」

「弥右衛門公園は、想定津波高よりもやや高い程度です。県立弓道場が避難ビルになっています。ヘリポートも整備しています。ベット同行避難については検討対象です。」
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 断片的な記述になりました。

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